夫妻宮の破軍
夫妻宮に破軍星(はぐんせい)がある人は、恋愛が早く始まり、深く入り込み、行き詰まるとすべて壊してやり直したくなります。関係が安定するには、何度か大きな調整を経ることが多いでしょう。
夫妻宮の破軍の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の官禄宮は廉貞天相。丑・未の宮では紫微と同宮で、官禄宮は天相。寅・申の宮では単独で入り、官禄宮は武曲天相。卯・酉の宮では廉貞と同宮で、官禄宮は天相。辰・戌の宮では単独で入り、官禄宮は紫微天相。巳・亥の宮では武曲と同宮で、官禄宮は天相。どの配置でも、命宮には必ず天府があります、三合の遷移宮には必ず七殺があります、福徳宮には必ず貪狼があります。
対宮の天相星(てんそうせい)によって、仕事では決まりを守り節度を重んじますが、恋愛ではすべて壊してやり直したくなりやすく、二つの宮のリズムは大きく違います。
愛にのめり込み、変えるのも早い
恋愛には行動力があり、好きになるとすぐ全力で近づき、相手のために生活も調整します。関係にはいつも新しい何かがあってほしく、同じ場所に止まっているのは好みません。
問題に出会うと、まず自分が動いて変え、相手のための方法もよく考えます。求めるのは、一緒に変わってくれるパートナーです。
持ちこたえられないと、関係ごと替えたくなる
すり合わせの時期はもともと難しいものですが、選び間違えたのだと考えて、問題があるとすぐ相手を替えたくなりがちです。もう一つは相手を変えようとすることで、自分が望む姿になってほしいと思い、相手は受け入れられていないと感じるだけです。
言い争いが最後まで行くと、この関係の古いことまですべてひっくり返し、良い部分まで一緒に捨てることがあります。変動を生活に移す人もいて、喧嘩をすると引っ越しや街を変えることを考え、環境を替えれば関係も良くなると思いこみます。
一度は直してから、替えるかを考える
行き詰まったら、まず座って、お互いに何を求めているかをはっきり話し、観察期間を約束してから決めます。
調整すべきなのは付き合い方で、相手の人格は修正の対象ではありません。まず相手の望みを聞いてから、どう一緒に変わるかを話します。破軍と廉貞が同宮する人は感情の起伏がより大きいので、喧嘩のあとは冷却時間を長めに取り、翌日に話すほうが、その夜よりはっきり話せることが多いでしょう。
夫妻宮の破軍星、明るさで恋愛の浮き沈みが変わります
破軍星は子・午で単独なら廟で、恋愛に深く打ち込み、変えるときもしっかり変え、二人で関係をよりよく整えていけます。辰・戌では旺で、恋愛に変化はあっても、前に進む方向があります。寅・申の破軍星は得地にとどまり、熱の上下が大きく、直そうと思う前にやり直したい気持ちが先に来がちです。
紫微星(しびせい)と破軍星が丑・未にあると、紫微星は廟、破軍星は旺で、パートナーは自分の考えがあり存在感もあって、二人の関係は一緒に天下を取りに行くようなものです。武曲星(ぶごくせい)と破軍星が巳・亥にあると二つとも平で、恋愛の変化がお金の取り決めと一緒にやってきがちです。
夫妻宮の破軍星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、けんかになると二人とも退路を残さず、ひと言でいちばん重いところまで言ってしまいます。破軍星が寅・申にあるときや、武曲星と一緒に巳・亥にあるときは、擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、恋愛への不満を胸にため込み、抑えきれなくなって一度に言うので、相手は不意を突かれます。
丙年生まれで廉貞星(れんていせい)と破軍星が夫妻宮にある人は、廉貞星が化忌(かき)になり、パートナーのあることが気になって手放せず、それは相手の付き合いや感情に関わることが多いです。甲年生まれの人は破軍星が化権(かけん)になり、関係の中で変化を主導します。関係を大きく変える前に、まず二人で一緒に変える小さなことを一つ、一か月試してみましょう。たとえば寝る前にスマートフォンを見る習慣を一緒にやめるのです。
夫妻宮に破軍星があると、恋愛に波乱が起きやすいのか
夫妻宮に破軍星があるのを見て、恋愛がうまくいかず、波乱が起きやすいのではと心配する人がいます。この宮が示すのは、あなたが恋愛に新しいものを必要としていて、関係はずっと育ち続けるべきで、同じ場所にとどまってはいけないということです。毎年パートナーと一緒に、やったことのないことを一つ決めましょう。何かを習う、知らない街に行くなど、変化が二人の間で起きるようにするのです。