田宅宮の陀羅星が表すもの
田宅宮の陀羅星(だらせい)を持つと、修繕も引っ越しも先延ばしになり、住宅ローンも長く返すことになります。家に対して辛抱強く、少しずつ整えることを厭わない一方、直すべきところを置いたままにしやすい面もあります。
少しずつ、家を整えていける
一度に内装を仕上げようとせず、ひとつずつ替えるほうを選びます。家に対する辛抱は、ほかのどんなことよりも強く、そこが長く暮らす場所だからです。
家はあなたにとって長期のものです。少しずつ返し、少しずつ整え、きれいな家を買うことより長く住むことのほうが大事です。人気エリアはあまり追わず、十年後にまだ住みたいかを気にします。
直すべきところが、大ごとになる
水漏れ、壁のカビ、配管といった小さな問題を放置し、最後には早く対処したときより多くかかり、長く不便も我慢することになります。
引っ越しや住み替えをずっと待ち、条件はいつもあと少し足りず、一年また一年と過ぎて、住みにくいまま耐えています。
リストにして、ひとつずつ進める
家の問題を一枚の表にして、毎月ひとつずつ片づけます。あなたは積み上げが得意なので、一年たてば家は大きく変わり、一度に大金を出す必要もありません。
大きな決断には期限をつけます。内見や住み替えは時期を決め、その時が来たら選択肢から一つ選びます。完璧を待たないでください。
田宅宮の陀羅星、擎羊星は奴僕宮にあります
陀羅星が田宅宮にあるとき、禄存星(ろくぞんせい)は官禄宮に、擎羊星(けいようせい)は奴僕宮に入ります。仕事には安定した土台があり、友人や同僚との間では言葉がまっすぐで張り合いがちなのに、家のことはゆっくり時間をかけます。家を買うのも、引っ越しも、修繕も、予定より遅れます。田宅宮の三方は兄弟宮と疾厄宮で、家のことが長引くのはきょうだいが絡んでいることが多く、あなたの眠りにもいちばん響きやすいのです。
甲・丙・戊・庚・壬年生まれなら陀羅星は田宅宮で廟になり、時間をかけて積み上げた家や財産はしっかりしています。乙・丁・己・辛・癸年生まれなら陥になり、決断を延ばしすぎて、よい時機がもう過ぎていることが多くなります。
主星が巳・亥の天府星(てんぷせい)で陀羅星が加わると、家の財産はしっかり守れますが、お金を置いたまま動かせません。主星が寅・申の天機星(てんきせい)・太陰星(たいいんせい)で陀羅星が加わると、住み替えや環境を変えることを考えて、何年たってもまだ考えています。
家で火星・鈴星・天馬星・地劫星・化忌に出会うとき
火星(かせい)が同じ宮にあると、家のことはふだん先延ばしなのに、ある日突然引っ越しやリフォームを決め、準備が整わないうちに始めてしまいがちです。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、家族の間で言いたいことを言わず、同じ一件が何年も家の中にこもります。天馬星(てんませい)が同じ宮にあると、住まいが変わることが多く、引っ越しの手続きや賃貸契約、引き渡しが何度も遅れます。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、家のために貯めたお金が、急な用事に回されがちです。
田宅宮の主星に化忌(かき)がついて陀羅星があると、家でずっと止まっていることがあり、住宅ローンか、直していない一か所であることが多いです。片づけるのに最低いくらかかるかを先に確かめましょう。金額が出れば、先延ばしの理由はたいてい半分に減ります。
田宅宮に陀羅星があると、家を買うのは難しいのか
田宅宮に陀羅星があり、何年も家を見ているのにまだ買えず、この宮は家と縁がないのではと心配する人がいます。この宮の陀羅星が示すのは、家についての決断がゆっくりで、たくさん見て細かく比べるから遅くなるということで、買えないという意味ではありません。まず気に入った地域で一年借りて住んでみるのもひとつの方法です。一年住めば、その地域について家を十軒見るより多くのことが分かり、決断も早くなります。住みながら、通勤や騒音、日当たりのように住んでみないと分からないことも書き留めておきましょう。陀羅星の細やかさを住んでからの判断に使えば、選び間違いはいちばん少なくなります。