夫妻宮の地劫星が表すもの
夫妻宮の地劫星(ちこうせい)を持つ人は、恋愛であまり無理を通さず、引き留めることもあまりしません。関係の中の現実的な変化は受け止められますが、口を開くべきときに先に手を放してしまいがちです。
恋愛では、変化を受け入れる
関係の中で、引っ越しや転職、生活リズムの食い違いといった現実の変動があっても、たいてい人より早く受け入れ、物事を元のとおりに進めさせようとはしません。
恋愛では現実をよく受け入れ、相手を自分の望む姿に変えようとはしません。べったりせず、行動を確かめることもあまりせず、残るものは残ると考えます。このため傷つきにくい一方、相手には気にしていないように見えます。
二人の関係は比較的自由で、薄れやすい面もあります。会話が減ると、関係は惰性だけで進みます。どちらかが、先に何がほしいかを口に出す必要があります。
求めないと、本当に去ってしまう
何かが違うと感じるとすぐ引いて、話をはっきりさせようとしないので、直せたはずの関係を逃します。
何でも大丈夫と言うので、相手は何を望んでいるか分からず、そのうちそれぞれの道を行くことになります。
続けたいなら、口に出す
本当に大切なら言います。べったりになる必要はありませんが、続けたい気持ちは相手に伝えます。沈黙は誰も引き留めてくれません。
予想外のことは先に話しておきます。お金、どこに住むか、子どもを持つか、家族とどう付き合うか。こうした現実の問題は早めに話します。あなたは人より臨機応変に動けても、相手はあなたの考えを知る必要があります。
夫妻宮の地劫星、同じ宮の主星で恋愛の中で欠ける部分が変わります
太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、二人で過ごす暮らしをとても大切にしますが、共同の貯金や計画が思わぬことで乱されやすく、住宅や旅行のためのお金を急な出来事に回すことになります。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、恋の始まりは熱くても、その後現実の変化で冷めることがよくあります。天相星(てんそうせい)と同じ宮なら、二人とも約束を重んじますが、相手に約束したことが外からの事情で果たせず、とても申し訳なく感じることがあります。
破軍星(はぐんせい)と同じ宮なら、関係の中の変化がいちばん多く、住む街、仕事、生活のリズムが大きく変わり、変化のたびに一からすり合わせ直すことになります。
地劫星が夫妻宮にある場合、子の刻・午の刻生まれなら地空星(ちくうせい)もここにあり、卯の刻・酉の刻生まれなら地空星は向かいの官禄宮にあります。仕事の計画が空振りすると、それが二人の生活の段取りに直接響きます。
恋愛の変数が擎羊・陀羅・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、関係に変数が生じたときにけんかになりやすく、争うのは出来事そのものではなく、誰が責任を負うべきかです。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、すべき決断が先延ばしになり、引っ越すか、結婚するか、別れるかが、すべて「もう少し待って」で止まります。
夫妻宮の主星に化忌(かき)がつくと、恋愛の中でずっと気にかかることがひとつあり、多くはお金や現実の条件に関わることです。地劫星のせいで自分から求めることが少ないのですが、相手はあなたが何を心配しているのかわかりません。時間に追われていないときを選んで、その心配を口に出してください。
夫妻宮に地劫星と地空星があると、恋愛は実りにくいのか
夫妻宮に地劫星と地空星が同居していて、親しい友人とはうまく付き合えるのに、恋愛になると行き詰まり、この先ずっと恋愛が実らないのではと心配する人がいます。空劫が同じ夫妻宮にあるとき、よく見られるのは、考えることが多く行動が少ない、あるいは尽くしたのに相手が受け止めてくれないと感じる形です。これは付き合い方の癖であって、判決ではありません。練習できるのは、相手をあなたの予定に入れることです。週末、休暇、次の計画を立てるとき、一緒にどうかと先に聞いてみてください。頭の中で何度も筋書きを考えるより役に立ちます。空劫が同じ宮にある人は心のつながりを重んじることが多いので、条件のいい人より、深い話ができる人を見つけることのほうが大切です。