仕事とお金

生年月日の金運占い:お金が貯まる体質かを紫微斗数の命盤で見る

生年月日で見る紫微斗数の金運占いです。財帛宮でお金の入り方、田宅宮でお金をしまう蔵、福徳宮でお金を使う理由を見て、稼いでも残らない人、守りすぎて動けない人がどこを直せばよいかを解説します。財帛宮と田宅宮の組み合わせと煞星も扱います。

たくさん稼いでも残らない人もいれば、ゆっくりでも着実に貯まる人もいます。金運を生年月日で占う紫微斗数(しびとすう)では、生年月日と生まれた時刻から作る命盤で、お金がどう入り、どう残り、どう出ていくかを見ます。貯金の額は、その結果にすぎません。財帛宮は収入のリズム、田宅宮はお金をしまう蔵と安心感、福徳宮はお金を使うときの心です。三つの宮の向きがそろえば、お金は入ってきて残ります。そろわないと、稼ぐのも使うのも早い、あるいは守りが固すぎて動けない、という形になりがちです。まず自分がどちらの型かを知ってから、挑戦するかどうかを考えましょう。

太陰子女乙卯貪狼夫妻丙辰巨門兄弟丁巳廉貞天相命戊午天梁父母己未七殺福徳庚申天同田宅辛酉武曲官禄壬戌太陽奴僕癸亥破軍遷移身甲子天機疾厄乙丑紫微旺天府廟財帛宮甲寅火六局命主 破軍 身主 文昌陽男
サンプル命盤:財帛宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

財帛宮:お金がどう入ってくるか

財帛宮は収入の源を見ます。給料、案件ごとの報酬、賞与、人付き合いの中でのお金のやりとりなど、お金がどこから入り、安定しているかどうかです。毎月の固定給が合う人もいれば、一件ずつ精算するほうが合う人もいます。専門性で少しずつ稼ぐ人もいれば、チャンスと人脈で稼ぐ人もいます。どの年にもうかるかはこの宮の担当ではなく、この宮が語るのは収入の入り方と、お金に触れたときのあなたの反応です。

貪狼星(どんろうせい)や破軍星(はぐんせい)が財帛宮にあると、手元を通るお金は多くなりますが、入るのも出るのも早いので、貯まらない感覚はかえって強くなります。武曲星(ぶごくせい)や天府星(てんぷせい)が財帛宮にあると、収入は帳尻を確かめられる、繰り返せる種類に寄り、ある程度残りやすいほうです。そこに化忌が来ると、稼ぐ勢いは強いのに口座は苦しい、という形に変わります。財帛宮だけを見ると、通るお金が多いことを、お金持ちと取り違えやすくなります。毎月たくさんのお金が手元を通るのに、月末には口座が空、という人は少なくありません。足りないのは、その後ろにある蔵です。給料以外のお金の引き寄せ方は偏財運はあるかで解説しています。

財帛宮の化禄は、チャンスが近づきやすいという意味です。それでも、そのお金を別にして取り分けたかを確かめる必要があります。化権は、あなた自身が帳簿を管理しなければならず、管理しないと漏れるという意味です。化科は、肩書きや専門料が認められやすくなりますが、認められたお金が残るとは限りません。化忌は課題です。見積もりの金額を言い出せない、お金が入るとまず付き合いの義理に使う、貯金をいつでも動かせる予備費のように扱う、といった形です。穴は気持ちが張りつめたときに開きやすいので、「大きな出費は一晩寝てから」という決まりを一つ作るだけでも効果があります。

地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が財帛宮の近くにあると、予定していたお金が少し欠けることが多く、典型的なのは「残る計算だったのに月の半ばで消えた」という形です。対策は、予備費を先に切り分けておくこと、人にお金を貸しすぎないことです。読み方は地空・地劫とはにあります。擎羊星(けいようせい)か陀羅星(だらせい)が財帛宮にあると、衝動買いするか、口座を見るのを先延ばしにするかで、どちらも貯まりません。

財帛宮に主星がないときは、対宮の福徳宮から星を借りて読みます。福徳宮の星がお金で安心を買うタイプなら、給料が入っても先に気分に持っていかれます。お金を固くしまい込むタイプなら、一見貯められそうでも、実は口座を見るのが怖いだけで、移すべきお金はやはり移されていません。収入が職務に結びつき、働き方で稼ぎが決まるなら、三合の官禄宮と命宮もあわせて見ます。主星のない宮の読み方は紫微斗数で命宮に星がない(命無正曜)とは:主星のない宮の読み方へ。

財帛宮と田宅宮:お金がどこに残るか

田宅宮は金運の蔵です。家、家の資産、生活の拠点、そして「根がある」という感覚もここに表れます。口座にお金があっても不安で、家や固定資産に換えないと眠れない人もいれば、家は手に入れたのに、現金は住宅ローンにがっちり押さえられている人もいます。守りがゆるいとお金は少しずつ流れ、守りが固すぎると、お金はあっても使えません。この宮が見るのは、お金を置いておける場所があるかどうかで、家がいくらかとはあまり関係ありません。

天府星、太陰星(たいいんせい)、天同星(てんどうせい)が田宅宮にあると、お金を落ち着かせて、家という安心に換えたくなります。貪狼星や破軍星が田宅宮にあると、住んで間もなく住み替えたくなり、リフォーム、引っ越し、物件探しが、貯めるはずのお金を先に食べてしまいます。

田宅宮の化忌は、蔵の課題が浮かび上がるという意味です。住宅ローン、修繕、家で急に必要になるお金のせいで、給料はあるのに蔵がないような状態になります。田宅宮の化禄なら、家と蓄えが形になりやすいのですが、それでも手をつけない自動積立を自分で設定しておかないと、化禄は「お金がある気がする」だけで終わります。

田宅宮に主星がないときは、対宮の子女宮から星を借りて読みます。蔵の姿は、あなたが人や作品、ずっとお金をつぎ込み続ける計画をどう育てるかに似てきます。学費、年下の家族に立て替える生活費、「いずれ回収できる案件」に貯金を入れる、といった形でお金がとどまりません。田宅宮の三合は兄弟宮と疾厄宮です。きょうだいでの財産分け、体のための出費が蓄えを引き抜くと、蔵は名ばかりになります。パートナーと自分が同じお金のしまい方をしているかは夫妻宮で見て、そのうえで二人の家計簿を開いて話し合ってください。

住まいや不動産の購入については家を買う時期は田宅宮で見るで扱っています。あちらは家の話、ここは蔵の話です。お金を残す習慣がなければ、家を買っても支払いが一つ増えるだけです。

福徳宮:お金がどう出ていくか

福徳宮は財帛宮の対宮で、心の状態に関わります。楽しみ方、感情、お金を使って自分を楽にするやり方を見ます。不安になるとデリバリー、買い物、おごりに走る人もいれば、不安になるとお金を固く閉じ込め、必要なメンテナンスや学びにさえ使えなくなる人もいます。

月末になぜお金がないのかは、お金がどう出ていくかに答えがあることが多いのです。収入は低くないのに貯まらない人の多くは、お金で気持ちを処理しています。貪狼星が福徳宮にあると、楽しみや刺激が充電になります。化忌が福徳宮にあると、充電が埋め合わせに変わります。天同星や太陰星が福徳宮にある人は、自分を大事にする方法がカードで払うことだけになると、お金が先に気分に持っていかれます。

生年の化禄が財帛宮、化忌が福徳宮にある組み合わせはよく見られます。お金は稼げるのに、気持ちのせいで使い続けてしまう形です。化禄と化忌が同じ線に並ぶ読み方は循環禄忌とはで解説しています。次に不安になったとき、自分が先にデリバリーを頼むのか、口座を固く閉じるのかに気づいておくと、どちらを直すかを決めやすくなります。

三つの宮がかみ合わないときは

よくある形は二つです。一つは、財帛宮で早く入り、福徳宮でもっと早く出て、田宅宮でも残らない形で、稼ぐのも使うのも早いタイプです。楽しみを禁じる必要はありません。まず蔵を一つ作り、給料が入ったら決まった割合をすぐ別の口座に移し、残りで暮らします。

もう一つは、田宅宮が固く守りすぎ、財帛宮は収入を増やす勇気がなく、福徳宮も自分が楽に暮らすことを許さない形です。暮らしは安定していても息苦しく、チャンスが来ても動きません。失ってもよい試しのお金を一つ用意して、挑戦の上限をはっきり決めておくとよいでしょう。お金の習慣を日常の言葉で確かめたいなら財帛宮で見るお金も役に立ちます。

いくら貯めても残らないなら、両隣の宮と煞星を見る

三つの宮を見てもまだ残らないなら、財帛宮の両隣を見ます。禄存星(ろくぞんせい)が財帛宮にあるとき、両隣の宮には必ず擎羊星と陀羅星が入ります。これが「羊陀夾禄(ようだきょうろく)」で、お金は入ってくるのに、横で先延ばしと催促がずっと続き、移すべきお金が移されず、分けるべき口座がつながったまま、という状態です。擎羊・陀羅が同じ宮になくても、三方から財帛宮や田宅宮を照らせば、同じような圧力はかかります。火星(かせい)か鈴星(れいせい)が財帛宮か福徳宮にあると、一度に大きく入って一度に大きく出る形が起こりやすくなります。擎羊・陀羅・火星・鈴星の役割の違いは六吉星・六煞星の一覧へ。

大きなお金が入る時期は、大限と流年で見る

体質が答えるのは、お金がどう入り、どう残り、どう出ていくかです。「いつまとまったお金が入るか」は時期の問題で、大限(10年運)と流年(年運)で見ます。

大限は一つの宮に10年ずつとどまります。大限が財帛宮を通る10年は、収入の入り方が中心になり、まず入り方を見通しの立つ形に整えます。官禄宮を通る10年は、昇進や職務の変化とともにお金が入りやすく、田宅宮を通る10年は、家や家の資産が中心で、手元のお金を資産に換えることが多く、給料そのものが大きく増えるとは限らず、まず蔵を作る10年です。福徳宮を通るなら、まずお金を使う理由に向き合う10年です。

四化も層を分けて読みます。生年の化禄が財帛宮にあれば、もともとお金が手元を通りやすい人です。大限の化禄なら、この10年は収入が厚くなりやすく、流年の化禄はその1年だけです。入ってきたお金が残るかどうかは、やはり生まれつきの蔵しだいです。生年の化忌が財帛宮にあるのは、値付けと手元を通るお金についての一生のくせで、大限の化忌が福徳宮にあるのは、この10年、お金で安心を買う傾向が大きくなるということです。二つは分けて読みます。流年の化権が財帛宮か官禄宮に入る年は、帳簿を自分で一手に引き受けてこそ稼げる年です。流年の化忌なら、請求、分配、資金繰りが滞りやすいので、数字をはっきり書き残し、同じ時期に追加の投資をしないことです。流年の化禄が入ったら、使う前に先に移しましょう。化忌が入ったら、新しい固定費を増やさないことです。

大限が財帛宮か官禄宮を照らし、さらに流年の化禄や化権が入る数年は、チャンスが集まりやすい時期です。くじの当選、投資の利益、貯金の額は、命盤からはわかりません。投資や保険、家計の分け方を決めるときは、帳簿の数字を確認し、お金の専門家に相談してください。命盤で見えるのは、漏れているのが収入なのか、蔵なのか、使い道なのかです。無料で命盤を作成して、財帛宮・田宅宮・福徳宮にどの星が入っているかを一度確かめてみましょう。