海外運占い:遷移宮でわかる、家を離れたときのあなた

慣れた場所を離れたあと、あなたがどう変わるかは遷移宮でわかります。

遷移宮からこのことを読む

外にいるときのあなたと家にいるときのあなたは、けっこう違うものです。遷移宮が表すのは、慣れた環境を離れたあとの姿です。出張、旅行、よその土地での進学や仕事。どう適応し、何を足場にするかがここに表れます。

天同疾厄乙卯武曲財帛丙辰太陽子女丁巳破軍夫妻戊午天機兄弟己未紫微天府命庚申太陰父母辛酉貪狼福徳身壬戌巨門田宅癸亥廉貞天相官禄甲子天梁奴僕乙丑七殺廟遷移宮甲寅木三局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:遷移宮のマスを表示しています(あなたの命盤ではありません)。

遷移宮が扱うのは、外出、ほかの都市や外国への移動、そして知らないルールの中でどう生きるかです。命宮とは対宮の関係にあり、セットで読みます。命宮は慣れた場所でのあなた、遷移宮は慣れた輪から離れたときに残るあなたです。この二つの差が大きい人は、「落ち着きたい」と「外へ飛び出したい」の間でいつも揺れています。この揺れに気づかないまま海外に出ても、不安を別のタイムゾーンに持ち込むだけです。

主星は、よその土地で何を頼りに生きていくかを表します。太陽星(たいようせい)・貪狼星(どんろうせい)が遷移宮にあれば、外に出ても人とつながれ、知らない人の集まりにもなじめるので、新しい場所に移っても根こそぎ引き抜かれる感じは少ないでしょう。太陰星(たいいんせい)・天同星(てんどうせい)なら、よその土地にいても帰って一息つける拠点がほしく、ホームシックや気持ちの消耗がまず試練になります。武曲星(ぶごくせい)・七殺星(しちさつせい)なら、実力と専門性で道を切り開き、ものごとを背負えますが、孤軍奮闘になりがちです。天府星(てんぷせい)・天相星(てんそうせい)なら、制度と体面を重んじ、在留資格・ビザ・法律が不安定になると強い不安を感じます。

破軍星(はぐんせい)が遷移宮にあれば、国内にじっとしていられず、都市や国を移ることがむしろ日常になります。天機星(てんきせい)なら、よその土地での動きが多く出張も頻繁ですが、考えが多すぎて一か所に根を下ろしにくい点に注意が必要です。巨門星(こもんせい)なら、言葉と文化のコミュニケーションが主な戦場で、異文化とのすれ違いを自分への攻撃と受け取りやすいところがあります。

大限は流年より重要です。大限が遷移宮を通る10年は、生活の重心と試練がもともとよその土地にあるので、外に出るのは流れに乗るようなものです。大限が官禄宮や父母宮を通るなら、重点は職業資格、身分を証明する書類、ビザといった手続きの線にあります。流年が扱うのは特定の年の機会と時期だけで、一つの場所に根を下ろせるかを決めるのは大限です。

遷移宮が良いということは、よその土地になじむのが早いということで、必ず海外に出るべきだという意味でも、海外に出れば成功するという意味でもありません。収入は官禄宮と財帛宮の領分です。