紫微家

官禄宮の七殺

新しい市場、新しいプロジェクト、他の人が引き受けたがらない立て直しは、官禄宮に七殺星(しちさつせい)がある人が足場を固めやすい場所です。道を拓く、火を消す、決断が求められる席にとくに向きます。対宮の夫妻宮にある天府星(てんぷせい)は、仕事で突き進むほど、家庭の宮が安定している必要があると示します。官禄宮に紫微七殺、武曲七殺、廉貞七殺が同宮する場合、職場での勢いはさらに強くなるので、その星と合わせて見ます。

武曲天相福徳甲寅太陽天梁田宅乙卯天機奴僕丁巳紫微遷移身戊午疾厄己未破軍財帛庚申子女辛酉廉貞天府夫妻壬戌太陰兄弟癸亥貪狼命甲子天同巨門父母乙丑七殺廟官禄宮丙辰金四局命主 貪狼 身主 文昌陽男
サンプル命盤:七殺が官禄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

官禄宮の七殺の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の夫妻宮は武曲天府。丑・未の宮では廉貞と同宮で、夫妻宮は天府。寅・申の宮では単独で入り、夫妻宮は紫微天府。卯・酉の宮では武曲と同宮で、夫妻宮は天府。辰・戌の宮では単独で入り、夫妻宮は廉貞天府。巳・亥の宮では紫微と同宮で、夫妻宮は天府。どの配置でも、命宮には必ず貪狼があります、三合の財帛宮には必ず破軍があります。

実績で語る

営業、エンジニアリング、起業、プロジェクト、危機対応、軍・警察、スポーツ競技など、決断と開拓が求められ、結果が物を言う仕事は、他の人より早くこなせます。

硬い局面を恐れず、難しいほど力が出ます。肩書きにはあまりこだわらず、自分で決められるかどうかだけを気にします。足場を固めるのは、勝ち取ってきた実績によるもので、経歴は二の次です。

一人で全部を引き受けて戦う

仲間がついてこられないと、遅いと感じ、最後は一人で全部を引き受けて戦うことになります。やるべきだと思ったことをやり、補うべき手順を補わなければ、あとで問題が起きても結局は自分で戻って始末することになります。

合わない上司に出会うとすぐ辞めたくなるのも、よくある引っかかりです。転職が早すぎると専門性が深く積み上がらず、どの履歴書も始まったばかりのようになります。

やり方と人を残す

厳しい戦いを一つ終えたら、やり方を書き残し、引き継げる人を育てます。職を変える前に、環境が合わないのか、自分が待てないだけなのかを確かめます。

専門性と評判が十分に積み上がってこそ、次の戦場を自分で選べるようになります。戦場だけを残し、チームを残さなければ、最後はどの戦いにも自分で出なければなりません。

官禄宮の七殺星、明るさで戦場の大きさが変わります

七殺星は寅・申、辰・戌で廟で、職場で道を切り開く力があり、新しい案件や新しい市場を任せると、いちばん早く成果が出ます。子・午では旺で、一つひとつの勝ち戦で立場を築いていきます。廉貞星(れんていせい)と七殺星が丑・未にあると、七殺星は廟、廉貞星は利で、突き進むだけでなく制度もわかり、大きな組織で改革を担うのに向いています。

武曲星(ぶごくせい)と七殺星が卯・酉にあると、七殺星は旺、武曲星は利で、業績、財務、交渉といったお金に直結する仕事がいちばん手になじみます。紫微星(しびせい)と七殺星が巳・亥にあると、七殺星は平、紫微星は旺で、チームを率いるのが向いていて、自分で突き進むのはかえってもったいないのです。

官禄宮の七殺星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、職場で人と正面からぶつかり、道をふさぐ人がいれば誰とでも机をたたいて言い合います。寅・申の七殺星や紫微星と七殺星の組み合わせは擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、案件が止まり、あなたはあせっても、手続きは動きません。

壬年生まれで紫微星と七殺星が亥にある人は、禄存星(ろくぞんせい)が同じ宮に入り、紫微星が化権(かけん)になって、チームを率いる権限も資源もそろいます。甲年生まれで武曲星と七殺星が卯にある人は、擎羊星が同じ宮に入り、武曲星が化科(かか)になって、専門家としての評判はあるものの、やり方が強すぎることがよくあります。官禄宮が七殺星の人は、命宮に決まって貪狼星(どんろうせい)があり、やりたいことが多いので、仕事を選ぶときは本当に勝ちたい一つをまず選び、全部の戦いに出ないことです。一つ勝つほうが、十回参加するより意味があります。

官禄宮に七殺星があると、軍や警察に向いているのか

官禄宮に七殺星があるのを見て、軍や警察のような仕事にしか向いていないのかと聞く人がいます。この宮の七殺星が示すのは、決断が必要で、道を切り開く立場に向いているということで、軍や警察はその一つにすぎず、営業、技術職、起業もそうです。転職を考える前に、今の職場で新しい局面を開く任務を一つ勝ち取りましょう。一度やってみれば、自分が求めているのがどんな戦場かがわかり、転職するときにも語れる実績ができます。