紫微家

夫妻宮の鈴星が表すもの

夫妻宮に鈴星(れいせい)がある人は、恋愛で冷戦になりがちです。喧嘩しなければそれでよく、一度始まると長い低気圧が続き、口にしなかったことが心の中で発酵します。この関係には、誰かが先に口を開くことが必要です。

天同天梁命丙寅武曲七殺父母丁卯太陽福徳戊辰田宅己巳天機官禄身庚午紫微破軍奴僕辛未遷移壬申天府疾厄癸酉太陰財帛甲戌廉貞貪狼子女乙亥天相兄弟丁丑巨門旺鈴星夫妻宮丙子火六局命主 禄存 身主 天同陰女
サンプル命盤:鈴星が夫妻宮にある例(あなたの命盤ではありません)

鈴星(れいせい)は生まれ年の地支と生まれた時刻で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。当サイトの命盤の輝度では、寅・午・戌が「廟」、丑・巳・酉が「得地」、卯・未・亥が「利益」、子・辰・申が「陥」です。

喧嘩はしないが、冷める

本当に怒っているときは言葉にしないことが多く、たいていは口数が減り、表情が沈みます。相手は不機嫌なことは分かっても、どの件なのかを自分で推測するしかなく、しかもたいてい当たりません。

相手の良いところも悪いところも覚えていて、細部まではっきりしています。この細やかさは、気にかけているときはとても気にかけ、手放しにくくもして、一つの事が心の中に長く残ります。

同宮する主星と輝度

夫妻宮で鈴星が貪狼に出会うと、恋愛に突然の始まりや転機が出ることが多くなります。廉貞や巨門に出会うと、争いはたいてい口論と疑いで、冷戦が長くなります。太陰や天同のような柔らかい星に出会うと、二人とも衝突を好まないので、結果としてどちらも先に言い出しません。

廟旺の鈴星なら、関係は内にこもっていても長く続きます。陥地の鈴星なら、わだかまりが積もって距離になりやすくなります。これらの条件が示すのは付き合いの難しさで、結末は二人が決めるものです。

同じしこりを長く引きずる

あなたが言わず、相手が尋ねないまま時間が過ぎ、最後は何がきっかけだったかも思い出せず、付き合いの疲れだけが残ります。

何度も我慢して、やっと口を開いたときに3年分のことを一度に話し切ると、相手は裁かれたとしか感じません。

その日のことは、その日のうちに言う

不快なことは言い、夜を越さないようにします。その日に一言なら相手は受け止められますが、3か月ためてから言えば、誰も受け止められません。

気持ちを伝え、一覧にしないようにします。「さっき、とても悲しかった」のほうが「前もそうだったよね」よりずっと役に立ちます。次に起きてほしくないなら、「次はこうしてほしい」と、これからのことを言葉にします。

夫妻宮の鈴星、火星が福徳宮に入ることもあります

鈴星と火星(かせい)は決して同じ宮に入らず、向かい合うこともありません。申・子・辰年生まれなら、火星は決まって鈴星の三合の位置に入り、鈴星が夫妻宮のとき火星は福徳宮です。恋愛では黙っていても心の中は実はとても急いでいて、口には出さないのに夜は眠れません。

主星が天機星(てんきせい)なら、恋愛で考えすぎて、ひと言を何日も吟味し、考えるほど聞けなくなります。主星が紫微星(しびせい)なら、関係の中で体面を大事にし、悔しさは自分で飲み込んでも、先に頭を下げようとはしません。主星が武曲星(ぶごくせい)なら、二人はあまり気持ちを話さず、お金や段取りの話が多く、心の中の言葉はずっと言わないままです。

恋愛のくすぶりが擎羊星・陀羅星・化忌に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、冷戦の最後に、あなたのひと言で関係を断ち切ってしまうことが多く、相手には説明する機会もありません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、二人ともその件に触れず、同じことが一年また一年と持ち越され、結論も出ません。

鈴星が夫妻宮の主星の化忌(かき)に出会うと、恋愛で気にかかっていることをずっと聞かず、心の中で推し量るだけになります。推し量るより一度聞くほうがいいのです。聞くときは事実だけを尋ねましょう。「あの日はどうして帰りが遅かったの」と、結論を持ち込まずに聞けば、相手も答えやすくなります。

夫妻宮に鈴星があると、晩婚がいいのか

鈴星が夫妻宮にあると晩婚が向いているが、鈴星が単独なら伴侶と添い遂げられるという資料を読み、二つの説を並べると矛盾していると感じた人がいます。どちらの説もひとつの星しか見ておらず、当サイトでは恋愛は命盤全体で読み、ひとつの星だけで結論を出しません。夫妻宮の鈴星が示すのは、恋愛で黙りがちで、こらえる性質があるということで、だから相手を理解するのに時間が必要なのです。少し遅めに落ち着くのはあなたのリズムであって、結論ではありません。付き合っているうちに、相手が衝突をどう扱うかをよく見ておきましょう。それがはっきり見えていれば、いつ結婚しても遅すぎることはありません。