官禄宮の右弼星が表すもの
官禄宮の右弼星を持つ人は、調整で食べていける人です。部署間のやり取り、クレーム対応、止まっていた協力を軌道に戻すこと。人を席につなぎとめる立場なら、どれも当てはまります。
人を、流れの中に引き留める
二つのグループの、お互いにわからない言葉を、相手が聞ける形に訳し、壊れそうな協力を丸く収め直すのが得意です。カスタマーサポート、広報、人事、医療者と患者のコミュニケーション、プロジェクト調整。どれもあなたの居場所があります。
会議でひとつの声だけが許される、場が壊れても誰も収拾しない環境には、長くいられません。会議では、まず誰がまだ話していないかを見ていて、いちばん困るのは、結論だけがあって、誰も実行したがらないことです。
手柄は、発表した人のものになる
クレームを収めても、あなたの名前は出ず、部署間の調整が成功しても、手柄は他の人のものになり、あなたは、自分の席がなくなるまで譲る習慣があります。
会議の雰囲気は良いのに、散会後は誰も責任を取らない。これもよくあるずれです。上司が求めるのは、人が残り、仕事も終わっていることで、人当たりだけで結論がないと、芯が弱いと言われます。
結論を、書き残す
調整で何が決まったかは、その日のうちにメールかメッセージで書き、関係者に送ります。個別に人を落ち着かせる一方、公の場では決まりをはっきり話す。この二つを両方行います。
クレーム対応、部署間調整、契約更新から、ひとつを選んで長く積み上げ、調整力を肩書きと立場に変えます。
官禄宮の右弼星と、左輔星が照らす位置
二月・六月・八月・十二月生まれの人は、右弼星が官禄宮にあるとき、左輔星(さほせい)が命宮か財帛宮に入り、どちらも命宮・財帛宮・官禄宮の同じ組です。仕事も稼ぎも調整で成り立ち、まとまった協力がそのまま収入になります。正月・七月生まれなら、左輔星は夫妻宮にあり、パートナーが仕事の後ろ盾になっていたり、二人が同じ分野にいたりします。
四月生まれで官禄宮が未にある、または十月生まれで官禄宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって官禄宮に入ります。いるチームは人が多く分担も細かく、あなたはよく真ん中に置かれて、各グループの進み具合をつなぐ役になり、どこかが止まると皆が真っ先にあなたに聞きに来ます。
戊年生まれで右弼星が化科となって官禄宮に入ると、もめごとを収める手腕が上の人の記憶に残り、部門をまたぐプロジェクトではよく名指しされます。
仕事に擎羊星・陀羅星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が右弼星と一緒に官禄宮に入ると、会議では普段円満なのに、原則の話になると一歩も譲らず、同僚は言うことが前後で違うと感じます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、調整中の案件が各所の返事待ちで止まりがちで、一つの手続きに三か月かかり、あなたは間に挟まれて両側から急かされます。
官禄宮の主星が化忌になると、仕事のある件がずっと気にかかります。右弼星があると人と話をつけるのが上手なので、その件はまず上司にはっきり伝えるほうが、陰であちこち調整して回るより楽です。
官禄宮が左右に挟まれると、仕事にとってどういう意味か
事業宮が左輔星と右弼星に挟まれているのはどういう意味か、とよく聞かれます。左右が挟むのは丑か未だけなので、官禄宮がこの二つの宮にあり、生まれ月もちょうど合う人にしか起こりません。示しているのは、仕事の両脇に支えてくれる人がいて、手伝い手に困りにくいということです。手伝ってもらえるのは条件であって成績ではなく、仕事はやはり自分で背負うものですし、手柄も助けてくれた人に分けることを忘れないでください。まず、仕事でいちばんよく助けてくれる二人を思い浮かべ、今月それぞれに一度お返しをしてください。