子女宮の右弼星が表すもの
子女宮の右弼星を持つ人は、子どもや後輩、生徒に対して、なだめることで導きます。傷ついたときはまずあなたが受け止め、つまずいたときはまずあなたが話を聞きに行きます。理解されることは、要求されることより大切だと信じています。
まず、どうしたのかを聞き、それから決まりを話す
子どもが泣いているとき、まず見るのは、怖がっていないか、つらくないかで、原則は次のひとことに回すことが多くなります。賞状はあまり気にせず、気にかけるのは、この子がまだ自分に話してくれるかどうかです。
新人や生徒を育てるときも同じです。タスクを投げるだけのやり方は好まず、先に、どこで詰まっているか、別のチームにあなたから話してほしいかを聞く習慣があります。
譲りすぎて、原則がなくなる
家に入ったとたん、今日は誰にいじめられたか、先生が誤解していないかを聞くと、子どもが受け取るのは「つらければ、私が譲る」ということで、境界線がどこにあるかが見えません。
仕事でも同じです。部下の感情を落ち着かせても、締切はそのまま残っています。あなたが出ていって調整すれば、相手は自分で話さなくて済み、あなたが引き受けるほど、相手は成長しにくくなります。
なだめるのはいい、でも条件も必要
先に「つらいのはわかる」と言い、それから、今回変えられないのはどの点かを話します。順序が逆だと、原則を守れず、子どもが学ぶのは、涙で条件を交渉する方法です。
「私が代わりに話してあげる」を「自分で話すのに付き添うよ」に変え、気まずい場面に一度は自分で向き合わせます。一度乗り越えれば、その分、自信が育ちます。
子女宮の右弼星と、左右の位置
五月・十一月生まれで右弼星が子女宮にあるとき、左輔星(さほせい)は兄弟宮にあり、二つの星が夫妻宮を挟みます。家には子育てを手伝ってくれる人がいて、あなたとパートナーにも二人の時間が持てます。三月・九月生まれなら、左輔星は疾厄宮にあり、二つの星が財帛宮を挟みます。年下を育てることと稼ぐことが結びつきやすく、教育、研修、チームの指導がよく合います。
正月・七月生まれなら、左輔星は向かいの田宅宮にあり、家が子どもや生徒を育てる本拠地になり、家族もよく一緒に関わります。四月生まれで子女宮が未にある、または十月生まれで子女宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって子女宮に入り、面倒を見る年下は一人ではありません。誰と誰が合わないか、誰がえこひいきだと感じているか、なだめるのにかなり気を配ることになります。
年下の指導に擎羊星・陀羅星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が右弼星と一緒に子女宮に入ると、普段は話の分かる人なのに、年下があなたのこだわる原則に触れると急に厳しくなり、相手はいつ叱られるのか読めなくなります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、自分で気づくのを待とうとして、言うべき決まりを言わずにいるうちに、問題が大きくなります。
子女宮の主星が化忌になると、ある年下のことがとりわけ気がかりで、先生や上司によく取りなしに行きます。右弼星があると話をつけるのが上手なので、その力は、本当に行き詰まったときのために取っておいてかまいません。
子女宮に右弼星があると、子どもは素直なのか
子女宮に右弼星があると、子どもは言うことを聞く育てやすい子なのか、とよく聞かれます。子女宮が示すのはあなたの年下への接し方で、子どもの性格はその子自身の命盤で見ます。右弼星がここにあれば、人を育てるときにまずなだめ、まず調整する習慣があり、子どもとの間で正面からぶつかることが少なくなります。育てやすいかどうかは、二人の付き合い方で決まることが多いものです。まず今週、子どもが先生や友人に一つのことを自分で話しに行く機会を作り、あなたはそばで聞くだけにしてください。あとで、どこが言い出しにくかったか聞いてみましょう。