田宅宮の破軍
田宅宮に破軍星(はぐんせい)がある人は、住まいの変動が多く、引っ越し、改装、街を変えることがよくあり、家の形は人生の段階に合わせて何度も組み直されます。
田宅宮の破軍の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の子女宮は廉貞天相。丑・未の宮では紫微と同宮で、子女宮は天相。寅・申の宮では単独で入り、子女宮は武曲天相。卯・酉の宮では廉貞と同宮で、子女宮は天相。辰・戌の宮では単独で入り、子女宮は紫微天相。巳・亥の宮では武曲と同宮で、子女宮は天相。どの配置でも、三合の兄弟宮には必ず七殺があります、疾厄宮には必ず貪狼があります。
家がどれほど変わっても、対宮の天相星(てんそうせい)によって、子どもや年下の人に対する決まりは、むしろ守られます。
家は組み直せる
もとの家や間取りにはあまり未練がなく、住みやすいことのほうが大切です。引っ越すべきなら引っ越し、改装すべきなら改装し、古い決まりにあまり縛られません。
自分のやり方で空間を割り振り直します。書斎を仕事部屋に変え、居間を別の使い方に替えるなど、家はあなたの暮らしの段階に合わせて形を変えます。
ずっと引っ越して、本当には住み着いていない
引っ越しが多すぎると、ずっと適応し続けることになり、本当には休めません。改装には終わりがなく、家がいつも工事中のようになります。
もう一つは、よく住めているのに、飽きたというだけで替えたくなることで、費やすお金と力が見積もりよりずっと多くなります。敷金・礼金、仲介手数料、買い直した家具は、積み重なると小さくない額です。
引っ越す前に、先に計算を終える
引っ越したい、大きく改装したいと思ったら、理由と費用を書き出します。家賃やローン、引っ越し費用、通勤時間、子どもの転校。計算してもなお得なら、動きます。
変動がどれほど多くても、一緒に変えない物をいくつか残します。決まった生活リズム、使い慣れた家具、引っ越しのたびに最初に整える部屋。破軍と武曲が同宮する人は、不動産の出入りが資金繰りとつながることが多いので、売買の前には専門家に計算してもらいます。
田宅宮の破軍星、明るさで住まいの変化が変わります
破軍星は子・午で単独なら廟で、引っ越しやリフォームをすると、変えるほどよくなることが多いです。辰・戌では旺で、住まいの姿をずっと調整し続け、どの版にも理由があります。寅・申の破軍星は得地にとどまり、変えるのが頻繁で、毎回多くのお金をかけるのに、変えたあと思ったほど満足できません。
紫微星(しびせい)と破軍星が丑・未にあると、紫微星は廟、破軍星は旺で、住まいに体面を求め、リフォームがとても大がかりになりがちです。武曲星(ぶごくせい)と破軍星が巳・亥にあると二つとも平で、住まいの変化がお金のやりくりと結びつきやすく、売買の前にもう一度計算が必要です。
田宅宮の破軍星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、引っ越すかどうか、変えるかどうかで家の中が激しく言い争いになります。寅・申で単独の破軍星も、武曲星と同じ宮の破軍星も擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、リフォームが長引き、工事業者が何度も替わります。
癸年生まれで破軍星が子にある人は、破軍星の化禄(かろく)と禄存星(ろくぞんせい)がともに田宅宮に入り、二つの禄が同じ宮に重なって、住まいを変える元手が人より厚くなります。壬年生まれで武曲星と破軍星が亥にある人は、禄存星が同じ宮に入るのに、武曲星は化忌(かき)になり、住まいには土台があるものの、お金の重圧もあります。リフォームの前には二社以上から見積もりを取り、値段だけでなく、工期がはっきり書かれているかも比べましょう。遅れた場合の扱いも書き込んでもらうことです。
田宅宮に破軍星があると、家業を守れないのか
田宅宮に破軍星があるのを見て、家業をつぶしてしまうのではと心配する人がいます。この宮が示すのは、あなたが住まいの変化を受け入れやすく、引っ越しも模様替えも恐れないということで、家業をつぶすかどうかとは関係ありません。家業は家だけでなく、親の世代から受け継いだものや習慣も含みます。引っ越すたびに古いものを一つ持っていきましょう。机一つ、器ひとそろいでかまいません。家の場所が変わっても、根は残ります。