紫微家

福徳宮の廉貞

福徳宮の廉貞星(れんていせい)を持つ人は、一人のとき、頭が休みません。昼間のことや、言い終えていない言葉が、夜に頭の中で再生されます。自分への要求が高く、自分を許すこともあまりありません。

天機太陰子女甲寅紫微貪狼夫妻乙卯巨門兄弟丙辰天相命丁巳天梁父母戊午田宅庚申官禄辛酉天同奴僕壬戌武曲破軍遷移癸亥太陽疾厄甲子天府財帛身乙丑廉貞利七殺廟福徳宮己未土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:廉貞が福徳宮にある例(あなたの命盤ではありません)

一人のとき、頭はまだ会議をしている

一人でいるとき、頭の中で今日の場面がよく上演されます。あの一言にどう返すべきだったか、あの仕事は十分うまくできたか。深く考えるのは持ち味でもあり、消耗の原因でもあります。

暮らしへの欲望があり、行きたい場所、送りたい暮らし、欲しい成果があります。貪狼と福徳で同宮すると、楽しみへの欲望がさらに強くなります。天府と同宮すると、自分のために逃げ道を残すことが上手になります。七殺や破軍と同宮すると、心がより落ち着きにくくなります。

悔しさが終わらない、または買い物で覆い隠す

悔しさは無限のループになり、検討し続け、やり直し続けるのに、次の一歩がありません。買い物で心を埋めることも多く、物を買い、おいしい物を食べ、新しい物に替え、しばらくは心地よくても、事柄は元の場所のままです。

まだできていないと感じると、くつろぐ資格がないと思い、いつも「やること」がある状態にいます。人はあなたが良い暮らしをしていると見ますが、心がずっと追いかけていることは、あなただけが知っています。

一日に、再生は一場面だけ

再生の時間を決め、時間が来たら止めます。寝る前は、もう会議を開きません。心が乱れたときは、まず体に関することを一つします。散歩、運動、入浴など何でもかまいません。

本当に自分がうれしいことを一つ残し、役立つ必要も、成果を出す必要もありません。暮らしへの欲望は持ち続けてよく、ただ、すべてを今日のうちに手に入れる必要はありません。

福徳宮の廉貞星、明るさが心の中の火を決めます

廉貞星は寅・申で廟となり、単独で福徳宮にあると、心の中に安定した火があり、欲しいものがはっきりしていて、一歩ずつ手に入れる方法もわかっています。巳・亥で貪狼星(どんろうせい)と同じ宮に入ると二つとも陥で、欲が多くて散らばり、今日はピアノを習いたい、明日は海外に行きたいと、心が静かな時間はめったにありません。

廉貞星と天府星(てんぷせい)が辰・戌にあるとき、天府星は廟で、悔しさの下に蓄えがあり、欲しいものは少しずつためて手に入れ、急ぎません。廉貞星と破軍星(はぐんせい)が卯・酉にあるとき、破軍星は陥で、今の状態にいつも満足できず、ひっくり返してやり直したいのに、すでに持っているものも手放せません。福徳宮が廉貞星の人は、遷移宮に決まって武曲星(ぶごくせい)があり、外では実際的に動くのに、自分の心の中ではずっと比べ、追いかけています。

福徳宮の廉貞星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、自分にさらに厳しくなり、一つうまくいかないだけで何度も自分を責めます。廉貞星が単独のときや廉貞星・貪狼星の福徳宮では擎羊星に出会いません。擎羊星は寅・申・巳・亥に入らないからです。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、気がかりを解決せずに引きずり、決めるべきだとわかっていても「もう少し考えてから」を待ち続けます。

癸年生まれで福徳宮が廉貞星・貪狼星の人は、貪狼星の化忌(かき)がこの宮に入り、欲しいものにいつもあと少し届かない気がします。丙年生まれの人は廉貞星の化忌で、自分のイメージに関わることがいつも心に掛かっています。どちらの場合も、そのことを一文に書いて目に入る場所に貼り、週に一度見て、今週少しでも前に進んだかを自分に聞いてみましょう。

福徳宮に廉貞星があると、幸せを感じにくいのか

福徳宮に廉貞星があるのを見て、心を労する形だと聞き、一生満足できないのではと心配する人がいます。この宮の廉貞星が示すのは、心の中の基準が高く、自分にも暮らしにも求めるものがあるということで、幸せになれないという意味ではありません。あなたの喜びはたいてい、一つのことをやり遂げた瞬間から来ます。大きな目標を一週間で結果が見える小さな区切りに分け、一つ終えるたびに、ひと晩立ち止まって楽しむ時間を自分にあげましょう。