紫微家

子女宮の左輔星が表すもの

子女宮の左輔星(さほせい)を持つと、子どもや年下の人を、一緒にやりながら育てます。宿題に付き添い、作品を一緒に直し、新人とは一度、手順を一緒に通してみます。一度やってみるほうが、十回聞くより効くと信じています。

太陽巨門奴僕丙寅天相遷移丁卯天機天梁疾厄戊辰紫微七殺財帛己巳夫妻辛未兄弟壬申廉貞破軍命癸酉父母甲戌天府福徳身乙亥天同太陰田宅丙子武曲貪狼官禄丁丑左輔子女宮庚午金四局命主 文曲 身主 天相陰男
サンプル命盤:左輔が子女宮にある例(あなたの命盤ではありません)

手を取って教える

子どもが工作をするなら、一緒に材料を買いに行き、一緒に手を動かします。新人が初めて手順を回すときは、そばで見ていて、どこかで止まったらその場で見本を示します。

子どもの大会、成果発表、卒業制作では、いちばん多く足を運ぶ親になることが多いでしょう。

あなたが育てた人は、頼りになるとよく言われます。事がどう終わるかを、目の前で見ているからです。あなたの講座や作品も、たいてい堅実で、空論があまりありません。

寄り添っているうちに、あなたがやっている

相手が途中までやったところで、見ていられず引き継ぐと、成果はあなたのもので、相手は何も学べません。基準はあなたの手元にあるだけで、方法が言葉にされていないので、相手は待ち続けるしかありません。

部下や生徒を、手伝い役として扱いがちです。仕事を割り振るだけで、育てることに心を使わず、うまくできれば満足し、できなければ自分で補います。

一度見せたら、手を放す

方法を書き出すか、一度見せたら、あとは相手に自分でやらせ、失敗は取り返せる範囲にとどめます。

仕上がりを確認するときは、まず相手ができているところを褒め、それから補うべき点を伝えます。あなたが一度補うのを減らせば、相手の力が一歩育ちます。

子女宮の左輔星と、左右の位置

三月・九月生まれで左輔星が子女宮にあるとき、右弼星(うひつせい)は兄弟宮にあり、二つの星が夫妻宮を挟みます。家のことはきょうだいと年下の両方が手伝ってくれ、あなたとパートナーも自分たちの暮らしに目を向ける余裕が持てます。正月・七月生まれなら、右弼星は向かいの田宅宮にあり、子育ては家族が一緒に分担してくれることが多く、親や親戚が送り迎えを手伝ってくれます。

四月生まれで子女宮が未にある、または十月生まれで子女宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって子女宮に入り、あなたが面倒を見る相手は一人ではありません。自分の子ども、生徒、会社の新人が皆あなたに聞きに来ます。人が多いときは、まず力の配分を決め、手取り足取りが必要な人と、ひと言の助言で足りる人を分けて、全員に一から教えないようにしましょう。

年下の指導に擎羊星・火星・鈴星・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が左輔星と一緒に子女宮に入ると、人を育てる基準が高く、一つ間違えるとやり直しを求めます。年下はしっかり身につけますが、あなたの前ではよく緊張します。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、早く成果を見たくて、手本を見せ終わる前から相手の動きが遅いと感じてしまいます。

子女宮の主星が化忌になると、ある年下の一人やある作品がとりわけ気がかりで、何度も見に行き、何度も聞きます。左輔星があるのでそばについていたい気持ちは強いのですが、つき添い方は、いつでも口を出すのではなく、時間を決めて見る形に変えられます。

左右が子女宮を挟むと、何か特別なのか

命盤で左輔星と右弼星が子女宮を挟んでいるのは良いのか悪いのか、恋愛が複雑になるのか、とよく聞かれます。左右が挟むとは、隣り合う二つの宮に助けの力があるということで、子女宮が挟まれていれば、年下を育てることや作品づくりで、両側から支えてくれる人がよくいます。恋愛運の星ではなく、相手への誠実さとも関係ありません。左右が挟むのは丑か未だけなので、子女宮がこの二つの宮にある人にしか起こりません。まず、子育てや作品づくりでいちばんよく手伝ってくれる人を思い浮かべ、その人を正式に分担の中に入れてください。