兄弟宮の右弼星が表すもの
兄弟宮の右弼星を持つ人は、きょうだいや同期がぎくしゃくしたとき、伝言役やとりなし役になります。誰と誰が口をきかないかを先に聞きに行き、グループが冷えたら先に口を開き、同世代の感情はたいていあなたを経由します。
家族の仲裁役
親族の集まりでは、誰が先に小言を言われるか、誰の顔色が悪いか、誰と誰にわだかまりがあるかに、真っ先に気づき、話題をそらすのもいちばん上手です。家族がけんかしたあと、愚痴を聞き、代わりに伝えるのは、たいていあなたです。
同級生や同期も、あなたを中立の人として扱い、双方に誤解があるとき、どちらもあなたには本音を話してくれます。
両側の怒りが、こちらに流れ込む
伝言役が本業のようになると、弟や妹の年長者への不満があなたに注がれ、あなたがまた反対側に説明に行き、両側の感情を一周ずつ受けて、最後は両側から感謝されないこともあります。
さらに深い影響は、きょうだいが直接話す力を失うことです。あなたが間に入るのが上手なほど、彼らはあなたを通すことに慣れ、関係は表面上は穏やかでも、下にあるしこりは解けないままです。
顔を合わせて、話してもらう
誰かが伝言を頼みに来たら、まず聞きます。「これは自分で話してみたい? 私も付き添うよ」。付き添うことと代わりに話すことは別です。
家族の中で、みんなの意思表示が要ることは、全員が集まる機会かビデオ通話をひとつ設けて、同じ場で話をはっきりさせます。あなたが個別に両側を走り回るより、効果があります。
兄弟宮の右弼星と、生まれ月で決まる左輔星
五月・十一月生まれの人は、右弼星が兄弟宮にあるとき、左輔星(さほせい)は父母宮に入り、二つの星が命宮を挟みます。年長の人もきょうだいもあなたのために表に立ってくれ、何かあっても一人で抱え込むことはあまりありません。正月・七月生まれなら、左輔星は向かいの奴僕宮にあり、友人は力を出し、きょうだいは知恵を出して、両方がうまくかみ合います。
四月生まれで兄弟宮が未にある、または十月生まれで兄弟宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって兄弟宮に入り、家族や同期の中に自分から手を貸す人がいて、そのぶん意見も多くなります。家で大きなことをするときは、まず仕切る人を一人決め、ほかの人は分担に沿って動くのがよいでしょう。
戊年生まれで右弼星が化科となって兄弟宮に入ると、きょうだいや同世代の間で「話が公平な人」という評判があり、財産分けや費用の分担といったことでは、よくあなたが取りまとめを頼まれます。
きょうだいの間に陀羅星・擎羊星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が右弼星と一緒に兄弟宮に入ると、きょうだいの誤解をゆっくり解こうとして一年が過ぎ、その件が正月の食卓でまた蒸し返されます。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、普段は皆のために取りなすのに、自分が誤解されたときには誰よりも反応が硬くなります。
兄弟宮の主星が化忌になると、きょうだいの間でずっと引っかかっている件があり、間に挟まれたあなたがいちばんつらくなります。右弼星があるので調整する気持ちはありますが、調整の目的は双方を同じ席に着かせることで、片方の言い分を代わりに言い切ることではありません。
兄弟宮に右弼星があると、きょうだい仲はよいのか
兄弟宮に右弼星があると、きょうだいの仲がよく、あまりけんかをしないのか、とよく聞かれます。右弼星がここにあるのは、同世代の間にいつも間を取り持つ人がいるということで、その人はたいていあなたです。けんかをするかどうかは各自の気性によりますが、右弼星があると、けんかのあと仲直りしやすくなります。兄弟宮に右弼星がある人で、いちばんよく取りなしてくれるのは同僚だという人もいます。まず、最近あまり連絡していないきょうだいを一人選び、家のこととは関係のない小さな用事で会う約束をしてください。