紫微家

福徳宮の左輔星が表すもの

福徳宮の左輔星(さほせい)を持つと、一人でいるときも、頭の中に未処理のリストがあります。どの件が終わっていないか、誰にまだ返信していないか、次に何を処理すべきか。暇になるとかえって不安になります。

父母壬寅太陰田宅甲辰廉貞貪狼官禄乙巳巨門奴僕丙午天相遷移丁未天同天梁疾厄戊申武曲七殺財帛己酉太陽子女庚戌夫妻辛亥天機兄弟壬子紫微破軍命身癸丑天府得左輔福徳宮癸卯木三局命主 巨門 身主 天相陰女
サンプル命盤:左輔が福徳宮にある例(あなたの命盤ではありません)

休みの間も待機している

くつろいでいるときも、仕事の進み具合、人から預かった頼み、まだ返していないメッセージを考えています。座って動かなくても、心の中は走っていて、休暇までが待機のようです。

充実感は、やり終えることから来ます。事を片づけてから、自分に息をつくことを許します。

週末に何もしなかったときは、少し罪悪感があります。予定を詰め込み、一つずつ消していくほうが、かえって安心します。

くつろぎまでタスクにする

くつろぐことまでリストに入れ、終わってからでないと休めないので、いつまでも順番が来ません。人の難題も家に持ち帰り、寝る前もどう助けるか考えています。

努力が足りないと言われるのが怖くて、ずっと用事を探し、長く続くと、自分が何を好きかも分からなくなります。

周りの人は、あなたがいつも効率的に見えるので、休むよう声をかけることもあまり思いつきません。

進捗のない時間を残す

毎日、問題を解決せず、誰の後始末もしない時間を少し取り、時間が来たら止めます。あとで埋め合わせもしません。

心の中の未処理事項は書き出して、明日に預けます。一度の休みに成果がなくても許します。

福徳宮の左輔星と、右弼星が入る宮

正月・七月生まれで左輔星が福徳宮にあるとき、右弼星(うひつせい)は向かいの財帛宮に入り、気持ちとお金がしっかり結びついています。収入が安定しているときにいちばんくつろげ、帳簿が乱れると眠れなくなります。三月・九月生まれなら、右弼星は官禄宮にあり、二つの星が田宅宮を挟みます。家は回復の場所で、週末に家に帰って身の回りを整えると、充電したような気分になります。

五月・十一月生まれなら、右弼星は命宮にあり、二つの星が父母宮を挟みます。年長の人と過ごす時間も、あなたにとっては一種の休息です。四月生まれで福徳宮が未にある、または十月生まれで福徳宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって福徳宮に入ります。趣味は誰かと一緒でないと楽しめないことが多く、一人だと気が乗らず、相手が見つからない週末は家でスマートフォンを眺めて終わります。

気持ちに擎羊星・陀羅星・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が左輔星と一緒に福徳宮に入ると、余暇にも成果を求めます。走れば記録を更新したい、料理をすれば納得いくまで作りたい。遊んでいるうちに仕事より疲れてしまいます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、心の中のやることリストがいつまでも片づかず、一つのことを何度も考え、夜に横になってもまだ明日の順番を組み立てています。

福徳宮の主星が化忌になると、心の中で一つのことを繰り返し考えがちで、周りからは分かりません。左輔星があるのは、聞いてくれる人がいるということです。信頼できる人に話すほうが、一人で消化するより早く楽になります。話すときは答えを求めなくてかまいません。聞いてもらえれば十分です。

福徳宮に左輔星があると、生まれつき働きすぎなのか

福徳宮に左輔星があると、一生止まれない働きづめの命なのか、とよく聞かれます。福徳宮の左輔星が示すのは、満足感が物事をやり遂げること、誰かと一緒にやることから来るということです。止まれないのは習慣で、運命ではありません。「何かをする」形を変えて、余暇を誰かと一緒の手仕事や運動にしたら、かえってくつろげるようになったという人は多いものです。まず、成果のいらない趣味を一つ選び、週に一度やってみてください。途中でやめてもかまいません。