紫微家

福徳宮の天梁

福徳宮に天梁星(てんりょうせい)がある人は、考え方が成熟していて、先を見通し、たくさんの人のことで気を揉みやすく、夜が更けても、誰かのことがうまく片づいていないと考えています。

遷移甲寅廉貞破軍疾厄乙卯財帛丙辰天府子女丁巳天同太陰夫妻戊午武曲貪狼兄弟己未太陽巨門命庚申天相父母辛酉紫微七殺田宅癸亥官禄甲子奴僕乙丑天機利忌天梁廟福徳宮身壬戌木三局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:天梁が福徳宮にある例(あなたの命盤ではありません)

福徳宮の天梁の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の財帛宮は太陽。丑・未の宮では単独で入り、財帛宮は天機。寅・申の宮では天同と同宮で、財帛宮には主星がありません。卯・酉の宮では太陽と同宮で、財帛宮には主星がありません。辰・戌の宮では天機と同宮で、財帛宮には主星がありません。巳・亥の宮では単独で入り、財帛宮は天同。どの配置でも、命宮には必ず巨門があります、三合の夫妻宮には必ず太陰があります。

天梁星が天同星(てんどうせい)と同宮して福徳宮にあるなら、気持ちは少しゆるみ、楽しみ方を知っています。ただし、二つの星がそろって申宮にあるときは天梁星の輝度が「陥」なので、気苦労は多いままです。巳・亥に単独で入るときも「陥」で、気苦労の要素はいっそう重くなります。

頭の中にやることリストがある

ひとりのとき、よく考えごとをしています。家のこと、友人のこと、仕事のこと、それをひとつずつ並べます。休んでいるときも、頭は仕事中のままで、ドラマを見ていても、誰かのことがまだ片づいていないと思い出し、自分のことはいつも最後です。

好むのは、本を読むことや散歩、ひとつのことをきちんと整理することなど、静かに過ごすことです。にぎやかな場所に行っても構いませんが、もう一度行きたいとは、特に思いません。

人のことを家に持ち帰る

気苦労が習慣になり、友人から「最近すごく疲れた」と一言届くと、どう助けようかと考え始め、夜中まで考えます。自分が決められないことでも、手を考えてしまいます。手放すべきだとわかっていながら、理屈で自分を押さえつけ、押さえるほど手放せなくなります。

自分が元気を取り戻す方法がないと、やがて何もする気が起きなくなり、好きなことさえおっくうになります。

気苦労にも終業時間を

処理すべきことは紙に書き、書き終えたら終わりにして、寝る前にもう一度数え直すことはしません。毎日、理屈なしで、好きなことだけをする時間を少し持ちます。

一度くらい、口も手も出さずにおくことを自分に許します。あなたが手を離しても、物事はたいてい、行くべきところに行き着きます。

福徳宮の天梁星、明るさで気苦労の深さが変わります

天梁星は子・午で単独なら廟で、気をもんでもはっきり考えられ、手放すこともできます。丑・未では旺で、先のことまで考え、何年も先のことを今から心配しがちです。太陽星(たいようせい)と天梁星が卯にあると二つとも廟で、心が外に向き、考えるのはたいてい人が何を必要としているかです。酉なら太陽星は平で、同じように人のことを考えるのに、自分のことを考えてくれる人はいないと感じがちです。

天機星(てんきせい)と天梁星が辰・戌にあると、天梁星は廟、天機星は利で、頭が止まらず、一つのことにやり方を三つ考えてやっと安心し、休んでいるときも計画を立てています。巳・亥の天梁星は陥で、気苦労がいちばん重く、まだ起きていないことまで先に悩みます。

福徳宮の天梁星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、誰かの用事が片づいていないと思い出すとあせり、すぐにでも電話したくなります。天同星(てんどうせい)と天梁星の組み合わせや巳・亥の天梁星は擎羊星の影響を受けません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、気がかりを引きずり、小さなことを一週間考え続けます。

福徳宮が天梁星の人は、命宮に決まって巨門星(きょもんせい)があります。丁年生まれなら命宮の巨門星が化忌(かき)になり、心の中の言葉がいっそう口に出しにくくなります。壬年生まれなら天梁星が化禄(かろく)になり、あなたが気にかけたことに、よく誰かが応えてくれます。人のことを考えている途中で、自分に一つ聞いてみましょう。その人は手を貸してほしいと言ったか。言っていないなら、いったん置いておき、頼まれてから考えればいいのです。

福徳宮に天機・天梁と擎羊があると、どういう意味か

福徳宮に天機星(てんきせい)、天梁星、擎羊星があるのはどういう意味かと聞く人がいます。天機星と天梁星がこの宮にあると、もともと考えることが多く、擎羊星が同じ宮に入ると、思いついたらすぐ解決したくなり、待つのが苦手になります。乙年生まれで天機星と天梁星が辰にある人は、天機星が化禄、天梁星が化権(かけん)になり、擎羊星も辰に入って、アイデアが多く意志も固く、あせるときはいっそうあせります。誰かのために何かをしようと思いついたら、まず携帯電話を少し遠くに置き、水を一杯くんで戻ってから決めましょう。