田宅宮の天相
田宅宮に天相星(てんそうせい)がある人は、家の秩序、収納、客を迎える姿を大切にし、落ち着いて暮らせること、体裁よく住めることを何より重んじます。
田宅宮の天相の配置は6通りです。子・午の宮では廉貞と同宮で、対宮の子女宮は破軍。丑・未の宮では単独で入り、子女宮は紫微破軍。寅・申の宮では武曲と同宮で、子女宮は破軍。卯・酉の宮では単独で入り、子女宮は廉貞破軍。辰・戌の宮では紫微と同宮で、子女宮は破軍。巳・亥の宮では単独で入り、子女宮は武曲破軍。どの配置でも、命宮には必ず太陰があります、三合の兄弟宮には必ず天府があります。
家では整頓を求めますが、対宮の子女宮にある破軍星(はぐんせい)は、子どもや年下の人には決まりの一部を手放して、自分で試させるよう促しています。天相は卯・酉で輝度が弱く、この二つの宮に入ると、住まいの手続きや維持に手間がかかりやすくなります。
家には秩序も体裁も必要
収納、動線、清潔さを大切にし、客が来たときの印象も気にかけます。家は大きくなくてもよく、清潔で、動きやすく、人を迎えられることが肝心です。
家族が物を元の場所に戻しているか、生活に秩序があるかを気にかけます。あまりうるさく言わず、行動で整え、自分で黙って片づけることもよくあります。家を買うとき、借りるときには、契約書、権利関係、マンションの管理規約を一条ずつ確かめ、手続きは誰よりもきちんと揃えます。
体裁のために張り詰めて、家族がくつろげない
基準を高く設けすぎると、住む人がかえって動けなくなります。客のもてなしに使いすぎると、集まりのあとの片づけもあなたがすることになります。
人にはできないだろうからと全部自分でやると、疲れるのはあなただけで、家族も手を出せなくなります。
まずくつろげる家にして、それから見映えを考える
家族といくつか、みんなができる決まりを作ります。たとえば、使ったら元の場所に戻す、週末に30分いっしょに片づける。それ以外は、すべてあなたのやり方に合わせなくてかまいません。
客が来る前にすべてを片づけきる必要はありません。家は住むためのものです。
田宅宮の天相星、同じ単独でも丑と未は違います
同じ天相星の単独でも、丑では廟、未では得地にとどまります。丑の人は家の決まりがしっかり立ち、家族もそれに従います。未の人は決まりの数は同じでも、守ってもらうにはあなたが何度も声をかける必要があります。子・午の廉貞星(れんていせい)と天相星の組み合わせでは、天相星は廟、廉貞星は平で、家は整っていても雰囲気はやや張りつめています。
寅・申の武曲星(ぶごくせい)と天相星の組み合わせでは、住まいがお金と結びつきやすく、売買も賃貸もきちんと計算します。辰・戌の紫微星(しびせい)と天相星の組み合わせは二つとも得地で、住まいに体面を求め、リビングは人に見せられる状態でなければ落ち着きません。
田宅宮の天相星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、家で決まりをめぐって言い争い、誰が片づけなかった、誰が散らかしたと、ひと言でけんかになります。武曲星と天相星の組み合わせや巳・亥の天相星は擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、修繕が延び延びになり、壊れたものがずっとあなたの手が空くのを待っています。
丁年生まれの人は、福徳宮の巨門星(きょもんせい)が化忌(かき)になり、心の悩みを家に持ち帰りやすく、家の雰囲気があなたの気分で変わります。丙年生まれで廉貞星と天相星が田宅宮にある人は、廉貞星が化忌になり、住まいについて一つのことがずっと気にかかります。家を大きく変える前に、家族一人ひとりにいちばん残したいものを一つずつ言ってもらいましょう。残ったものが、その家での家族それぞれの居場所になります。
田宅宮に天相星があると、家を持てるのか
田宅宮に天相星があるのを見て、自分の家を持てるのかと聞く人がいます。この宮が示すのは、あなたが住まいの秩序と体面を重んじるということで、家を持てるかどうかは、財帛宮や時機、命盤全体を見る必要があります。本当に買いたいなら、まず買いたい地域で半年借りて住んでみましょう。住んでみて初めて、通勤、隣人、騒音があなたの基準に合うかがわかります。その地域の週末の夜の様子も見ておきましょう。昼間にはわからないことが、夜には見えます。