紫微家

夫妻宮の文曲星が表すもの

夫妻宮に文曲星(もんごくせい)がある人は、恋愛で、対話を通して近づきます。ちょうどよい返事ひとつ、よく話が合った夜のほうが、贈り物や旅程表よりも、あなたを安心させます。『紫微斗数全書』巻一は「太陰会文曲於妻宮、蟾宮折桂、文章令盛」と述べています。太陰星(たいいんせい)と文曲星が一緒に夫妻宮にあれば、科挙に合格するほどの栄誉と、盛んな文才に恵まれる、という意味です。あなたも、話に感化力があり、才気のある人に惹かれやすいでしょう。

紫微天府疾厄甲寅太陰財帛乙卯貪狼子女丙辰廉貞天相兄弟戊午天梁命己未七殺父母庚申天同福徳身辛酉武曲田宅壬戌太陽官禄癸亥破軍奴僕甲子天機遷移乙丑巨門旺文曲夫妻宮丁巳火六局命主 武曲 身主 文昌陽女
サンプル命盤:文曲が夫妻宮にある例(あなたの命盤ではありません)

文曲星(もんごくせい)は生まれた時刻で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。文昌星と同じ宮に入るのは丑・未の二宮だけです。当サイトの四化表では、文曲星は辛年に化科、己年に化忌となります。

話が合うこと、口調を受け止めてもらうこと

話が合うことを重んじます。同じ話題で、あなたの口調を受け止めてもらえて、初めて聞いてもらえたと感じます。ふたりの親密さは対話の中で生まれがちで、歩きながら話す、一緒に曲を聴く、昼間に言いきれなかったことを話して補う。急なサプライズよりも、あなたに合っています。

返事の仕方も気にします。メッセージが既読のまま返ってこない、口調が急によそよそしくなる。あなたは一晩中考え、翌日にはなんとか取り繕おうとします。冷戦はあなたにとって、けんかよりもこたえます。

外での丸い対応を、家に持ち帰る

外では誰に対しても話しやすく、場をうまく収めますが、パートナーが目にするのは、自分が特別に扱われていないということです。けんかのとき、あなたの話は人の心を動かしますが、本当の要点を迂回しているので、相手はなだめられているだけだと感じます。

約束も、口頭で止まりがちです。これからどう暮らすか、お金をどう分けるか、一緒に住むか。話は滑らかに進んでも、決まっておらず、時間が経つと、争いのもとになります。

大事なことは直接話し、話したら書き残す

感情は、その日のうちに言います。先に気持ちを話し、それから事を話し、一度にひとつだけ話します。

お金、住まい、責任に関わることは、話し終えたら、ふたりとも認める一文にして書き残します。日々の甘い言葉は別に伝え、きちんとした約束の代わりにしないようにします。

夫妻宮の文曲星、廟・旺と陥

丑・巳・酉の三つの時刻に生まれた人は、文曲星がどれも廟に入ります。夫妻宮が巳・酉・丑にあるなら、二人の会話は息が合い、多くのことは言い終わる前に相手が分かってくれます。卯の刻・未の刻・亥の刻に生まれると文曲星は旺にあり、夫妻宮が卯・未・亥にある人は、恋愛の中に話題も笑い声も多く、一緒に芝居を観たり音楽を聴いたりするのが何よりのデートです。

寅の刻・午の刻に生まれると、文曲星は午・戌で陥となります。夫妻宮がちょうどこの二つの宮にあるなら、二人とも話し上手なのに、相手がいちばん気にしているところに触れてしまいがちで、冗談ひとつがひと晩の冷戦になります。

辛年生まれで文曲星が化科となって夫妻宮に入ると、二人は友人の前でとてもお似合いで、よくお手本にされます。己年生まれで文曲星が化忌となって夫妻宮に入ると、相手が何気なく言ったひと言をあなたは長く覚えています。疑問はその日のうちに聞き、次のけんかまで取っておかないでください。

恋愛に擎羊星・陀羅星・鈴星が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が文曲星と一緒に夫妻宮に入ると、けんかのときの言葉がきつく、二人とも口が立つので、どちらも譲りません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、話すべきことをいつまでも話さず、別の話でごまかすので、問題がずっと置き去りになります。

鈴星(れいせい)は申・子・辰、巳・酉・丑、亥・卯・未の年に生まれた人の命盤では、必ず文曲星の向かいに入ります。文曲星が夫妻宮にあるとき鈴星は官禄宮にあり、仕事の重圧がよく家に持ち込まれ、二人の会話は仕事の電話一本でよく途切れます。

夫妻宮に文曲星があると、相手は移り気なのか

夫妻宮に文曲星があると、相手が移り気で、ほかの人に惹かれやすいのか、とよく聞かれます。夫妻宮の文曲星が示すのは、あなたが話の上手な才気のある人に惹かれ、恋愛が会話で保たれるということです。相手本人の性格は、その人自身の命盤で見ます。話の上手な人は周りに友人が多く、そのことであなたが不安になるかもしれませんが、それは一途でないということと同じではありません。まず、気になっていることをそのまま口に出し、相手のメッセージの中に答えを探すのではなく、相手がどう思うかを聞いてください。