夫妻宮の天魁星が表すもの
夫妻宮に天魁星(てんかいせい)がある人は、重みがあり、人を引き立てることを厭わない相手に惹かれやすく、この関係はしばしば、新しい輪を知り、紹介を得る入口にもなります。気をつけたいのは、関係の中で自分を低くしないことです。
天魁星(てんかいせい)は生まれ年の十干で配置され、子・丑・卯・午・亥の五つの地支にしか入りません。天鉞星は寅・巳・未・申・酉にしか入らないので、二つが同じ宮に入ることはありません。甲・戊・庚年生まれの人は天魁星が丑、天鉞星が未にあり、ちょうど向かい合います。夫妻宮に天魁星があれば、その宮は必ずこの五つの地支のどれかです。
恋愛もまた、あなたの貴人の道
紹介や引き合わせが必要なとき、この関係がよく助けになります。仕事や家のことでも、ついでに引き上げてくれる人がいます。あなたも、相手が必要としているときには前に出ようとします。
関係の中では、堅実さと敬意を大切にします。公の場で並んで立てること、何かあったときに互いに相談し合えること。関係が長く続くのは、この互いに支え合う力によります。
自分を、連れて行ってもらう人にしてしまう
機会も、つてもコネも相手の側から与えられていると、続けるうちに、関係の中のあなたの位置はだんだん小さくなり、意見さえまっすぐ言えなくなって、もともとできた分野も少しずつ鈍ります。
結婚を保険のように考える人もいます。相手が与える資源で何年か遠回りせずに済んだのは本当ですが、片方だけが与える関係は、現実に直面すると真っ先に緩み、二人とも損得を数え始めます。
助けは受け入れ、自分の位置は残す
相手が与えてくれるつては受けても、判断まで一緒に手放さないことです。確認すべき条件、守るべき線について、自分なりの考えを持ち続け、とくにお金と仕事のことは先にはっきり話します。
二人の資源は互いのもので、どちらが借りているという話ではありません。あなたにも出せる部分があります。それを口にしてこそ、関係は対等に立てます。
夫妻宮の天魁星と、天鉞星の位置
天魁星が夫妻宮にあるとき、天鉞星(てんえつせい)がどこに入るかは、生まれ年の天干で決まります。甲・戊・庚の年生まれなら、天鉞星は向かいの官禄宮にあり、恋愛にも仕事にも引き立ててくれる人がいます。パートナーがあなたの仕事を助けてくれたり、仕事の仲間が相手を紹介してくれたりすることがよくあります。乙・己・辛の年生まれなら、天鉞星は遷移宮にあり、夫妻宮と同じ組になります。外で知り合う人が恋愛と関わることが多く、よその土地でパートナー側の貴人に出会うこともよくあります。
丙・丁の年生まれなら、天鉞星は財帛宮にあり、二つの星が子女宮を挟んで、年下や子どものことを両側から見守ってもらえます。壬・癸の年生まれなら、天鉞星は命宮にあり、二つの星が兄弟宮を挟みます。きょうだいとパートナーがよく助け合い、両家の行き来が近くなります。
恋愛に陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき
甲年生まれで夫妻宮が丑にあると、陀羅星(だらせい)が天魁星と同じ宮に入ります。相手の家は力を貸してくれますが、条件と期待も一緒についてくるので、二人がなじむまでに長い時間がかかります。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、恋愛は一度の紹介や一回の集まりからすぐに始まり、熱は高いのに、まだよく知り合わないうちに決断を迫られます。
夫妻宮の主星が化忌になると、恋愛の中で一つのことが気にかかり、たいていは両家の期待か相手の仕事です。天魁星が示すのはこの関係を支えてくれる人がいるということなので、必要なときは二人が信頼する年長の人に一緒に相談してもらいましょう。
夫妻宮に天魁星があると、相手の条件はよいのか
夫妻宮に天魁星があると、条件のよい、家柄のよい相手に出会うのか、とよく聞かれます。夫妻宮の天魁星が示すのは、存在感があり新しい輪へ連れて行ってくれる人に惹かれやすく、この関係があなたにいくつもの扉を開いてくれるということです。条件のよしあしは、相手自身の命盤と実際の暮らしで見ます。引き立ててもらう関係では、自分の立ち位置に気を配ってください。まず、この関係からそれぞれが何を得て、それぞれが何を与えたかを、パートナーと話してみてください。