奴僕宮の文曲星が表すもの
奴僕宮の文曲星を持つ人は、友人や同僚の間で、話ができて場を盛り上げられる人です。みんなの代表として推されることが多く、「ちょっと話してきて」が、ほとんど口癖になっています。
仲間内で、口を開く役
友人づくりでは、話が合うことを重んじます。一緒に壇上に立ち、話をはっきり伝えられる人とは、だんだん親しくなります。結婚式の司会、イベントの開会、対外的な調整といった役目があなたに回ってきて、人脈もそこから育ちます。
仕事のグループの中で、衝突はあなたのひとことで収まり、対外的な窓口にもあなたの名前が載ることが多く、みんなは、あなたが外に出す言葉を信じています。
口を貸せば、信用も貸すことになる
「ちょっと話してきて」「ちょっと取りなして」。一、二度なら助け合いですが、固定のシフトになれば消耗です。協力が口頭だけで記録がなく、最後に認識の食い違いが生じると、相手に「そう決めたよね?」と言われ、あなたは反論しにくくなります。
人の代わりに前に出るのが、いちばん傷つきます。人のために筋を通して争う、人のために愛想笑いをする。問題が起きたとき、最初に思い浮かべられるのはあなたです。
練習の相手はいいが、代役は引き受けない
一緒に話し合い、相手の予行練習に付き合うのは構いません。本人の代わりに出ていくことは、相手の責任を引き受けるのと同じです。
協力が始まる前に、分担、範囲、期間を書き残します。互いに場を取りなす人と、あなたの口を借りに来ただけの人を分けておけば、仲間内に残るのは、本当に一緒に仕事ができる人になります。
奴僕宮の文曲星、生まれた時刻を見る
丑の刻・巳の刻・酉の刻に生まれると文曲星は廟に入り、奴僕宮が巳・酉・丑にある人は、友人の多くが話の合う才能のある人で、集まると話が尽きません。卯の刻・未の刻・亥の刻に生まれると文曲星は旺にあり、友人の輪がにぎやかで、一緒に公演、展覧会、読書会によく出かけます。
寅の刻・午の刻に生まれると、文曲星は午・戌で陥となります。奴僕宮がこの二つの宮にあるなら、友人の間で言葉がよく伝わり回り、冗談ひとつが別の意味に変わって広まります。寅では平にとどまり、友人との付き合いは淡めで、用があるときに集まります。
丑・巳・未・亥の刻に生まれた人は、文昌星(もんしょうせい)が子女宮か父母宮に入り、奴僕宮と同じ組になります。友人とは感覚や阿吽の呼吸で付き合い、年下や年長の人には筋道と決まりを重んじます。
友人の輪に擎羊星・陀羅星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が文曲星と一緒に奴僕宮に入ると、友人同士の言葉がとても率直で、けんかになると誰も譲らず、グループが一つあっけなく解散します。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、友人との誤解をいい時機に解こうとして、その時機が来ないまま関係が薄れ、連絡しようと思い立つころには、相手はもう別の輪に移っています。
己年生まれで文曲星が化忌となって奴僕宮に入ると、友人との間でいちばん誤解が生じやすいのはひと言の言葉です。大事な約束は文字で確かめ、誰かがあなたの言葉を伝えてきたら、まずもとの言い方がどうだったかを聞いてください。
奴僕宮に文曲星があると、友人も口数も多いのか
奴僕宮に文曲星があると、友人が多く人付き合いもよいが、口論のもとも増えるのか、とよく聞かれます。文曲星がここにあれば、友人の多くは話の合う人で、人付き合いは確かに悪くありません。口論が多いかどうかは、グループで何を、誰に話したかで決まります。話す量が多いほど、人づてに伝わる機会も増えます。まず、誰かのことを話す前に、そのひと言を本人に見られても平気かどうかを考えてください。