田宅宮の左輔星が表すもの
田宅宮の左輔星(さほせい)を持つと、家は手を動かして作るものだと感じます。修繕、整理、運搬、細部の補完に手をかけ、住まいがもう一つの仕事場になりやすくもあります。
家は自分で作り上げるもの
ある場所に引っ越すと、すぐに気になるところを直し始めます。照明、収納、動線を一つずつ整え、住みやすくなるまで続けます。壊れた物を見ると、放っておくのは難しいのです。
家への期待は、実用と安定です。長く住める、物に場所がある、家族が心地よく暮らせる。
家族の住まいのことも引き受けることが多く、親の給湯器の交換、弟や妹の部屋探しの付き添い、友人への水回りの業者の紹介などをします。
休日はずっと家事リストをこなす
修繕のリストは終わらず、休日は処理に費やされ、家族が見るのは、ずっと忙しくしているあなたの姿で、家はくつろげる場所に見えません。
水道・電気、支払い、管理組合とのやり取りがあなたに集まり、すべてうまく処理しているので、あなたが疲れていることに誰も気づきません。
まとめて処理し、終わったらやめる
修繕と整理は決まった時間帯にまとめてやり、終わったら道具を片付けます。家事は、それぞれの得意に応じて分担し、あなたがやるものと決め込まないようにします。
放っておいても壊れないことは、置いておきます。家ではまず人が休むことを優先し、整っているかどうかはそれから考えます。
田宅宮の左輔星と、右弼星の入る宮
正月・七月生まれで左輔星が田宅宮にあるとき、右弼星(うひつせい)は子女宮に入り、家のことと年下のことが互いに結びつきます。子どもや生徒がよく家に来て、そのぶん家もにぎやかです。三月・九月生まれなら、右弼星は奴僕宮にあり、二つの星が官禄宮を挟みます。仕事仲間が住まいのことをよく手伝ってくれ、部屋を紹介したり、道具を貸したり、引っ越しを手伝ったりします。
五月・十一月生まれなら、右弼星は父母宮にあり、二つの星が福徳宮を挟みます。家の年長者もあなた自身の気持ちも大切にされ、住まいはくつろげる場所になります。四月生まれで田宅宮が未にある、または十月生まれで田宅宮が丑にあると、左輔星と右弼星がそろって田宅宮に入り、家のことは何人かで力を合わせて進めることがよくあります。
住まいのことに陀羅星・地空星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が左輔星と一緒に田宅宮に入ると、リフォームや引っ越しの工事がよく延び、手伝いに来る人が増えるほど、かえって調整に時間がかかります。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、家についての考えはたくさんあり、道具や材料も買うのに、計画が途中で止まります。ベランダや物置に作りかけの物が積まれ、家族は見るだけで疲れてしまいます。
田宅宮の主星が化忌になると、住宅ローン、修繕、家族との同居の段取りなど、住まいのある件がよく気にかかります。左輔星があれば手伝ってくれる人は見つかるので、まず費用と工期をはっきり聞いてから頼みましょう。仕上がりを誰が確認するかも先に決めておけば、終わってから誰も不具合を言い出せないということを防げます。
田宅宮に左輔星があると、人と共同で家を買うのに向くのか
田宅宮に左輔星があると、家族や友人と共同で家を買うのに向いているのか、とよく聞かれます。ここにある左輔星が示すのは、住まいのことでは一緒に力を出す人がいることが多く、共同購入、共同で借りる、一緒に改装するといった場合に仲間を見つけやすいということです。ただ、気が合うことと権利をきちんと分けられることは別の話です。この宮が共同購入の順調さを保証するわけではなく、契約の条項をどう書くかが鍵になります。まず、一緒に家を買うかもしれない相手と、どちらか一方が売りたくなったらどうするか、という問題を一つ話し合ってみてください。