田宅宮の文曲星が表すもの
田宅宮の文曲星を持つ人が求める家は、音があり、人間味のある場所です。座って話せて、自分もそこにいられることが、豪華さより大切です。飾りつけは感覚で構いませんが、契約は感覚だけに頼ってはいけません。
家には人の声を、そして閉められる扉を
静まり返った空間には長く住めず、オーディオとソファは、たいてい机より先にそろいます。友人を自然に家に連れてきますし、家に生活感があるかどうかは、入って3秒でわかります。
家で仕事をすることも多く、便利ですが、仕事と生活の境界が少しずつ消え、机の上に資料が広がると、家もそれにつれて乱れていきます。
約束は口頭で、リビングはまず会場に
面積、共用施設、転貸、リフォームの追加費用。話がついていればいいと考えがちで、最後に保証と費用で引っかかります。リビングはよく集まりの会場になり、家族は静かな場所を見つけられません。
仕事も住まいを占めます。資料が机に積まれ、電話を家に持ち帰り、家が第二のオフィスになります。
まず閉めて、それから開ける
家に入ったら、まず外向きの場を閉めます。集まりは明日また約束すればよく、今夜はまずきちんと食事をします。
家を探すときは、まず防音と書類を確認します。所有権の書類、マンションの規約、口頭で承諾した追加費用。数字が合わなければ、専門家に聞きます。家はまず、あなたを休ませるものにして、客を迎えやすいかはそれからです。
田宅宮の文曲星の輝度
丑の刻・巳の刻・酉の刻に生まれると文曲星は廟に入り、田宅宮が巳・酉・丑にある人は、家の雰囲気が明るく、音楽や話し声がよくあって、来た客がなかなか帰りたがりません。卯の刻・未の刻・亥の刻に生まれると文曲星は旺にあり、家の飾りつけを大切にし、本、レコード、手作りの品を集めるのが好きで、家はあなたのセンスを見せる場所です。
寅の刻・午の刻に生まれると、文曲星は午・戌で陥となります。田宅宮がこの二つの宮にあるなら、家ではひと言からよく言い争いが始まり、誰が何を言った、誰が何を言わなかったと、食卓で蒸し返されます。寅では平にとどまり、家は比較的静かで、帰ると一人で過ごしたくなります。子・辰・申では得地で、家の会話は穏やかで、ときどき一緒に映画を観れば十分満たされます。
辛年生まれで文曲星が化科となって田宅宮に入ると、家はよく読書会、バンドの練習、集まりの場になり、そのおかげで多くの人と知り合います。
住まいのことに擎羊星・陀羅星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が文曲星と一緒に田宅宮に入ると、大家、ルームメイト、隣人と話すとよく衝突し、あなたの言い分が正しくても、相手は気分を害したと感じます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、家で直すべきことも話すべきことも延び延びになり、皆がほかの誰かが言い出すのを待っています。
己年生まれで文曲星が化忌となって田宅宮に入ると、家の売買や賃貸の口約束がいちばん問題になりやすく、仲介業者の言ったこと、大家が約束したこと、ルームメイトが口頭で同意した分担の仕方が、あとで通らないことがあります。すべて契約書に書き込み、署名の前に一条ずつ読み上げてください。
田宅宮に文曲星があると、家を買うとき何に気をつけるのか
田宅宮に文曲星があると、家を買ったり借りたりするとき何に気をつけるべきか、とよく聞かれます。田宅宮の文曲星が示すのは、家選びで感覚と雰囲気を重んじ、気に入ると説得されやすいということです。このときいちばん気をつけたいのは、口頭の約束と書類が食い違うことです。家の居心地は大切ですが、数字と契約はもっと大切です。まず、内見のときに一覧を持って行き、仲介業者が挙げる長所の一つひとつに「これは契約書に書けますか」と聞いてください。