疾厄宮の陀羅星が表すもの
陀羅星(だらせい)が疾厄宮に入ると、体に小さな不調があるとき、先延ばしにして我慢しがちで、回復もゆっくりになります。これは陀羅星の「遅れ・磨く」という星の性質であり、特定の病気とは関係がありません。粘り強さは回復に向ければ長所ですが、無理を通すほうに向くと問題になります。
まず耐えて、あとから対処する癖
体の状態は先延ばしでたまったものが多く、こり、張り、寝つきの悪さを、どうしても対処しなければならないほどではないからと置いたまま、ある日まとめて出てきます。自分のパターンは分かっているのに、もう少し待とうと自分に言うのがいちばん多い人です。
回復のリズムは遅めで、同じ状態でもほかの人より長く休む必要があるかもしれません。焦っても意味はなく、無理を押すとたいてい余計に遅くなります。
我慢が日常になる
同じところが何度も不調なのに、慣れて合図として扱わなくなり、みんなそうだからと言います。
整えるのを途中でやめ、生活リズムが少し良くなると手放して、次はまた最初からになります。
養生を長期プロジェクトとして進める
運動、生活リズム、休養を、慣れたプロジェクトの要領でカレンダーに入れ、終わったらチェックを付けます。仕事のプロジェクトには粘り強く向き合えるのですから、自分の体にも同じ粘り強さを向けてください。
ほかの人と回復の速さを比べないでください。ペースが遅くても構いません。生活リズムを整えることをやり切るほうが、焦って止めてやり直すより良い結果になります。
疾厄宮の陀羅星、擎羊星は子女宮にあります
陀羅星が疾厄宮にあるとき、禄存星(ろくぞんせい)は財帛宮に、擎羊星(けいようせい)は子女宮に入ります。後輩やチームを育てるときは急いで厳しいのに、自分のことになると何でも後回しです。人のことはすぐ片づけ、自分の生活リズムは先へ先へと延ばします。疾厄宮の三方は兄弟宮と田宅宮で、家やきょうだいに何かあると、その間は自分の休みをいちばん後ろに回しがちです。
陀羅星が廟(辰・戌・丑・未)なら、回復はゆっくりでも、リズムに沿って整えればたいてい戻ります。陥(寅・申・巳・亥)なら、整えるのを途中でやめやすく、同じ生活リズムの問題が繰り返し出てきます。
主星が辰・戌の天同星(てんどうせい)で陀羅星が加わると、くつろぐのが上手で、動くべきときまでくつろいでしまいます。主星が寅・申の七殺星(しちさつせい)で陀羅星が加わると、我慢するのが習慣で、とても疲れるまで止まろうとしません。
生活リズムが火星・鈴星・天馬星・化忌に出会うとき
火星(かせい)が同じ宮にあると、ふだんは休みを先延ばしにして、ある日疲れ切って一度に倒れ、取り戻すのに何日もかかります。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、ストレスを体の中にため込み、外からは分からないまま、まず睡眠が悪くなります。天馬星(てんませい)が同じ宮にあると、移動や出張の中で無理を重ねがちで、予定が詰まると生活リズムがすっかり崩れます。
疾厄宮の主星に化忌(かき)がついて陀羅星があると、生活リズムの古い問題がひとつ片づかないままです。当サイトの読み方では、疾厄宮から病気になるかどうかは分からず、体の状態は実際の検査と医師の判断を基準にしてください。あなたにできるのは、その古い問題をこの季節のただひとつの目標にして、ひとつだけ直し、三か月たったら次に移ることです。
疾厄宮に陀羅星があると、小さな不調が続くのか
疾厄宮に陀羅星があるのを見て、小さな不調が絶えず、なかなか治らないと聞いた人がいます。この宮の陀羅星が示すのは、体への接し方の癖です。具合が悪くてもまず我慢し、養生を途中でやめるので、同じ種類の疲れが繰り返し出てきやすいということで、ずっと病気が続くという意味ではありません。具合が悪くなった日付と、その前の数日に何をしていたかを書き留めてみてください。一、二か月続けると、どの生活リズムが繰り返されているのかが見えてきます。それが分かれば、手を打つのは簡単です。