父母宮の文曲星が表すもの
父母宮に文曲星(もんごくせい)がある人は、目上、師、上司との付き合いが、言葉と雰囲気で成り立ちます。話すのが上手で、場を見分けられ、気遣いも雑談の中に包み込む習慣があります。目上の人本人がどんな人かは、その人自身の盤で見ます。
上の人の前で、話ができる
目上の人の前では、話を受け、場を保つことを心得ていて、親族の集まりで場を温めるのもあなたであることが多いのです。家に連絡するときは、華やかな部分を報告する習慣があり、日常の話はかえって少なくなります。
表現力を評価する先生や上司とは特に馬が合い、書面しか見ない人に会うと、息苦しくなります。
良い知らせだけ伝える
小言を言われたくなくて、困りごとを自分の中に残すので、目上は、あなたの華やかな面しか知りません。話すに値することがないと、家に電話をかけることもためらいます。
仕事の上司や師も同じ線上にあります。口頭の報告で良い印象を残すのは得意でも、書面の記録はおろそかになりがちです。
食卓でのひとこと、お正月に誰があなたを褒めたか。あなたは、いくつもの意味を分析できてしまい、そのあと、何日かひとりで気に病みます。確信が持てない言葉は、直接ひとこと聞くほうが、自分で推測するより楽です。
日常も、話す価値がある
決まって家に電話をかけ、その週にあった小さなことを話します。成績が出るまで待って現れる必要はありません。
目上の言葉は、役に立つものは残し、時代に合わないものは手放します。健康や財務の手配に関わることは、専門の人の判断に任せます。
父母宮の文曲星、廟と陥の違い
丑・巳・酉の刻に生まれると文曲星は廟に入り、父母宮が巳・酉・丑にある人は、年長の人や上司との話がはずみ、言葉づかいが適切で、よくしっかりしているとほめられます。卯の刻・未の刻・亥の刻に生まれると文曲星は旺にあり、年長の人と共通の趣味が多く、一緒に芝居を観たり、音楽を聴いたり、昔話をしたりします。
寅の刻・午の刻に生まれると、文曲星は午・戌で陥となります。父母宮がこの二つの宮にあるなら、年長の人との会話がよく食い違い、気づかうつもりが口答えのように聞こえてしまいます。子・辰・申では得地で、年長の人との口数は多くないものの、話すことはたいてい要点を押さえています。
辛年生まれで文曲星が化科となって父母宮に入ると、先生や上司とのよい関係が人の目に留まりやすく、推薦状もよく好意的に書いてもらえます。己年生まれで文曲星が化忌となって父母宮に入ると、年長の人が何気なく言ったひと言をあなたは長く覚えているので、意味が分からなければ直接聞いてください。
年長者との付き合いに擎羊星・陀羅星・鈴星が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が文曲星と一緒に父母宮に入ると、年長の人に理屈をぶつけるのが強すぎて、正しくても相手の面子をつぶしてしまいます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、年長の人に伝えるべきことをずっと言わずにいて、相手がほかの人から聞いたころには、誤解がすっかり深まっています。
寅・午・戌の年に生まれた人を除けば、鈴星(れいせい)はいつも文曲星の向かいにあります。文曲星が父母宮にあるとき鈴星は疾厄宮にあり、年長の人との一度の話し合いで何日も張りつめることがよくあるので、話し終えたら自分に静かな時間を与えてください。
父母宮に文曲星があると、親と話が通じやすいのか
父母宮に文曲星があると、親と話が通じやすく、気が合うのか、とよく聞かれます。文曲星がここにあるのは、年長の人や上司と付き合うとき話が上手で、時機や言葉を選べるということです。通じやすいかどうかは、年長の人自身の性格にもより、それはその人の命盤で見ます。話が上手でも、本当のことを話すのを忘れないでください。まず今週、年長の人に、最近本当に困っていることを一つ話し、よい知らせだけで終わらせないでください。