紫微家

兄弟宮の陀羅星が表すもの

兄弟宮の陀羅星(だらせい)を持つと、きょうだいや同期との古いわだかまりがなかなか片づきません。話し合うまでに時間がかかり、関係は行きつ戻りつ少しずつすり合わさります。言い争わなくてもすっきりせず、触れると昔のことが蒸し返されがちです。

奴僕庚寅廉貞破軍遷移身辛卯疾厄壬辰天府財帛癸巳天同太陰子女甲午武曲貪狼夫妻乙未天相命丁酉天機天梁父母戊戌紫微七殺福徳己亥田宅庚子官禄辛丑太陽得権巨門廟禄陀羅兄弟宮丙申火六局命主 文曲 身主 天相陰男
サンプル命盤:陀羅が兄弟宮にある例(あなたの命盤ではありません)

話は一度では終わらない

わだかまりができても、その場で解決することは少なく、先延ばしにしたり回り道をしたりして、しばらくしてから薄れていきます。細かいことはお互い覚えているのに口にしません。先に言い出したほうが負けのように感じるのです。

良い面は、この関係が切れにくいことです。何年も連絡がなくても、何かあればまた顔を出します。悪い面は、古い件が片づかないまま、ずっと前のことまで覚えていることです。

言わずに置くと、貸し借りが積もる

置いておけば時間が解決すると思っていても、覚えていることが増えるだけです。次に口を開くのはいっそう難しくなり、言うときには最も重い一言になりがちです。

言い争いはしないまま、連絡と返事が減っていきます。相手は何があったのか分からず、関係がだんだん薄くなります。

古い件をひとつだけ話す

一度にすべてを解決する必要はありません。いちばん気にしていることをひとつ選んで気持ちを伝え、その結び目をほどけば、ほかのことは自然にゆるみます。あなたが一度話せば、相手も話しやすくなります。

お互いに少し時間をあげることも大切です。急いでも本音は出てきません。

兄弟宮の陀羅星、擎羊星と陀羅星が命宮を挟みます

陀羅星が兄弟宮にあるとき、禄存星(ろくぞんせい)は命宮に、擎羊星(けいようせい)は父母宮に入り、これがちょうど羊陀夾命です。あなた自身は守りが固く、保守的で、片側には同世代の間の先延ばし、もう片側には目上からの催促があります。きょうだいや同僚のことは片づかないまま、親や上司は結果を求めてきて、その間に挟まれたあなたは、まず自分の分をきちんと済ませようとします。

陀羅星が廟(辰・戌・丑・未)なら、同世代との遅さは落ち着きで、付き合いが長くなるほど絆も深まります。陥(寅・申・巳・亥)なら、話がつかないままで、古い貸し借りがずっと残りがちです。兄弟宮の三方は疾厄宮と田宅宮で、きょうだいとの片づかない話は実家や家のことに関わりやすく、あなたの眠りにも響きます。

太陽星(たいようせい)と太陰星(たいいんせい)が丑・未にあり陀羅星が加わると、きょうだいとの距離が近くなったり遠くなったりして、しばらく親しくしていたかと思うと、しばらく連絡を取らなくなります。武曲星(ぶごくせい)と破軍星(はぐんせい)が巳・亥にあり陀羅星が加わると、きょうだいとの間でお金が絡むととたんに長引き、貸したお金も分けると決めたものも、何年も持ち越しがちです。

同世代の間で火星・鈴星・天馬星・化忌に出会うとき

火星(かせい)が同じ宮にあると、ふだんはそれぞれ忙しくしていても、何かあると急に言い争いになり、そのあとまた長く冷えます。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、どちらも黙り込み、小さな一件が何年も誰にも触れられないままになります。天馬星(てんませい)が同じ宮にあると、引っ越しや海外移住できょうだいが離れて暮らすことが多く、連絡は盆や正月くらいになり、多くのことがそのまま置かれてしまいます。

兄弟宮の主星に化忌(かき)がついて陀羅星が加わると、詰まったうえに長引き、きょうだいや同僚との間のその一件は、誰よりも長く寝かせることになります。まず自分が望む結果を決めましょう。あのお金を返してほしいのか、ひと言謝ってほしいのか、それとも今後同じことがなければいいのか。結果がはっきりすれば、一度話せば足ります。

兄弟宮に陀羅星と火星があると、きょうだいとうまくいかないのか

兄弟宮が天同星(てんどうせい)と天梁星(てんりょうせい)に陀羅星と火星で、きょうだいとうまくいかないのではと心配する人がいます。天同星と天梁星はもともと話しやすく面倒見のよい組み合わせで、陀羅星と火星が加わると、付き合い方が遅くなったり急になったりします。ふだんは連絡がおっくうで、何かあると言い方がきつくなるのです。これは付き合いのリズムの話で、仲のよし悪しではありません。毎月最初の週末に電話を一本かけるなど、連絡する時間を決めておきましょう。ふだんから行き来があれば、何かあっても最初のひと言から急がずに済みます。