紫微家

夫妻宮の右弼星が表すもの

夫妻宮に右弼星(うひつせい)がある人は、恋愛で、まず雰囲気を整えることに向かいます。話は急がず、怒りは先に冷ましてから。気が利いて、話し合いに応じてくれる相手に惹かれがちです。右弼星は助けの星で、夫妻宮にあれば、ふたりは助け合うのに向いていますが、その助け合いが双方向であることが前提です。

子女壬寅天同兄弟甲辰武曲破軍命乙巳太陽父母丙午天府福徳丁未天機太陰田宅戊申紫微貪狼官禄己酉巨門奴僕庚戌天相遷移辛亥天梁疾厄壬子廉貞七殺財帛身癸丑右弼夫妻宮癸卯火六局命主 武曲 身主 天相陰女
サンプル命盤:右弼が夫妻宮にある例(あなたの命盤ではありません)

右弼星(うひつせい)は生まれ月で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。左輔星と同じ宮に入るのは丑・未の二宮だけです。当サイトの四化表では、右弼星が化科になるのは戊年だけで、化忌にはなりません。

まず相手を落ち着かせてから、自分が安心する

パートナーが外でいやなことがあって帰ってきたとき、話を聞き、気持ちを整えてあげて、眠れるようにしてから、初めてその日が終わったと感じます。週末にぎこちないことを話し合って解消するほうが、突然のサプライズよりも、あなたに合った道です。

けんかで解決することは少なく、先に一歩譲ってから話す習慣があります。相手が頑固でも、席について話そうという気持ちがあれば、あなたは話を真ん中に戻せます。

先に謝るのは、いつもあなた

今回どちらが一線を越えたとしても、最後に頭を下げるのはあなたです。相手は、あなたが後始末をしてくれると学び、親密さは、少しずつあなたひとりの感情労働になっていきます。

外の人も、あなたをパートナーから取り合います。友人の長いメッセージ、家族の伝言、同僚から頼まれた調整が、全部ふたりの夜に入ってきます。パートナーが求めているのはあなたという人で、いつでも当番に入っている仲裁役ではありません。

自分の席も、残しておく

まず自分が疲れたと伝え、それから他人の場を丸く収めます。日常の小さなことは譲ってよいのですが、人前で否定されること、お金の分け方、双方の家族との境界線は、はっきり話します。

「私が話してくる」を「これは自分で話して。私が付き添うから」に変えます。相談しやすいのは長所ですが、あなたの意見も聞いてもらえることが前提です。

夫妻宮の右弼星と、左輔星の入る宮

正月・七月生まれで右弼星が夫妻宮にあるとき、左輔星(さほせい)は官禄宮にあります。パートナーが気持ちの面であなたを支え、あなたは仕事で前に出るという、自然な分担になります。五月・十一月生まれなら、左輔星は命宮にあり、二つの星が兄弟宮を挟みます。あなたもパートナーもきょうだいや同世代とうまく付き合え、家族の集まりには二人そろって顔を出します。

三月・九月生まれなら、左輔星は財帛宮にあり、二つの星が子女宮を挟みます。年下や子どものことは二人で一緒に背負い、親しい人が育児を手伝いに来てくれることもよくあります。

四月生まれで夫妻宮が未にある、または十月生まれで夫妻宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって夫妻宮に入ります。二人の周りには力を貸してくれる人が多く、結婚式、引っ越し、家族の世話で人手に困りませんが、その分、両家からの意見も多くなります。

恋愛に陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が右弼星と一緒に夫妻宮に入ると、二人とも関係を傷つけたくなくて、言うべきことを飲み込み続け、小さなことが話し合えるまで何か月もかかります。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、普段は穏やかなのに、けんかは突然始まり、そのあと急いで仲直りするので、問題が片づかないまま流されがちです。

夫妻宮の主星が化忌になると、恋愛の中で相手の家族や仕事のことがずっと気にかかります。右弼星があると先に譲るのが習慣ですが、この件については、まず自分の考えを言い切ってから一緒に方法を探す価値があります。

夫妻宮に右弼星だけがあると、恋愛は複雑になるのか

夫妻宮に主星がなく右弼星が一つだけあると、恋愛に別の人が入り込みやすく、自分か相手が一途でなくなるのか、とよく聞かれます。当サイトは右弼星を「一人増える」とは読みません。夫妻宮の右弼星が示すのは、恋愛の中であなたが調整し場の空気を気づかう習慣があり、身近な人も二人のことによく関わってくるということです。夫妻宮に主星がないときは、官禄宮の主星を借りて、あなたがどんな人に惹かれるかを見ます。まず、二人で先に決め、それから家族に知らせることを、パートナーと話し合って決めておいてください。