紫微家

夫妻宮の巨門

夫妻宮に巨門星(こもんせい)がある人は、恋愛や結婚の中で「はっきり伝え合うこと」を重く見ます。相手に言ったことを守ってほしいと思い、自分も理解されたいと願うため、けんかは同じ一言の周りをぐるぐる回りがちです。

紫微天府疾厄甲寅太陰財帛乙卯貪狼子女丙辰廉貞天相兄弟戊午天梁命己未七殺父母庚申天同福徳辛酉武曲田宅壬戌太陽官禄身癸亥破軍奴僕甲子天機遷移乙丑巨門旺夫妻宮丁巳火六局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:巨門が夫妻宮にある例(あなたの命盤ではありません)

夫妻宮の巨門の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の官禄宮は天機。丑・未の宮では天同と同宮で、官禄宮には主星がありません。寅・申の宮では太陽と同宮で、官禄宮には主星がありません。卯・酉の宮では天機と同宮で、官禄宮には主星がありません。辰・戌の宮では単独で入り、官禄宮は天同。巳・亥の宮では単独で入り、官禄宮は太陽。どの配置でも、命宮には必ず天梁があります。

話せるだけでなく、通じることも

あいまいな態度や、おざなりな対応に耐えられません。相手が適当に言えば、あなたはとことん問いただし、約束したことが守られなければ覚えています。あなたが求めるのは、きちんと対話できるパートナーです。

本心もあまり隠さず、話して初めて解決だと考えます。語気も気にしますし、相手が本当に聞き入れているかも気にします。

一言がうまく言えず、冷めてしまう

あなたは言葉の綻びを正確に突き、毎回突くので、相手は何を言っても違うと感じてしまいます。言い合いをしないときは黙り込み、相手はあなたが何を気にしているのか見当がつかず、話が終わらないまま、次のけんかでまたその話題から始まって、古い話がどんどん積み重なります。

関係の中でのけんかの仕方は、同宮する星とも関わります。巨門が寅・申で太陽と同宮すれば、言い争いの多くは表に出ます。卯・酉で天機と同宮すれば、争うときは誰の論理がうまいかを競います。丑・未で天同と同宮すれば、話が通じやすそうに見えて、不満は黙って抱え込むことが多いので、まず口に出す練習が必要です。

気持ちを語り、勝ち負けは語らない

けんかのときは、まず「何を聞いたか」「どう感じたか」を伝え、それから事実を話します。一度に一つのことだけを話し、話し終えたら終わりにして、前回の話を蒸し返しません。

謝罪も称賛も口に出します。きつい言葉をはっきり言えるあなたが、良い言葉も同じように言えることが大切です。冷戦が一日を超えたら、あなたから話し合う時間を約束します。10分だけでもかまいません。

夫妻宮の巨門星、旺・廟・陥それぞれの姿

巨門星は子・午・巳・亥で単独なら旺で、恋愛では口数が多く、相手にはあなたが気にかけていることが伝わり、けんかをしても結論が出ます。寅・申・卯・酉では廟で、筋道立てて話すのが上手で、相手はあなたに言い負かされがちですが、その場は勝っても、相手はわかってもらえなかったと感じます。

辰・戌の巨門星は陥で、口数が減り、胸にしまうことが増えて、相手はあなたがなぜ不機嫌なのかわからないことがよくあります。丑・未で天同星(てんどうせい)と同じ宮にあると二つとも不得地で、口では気にしないと言っても数日後にまた持ち出し、同じことを何度も話してようやく終わります。

夫妻宮の巨門星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、けんかのときに言葉がとがり、ひと言で相手がいちばん気にしているところを突いてしまいます。太陽星(たいようせい)と巨門星の組み合わせや巳・亥の巨門星にはこの心配がなく、擎羊星はこの四つの宮に入りません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、大げんかはあまりしないものの、同じ小さなことで何日も冷えた空気になります。

辛年生まれの人は巨門星が化禄(かろく)になり、二人は話すほど近づき、きちんと話せることが関係の土台になります。天機星(てんきせい)と巨門星が酉にあって辛年生まれなら、禄存星(ろくぞんせい)も夫妻宮に入って二つの禄が同じ宮に重なり、パートナーが実際の恩恵をもたらしてくれることがよくあります。癸年生まれの人は巨門星が化権(かけん)になり、関係の中で自分の言葉を通したくなります。けんかのあとは、それぞれ「本当はこうしてほしかった」をひと言書いて相手に渡しましょう。もう一度言い合うより早く問題が見つかります。

夫妻宮の巨門星が化忌だと、結婚後はけんかばかりなのか

夫妻宮に巨門星の化忌(かき)があると、結婚生活はけんかが絶えないのかと聞く人がいます。この宮の化忌は、話し合いが気がかりになり、同じ話題でつまずきやすいという意味で、二人がやっていけないという意味ではありません。いちばん多くけんかになった話題を見つけ、その話題は週末の昼間だけ話すと決めましょう。寝る前や食事中には話さないことです。同じ話題でも時間帯を変えると、怒りが半分ほどに減ることがよくあります。