夫妻宮の貪狼
夫妻宮に貪狼星(どんろうせい)がある人は、魅力があり、才能があり、遊び上手な人に惹かれやすく、気持ちは早く熱くなり、冷めないよう新しいものが常に必要です。
夫妻宮の貪狼の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の官禄宮は紫微。丑・未の宮では武曲と同宮で、官禄宮には主星がありません。寅・申の宮では単独で入り、官禄宮は廉貞。卯・酉の宮では紫微と同宮で、官禄宮には主星がありません。辰・戌の宮では単独で入り、官禄宮は武曲。巳・亥の宮では廉貞と同宮で、官禄宮には主星がありません。どの配置でも、命宮には必ず天相があります、三合の遷移宮には必ず破軍があります、福徳宮には必ず七殺があります。
夫妻宮の貪狼が紫微と同宮すると、才能があり面子も重んじる人に惹かれやすくなります。武曲と同宮すると、恋愛でも現実的な面を見ます。廉貞と同宮すると、感情が濃く、起伏もあります。
一緒に遊び、一緒に成長もしたい
好きになる相手は、たいてい自分の世界を持っています。変わらない付き合い方はあまり受け入れられず、デートには新しい場所、会話には新しい話題が欲しくなります。
恋愛では気前がよく、相手を連れて見聞を広げさせたいと思います。認められているときに輝き、誰も見ていないと、熱はすぐ引きます。求めるパートナーは、一緒に見聞を広げられる人です。
新鮮さを、関係の酸素にする
長く付き合えば、平凡になるのは当然ですが、あなたは平凡を愛がないことだと読み違えやすく、出会った頃のときめきを懐かしみ始めます。人付き合いがよく、場でのやり取りを何とも思わなくても、パートナーは気にせずにはいられません。
熱が引くとすぐ身を引きたくなり、関係はいつまでも、いちばん甘い時期にとどまります。
境界線を引き、新鮮さを作り出す
どんな場には各自で行ってよいか、どんな場は二人で一緒に行くかをはっきり話し、相手が心の中で見通しを持てるようにします。
新鮮さは自分で作れます。一緒に何かを習い、行ったことのない場所へ行きます。相手には相手のペースがあることも受け入れ、すべてを一緒にしなくてかまいません。
夫妻宮の貪狼星、明るさが恋愛の熱を決めます
貪狼星は辰・戌で単独なら廟で、恋愛では情熱的でも節度があり、遊び上手で関係を育てるのも上手で、新鮮さは一緒に何かをすることから生まれます。寅・申では平にとどまり、熱が来るのも去るのも速く、最初の三か月とその後では二つの別の関係のようです。子・午で単独の貪狼星は旺で、惹きつける力が強く、相手を選ぶときは共通の話題があるかを重視します。
紫微星(しびせい)と貪狼星が卯・酉にあるとき、紫微星は旺、貪狼星は利で、恋愛ではにぎやかなことも体面も好きで、相手を友人の前に連れて行くのが好きな一方、人前で相手が自分をどう扱うかも気にします。
夫妻宮の貪狼星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)は子・午・卯・酉に入らないので、子・午の貪狼星や紫微星・貪狼星の夫妻宮では出会いません。ほかの座り方で陀羅星に出会うと、恋愛での期待を胸にしまって言わず、相手は察することができず、あなたも待つほどにもやもやします。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、求める反応を急いで欲しがり、相手が一歩遅れるだけで冷たくされたと感じます。
癸年生まれの人は貪狼星の化忌(かき)が夫妻宮に入り、パートナーへのある期待がずっと満たされず、気にするほど相手の気持ちが足りないように思えます。己年生まれで夫妻宮が武曲星(ぶごくせい)・貪狼星の人は、貪狼星が化権(かけん)になり、関係の中での主導権が大きくなります。期待が外れたときは、その期待を一つの具体的なお願いにして伝えましょう。たとえば「週末の一日は二人だけの日にしたい」です。
夫妻宮に貪狼星があると、浮気っぽいのか
夫妻宮に貪狼星があるのを見て、桃花の星が夫妻宮に入っていると聞き、自分や相手が一途でないのではと心配する人がいます。この宮の貪狼星が示すのは、恋愛に新鮮さとやりとりが必要で、人に好かれ惹きつける力が強いということで、心変わりするという意味ではありません。関係を本当に安定させるのは、新鮮さを二人の間で生み出すことです。毎年、二人の目標を一つ決めましょう。たとえば旅行の資金を貯め、それが少しずつ増えていくのを一緒に眺めるのです。