夫妻宮の陀羅星が表すもの
夫妻宮の陀羅星(だらせい)を持つ人の恋愛は、ゆっくり温まるタイプです。付き合い始めも別れも遅く、同じことを長く磨き続けます。関係は時間に支えられて安定する一方、動かないままになりやすい面もあります。
ゆっくり温まり、そして腰を据える
一目惚れはあまりなく、一緒に過ごす中で積み上がっていきます。これと決めたら簡単には離れず、関係の中の問題も時間をかけて乗り越えられるまで磨く覚悟があります。最初に燃え上がる人よりも頼りになる点です。
二人の擦り合わせの期間は、ほかの人より長くかかります。けれどそこを越えると、安定度はたいてい誰よりも高くなります。毎日のロマンスより、身構えなくていいこと、ケンカしても別れないことを大切にします。
言わないし、離れもしない
黙って耐えて時間が処理してくれると思い、二人とも相手が先に言い出すのを待つうちに、一年が過ぎていきます。
同じことを何度も言うので、相手は終わりがないと感じ、あなたは一度も変わってくれなかったと感じます。どちらも自分が耐えていると思っています。
話すのは一度、話したら前へ進む
同じ問題は一度話せば十分です。話し終えたら、一緒に直すか、受け入れると決めるかのどちらかです。繰り返し持ち出すと二人とも疲れ、相手には何をしても否定されるように映ります。
ゆっくりでも構いませんが、動くことは大切です。日を決めて話し合うほうが、それぞれ心の中で半年磨き続けるより役に立ち、一度に大きく爆発することも減らせます。
夫妻宮の陀羅星、擎羊星は命宮にあります
陀羅星が夫妻宮にあるとき、擎羊星(けいようせい)は命宮に、禄存星(ろくぞんせい)は兄弟宮に入ります。あなた自身はまっすぐでせっかちなのに、恋愛のこの宮だけは遅いのです。ほかのことでは一刀で切りたいのに、恋愛になるとどうしても切れず、決めるべきことを先へ先へと延ばします。夫妻宮の三方は遷移宮と福徳宮で、恋愛での先延ばしは心の重さにもなり、外ではどれほど決断が早くても、恋愛のことになると止まってしまいます。
生まれ年も関係します。甲・丙・戊・庚・壬年生まれなら陀羅星は丑・辰・未・戌で廟になり、時間をかけて磨いた関係は長持ちします。乙・丁・己・辛・癸年生まれなら寅・巳・申・亥で陥になり、遅さは言いたいことを飲み込むことに変わりがちです。
恋愛の先延ばしに火星・鈴星・天馬星・化忌が重なるとき
火星(かせい)が同じ宮にあると、ふだんはゆっくりなのに、けんかになると急で、ひと言でたまった不満を全部ぶちまけます。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、二人とも先に口を開かず、冷戦が長く続きます。
天馬星(てんませい)が同じ宮にあると、仕事や学業で二人が離れて暮らすことが多く、会ってから話そうと思っているうちに、そのまま過ぎてしまいます。離れているあいだは、決めるべきことだけを話すビデオ通話の時間を決めておきましょう。
夫妻宮の主星に化忌(かき)がついて陀羅星が加わると、恋愛でずっと決まらないことがあり、結婚の時期や住まい、お金のことが多いです。陀羅星はもっといい時機を待ちたくさせますが、こうしたことで最良の時機が来ることはまずありません。いくつかの小さな決断に分け、今週はひとつだけ、たとえば家探しの予算から決めてください。
夫妻宮の陀羅星、廟と陥の違い
自分の夫妻宮には廟の陀羅星があり、交際相手の夫妻宮にも陀羅星があるけれど陥で、廟と陥はどう違うのか、二人がこの先続くかどうかに影響するのか知りたいという人がいます。廟の陀羅星なら、遅さはたいてい落ち着きから来ていて、関係は長く磨かれ、長く続きます。陥のときは、遅さが迷いに変わりやすく、言いたいことを置いたまま、決断をどんどん先送りにします。どちらも付き合いのリズムの話で、続くかどうかを決めるものではありません。本当に見るべきは、二人の遅いところが同じ一件で詰まっていないかどうかです。詰まっているその一件を取り出して話すほうが、廟と陥を比べるより役に立ちます。