田宅宮の右弼星が表すもの
田宅宮の右弼星を持つ人の家は、親しい人が集まり、相談ごとをする場所になりがちです。お正月はあなたの家で食事をし、親戚に何かあればあなたの家で話し、あなたも喜んで、その世話役を引き受けます。
食卓を、書斎より先に整える
家を選ぶとき、お正月に何人座れるか、親戚が来たとき座る場所があるかを考えます。大きな食卓と、いくつか増やした椅子のほうが、書斎がひとつ増えるよりも実用的です。
家の大小のことは、あなたの家のリビングで話がまとまることが多く、年長者の財産分け、きょうだいでの親の世話の分担も、あなたのところなら話しやすいと、みんなが思っています。
ご近所との関係も気にかけていて、地域でもめごとがあると、あなたに間に入ってほしいと、よく人が来ます。
家が、調停の場所になる
親戚の居候、友人の仮住まい、共同出資での家の購入。話はどれも温かいのに、名義は誰か、管理費は誰が払うか、スペースをどう使うか。書き残していないことが、あとで最ももめやすくなります。
家が交渉の場所として使われすぎると、入ってきたとたん、話を聞いてほしい、判断してほしいと言われ、同居の家族も休めなくなります。
家にも、扉を閉める時間を
家の静かな日を決め、その日は、客を迎えず、調停もせず、同居の人にゆっくり休んでもらいます。
居候、共同出資、ローンの立て替えは、すべて書面で約束し、金額の大きいものは、弁護士や司法書士など名義変更を扱う専門家に確認してもらってから署名します。
田宅宮の右弼星と、左輔星の入る宮
正月・七月生まれで右弼星が田宅宮にあるとき、左輔星(さほせい)は向かいの子女宮にあり、子ども、生徒、年下がよく家に来るので、家にはいつも声があります。五月・十一月生まれなら、左輔星は奴僕宮にあり、二つの星が官禄宮を挟みます。友人や同僚がよく家に集まり、仕事の関係の一部は家の食卓で築かれます。
三月・九月生まれなら、左輔星は父母宮にあり、二つの星が福徳宮を挟みます。年長の人と家があなたの逃げ場を用意してくれていて、一週間忙しく過ごしても、家に帰れば本当にくつろげます。四月生まれで田宅宮が未にある、または十月生まれで田宅宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって田宅宮に入り、家のことは何人かで相談して決めることが多くなります。相談が長引くと誰が決めるのか分からなくなるので、先に決めておきましょう。
住まいのことに陀羅星・地劫星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が右弼星と一緒に田宅宮に入ると、家のことは皆が賛成してからにしようとして、修繕も引っ越しも延び延びになり、家はいつまでも間に合わせの状態のままです。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、親しい人の居候や家賃の立て替えといった義理の勘定が、いちばん戻ってきにくくなります。
田宅宮の主星が化忌になると、同居の段取りや家の費用など、家のある件がずっと気になります。右弼星があると調整が上手なので、その件は家族が皆そろった場で話し、一人ずつ個別に話して回るのはやめましょう。
田宅宮に右弼星があると、家族との同居に向くのか
田宅宮に右弼星があると、親や親戚と一緒に住むのに向いているのか、とよく聞かれます。右弼星がここにあれば、同居の人間関係をさばくのが上手で、皆で暮らすとき、空気を硬くしない役をよく担います。向いているかどうかは、あなた自身にどれだけ静かな空間が必要かで決まります。調整できるからといって、ずっと調整し続けるべきだということではありません。まず、一緒に住む人と、毎週決まった時間帯に、それぞれが自分の空間で過ごし、邪魔をせず家事の話もしないという約束をしてください。