紫微家

疾厄宮の文曲星が表すもの

疾厄宮の文曲星を持つ場合、疲れの多くは、話すこと、応対すること、感情から来ます。一日中話しすぎて、夜になっても頭が冴えて眠れなくなります。この宮が見るのは、どう気力を使い果たすかで、特定の部位には対応しません。

官禄庚寅奴僕辛卯天同遷移壬辰太陽財帛甲午天府子女乙未天機太陰夫妻丙申紫微貪狼兄弟丁酉巨門命戊戌天相父母己亥天梁福徳身庚子廉貞七殺田宅辛丑武曲平破軍平文曲科疾厄宮癸巳木三局命主 禄存 身主 天機陰男
サンプル命盤:文曲が疾厄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

話は終わったのに、頭が動き続けている

1日の労働時間が、会話に結びついていることが多いでしょう。講義、会議、付き合い、メッセージの返信。その場ではあまり疲れを感じず、横になって初めて、すっかり空っぽになったと気づきます。

寝る前に、今日のあの言葉は良かったかどうかを考え続け、休日に寝だめしても取り戻せません。本当に電源が切れていないのは、頭だからです。

生まれ年が己の年で、文曲星が化忌になる人は、言い間違えたあとの自責にいっそう注意が必要です。ひとことが頭の中で何日も回り続け、話すこと自体よりも気力を消耗します。

メッセージを眺めることで、休息の代わりにする

ベッドでやり取りを眺めて、もう仕事を終えたつもりでも、実はまだ仕事中です。小さなサインを放置し続け、本当に耐えられなくなり、寝ても寝た気がしなくなってから、やっと止まります。

不調をたくさんの人に話して聞かせると、その過程自体がまた気力の消耗になります。このとき、あなたに足りないのは静けさです。

口と頭を、一緒に終業させる

その日に話しきれなかった考えを書き出し、書き終えたらノートを閉じて、ベッドには持ち込みません。

寝る前の30分は口を開かず、メッセージにも返しません。場が終わったら休み、急いで思い返して反省しないようにします。心の中のことは、話して出すほうが、黙って繰り返し考えるより楽になります。

疾厄宮の文曲星の輝度

丑の刻・巳の刻・酉の刻に生まれると、文曲星は廟に入ります。疾厄宮がちょうど巳・酉・丑にあるなら、疲れの多くは話すことや付き合いから来ていて、ぐっすり眠れば回復します。卯の刻・未の刻・亥の刻に生まれると文曲星は旺にあり、疾厄宮での消耗は主に気持ちと社交で、催しが重なると、帰宅後はもう口を開きたくなくなります。

寅の刻・午の刻に生まれると、文曲星は午・戌で陥となります。疾厄宮がこの二つの宮にある人は、疲れていてもまだ話し、まだメッセージに返事をして、休みが細切れになります。子・辰・申では得地で、いつ止めるべきかは分かっているのに、よく人に引き留められます。辛年生まれで文曲星が化科となって疾厄宮に入ると、自分のどこがおかしいかを説明するのが上手で、受診のときにはっきり伝えられ、対処も早く進みます。

消耗に擎羊星・陀羅星・鈴星が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が文曲星と一緒に疾厄宮に入ると、つらいことを全部口に出さずにはいられず、言い終わるとかえっていら立ちます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、口に出せないことが心に一つ引っかかっていて、ずっと考え続け、寝る前にいちばんはっきり出ます。

申・子・辰、巳・酉・丑、亥・卯・未の年に生まれた人は、鈴星(れいせい)が必ず文曲星の向かいにあります。文曲星が疾厄宮にあるとき鈴星は父母宮にあり、年長の人からの電話一本、上司のひと言で、ひと晩じゅう落ち着かなくなることがよくあります。命盤が示すのは消耗の仕方だけで、体の状態は医師が判断するものです。

疾厄宮に文曲星があると、張りつめやすいのか

疾厄宮に文曲星があると、考えすぎて気持ちが張りつめやすいのか、とよく聞かれます。文曲星がここにあるのは、消耗が話すこと、気持ち、人とのやりとりと結びついているということで、頭が止まらないのはよくある状態です。これは暮らし方から来るもので、生活リズムと話す量を整えれば、かなり楽になります。眠れない日が長く続くなら、医師に相談してください。まず、会議も電話もまったくない日を一日作り、その夜よく眠れるかどうかを見てみてください。