紫微家

疾厄宮の天同

疾厄宮に天同星(てんどうせい)がある人は、体の土台が悪くないのが普通で、自分を底まで追い込むことが少ないからです。小さな不調が出ると、気持ちが先に沈み、回復するには休息と、世話をしてもらうことが頼りです。

七殺遷移甲寅武曲財帛丙辰太陽子女丁巳破軍夫妻戊午天機兄弟己未紫微天府命庚申太陰父母辛酉貪狼福徳身壬戌巨門田宅癸亥廉貞天相官禄甲子天梁奴僕乙丑天同平疾厄宮乙卯木三局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:天同が疾厄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

疾厄宮の天同の配置は6通りです。子・午の宮では太陰と同宮で、対宮の父母宮には主星がありません。丑・未の宮では巨門と同宮で、父母宮には主星がありません。寅・申の宮では天梁と同宮で、父母宮には主星がありません。卯・酉の宮では単独で入り、父母宮は太陰。辰・戌の宮では単独で入り、父母宮は巨門。巳・亥の宮では単独で入り、父母宮は天梁。どの配置でも、命宮には必ず紫微があります、三合の兄弟宮には必ず天機があります。

小さな不調は少ないが、出ると気持ちが沈む

無理に頑張らず、疲れたら横になる場所を探し、お腹がすけばきちんと食べます。この緩さは実はあなたを守っています。ただ、運動はあまりせず、座れるなら立たないので、続けるうちに体力はゆっくり落ちます。生活のリズムが乱れたり、天気が変わったりすると、気力も落ち、1時間余分に寝るより、少し体を動かすほうが元気を取り戻せることが多いでしょう。

体調を崩したときは、症状よりも気持ちのほうが目立ちます。少し具合が悪いだけで休みたくなり、世話をされたくなり、気分の落ち込みを体の悪さと受け取ってしまいがちです。太陰と同宮なら、生活のリズムが気持ちに引きずられやすく、巨門と同宮なら、鬱屈が多く、食事と睡眠も乱れがちです。

楽しみを痛み止めにする

我慢強さの使い道を間違えがちです。小さな兆しは放っておき、本当に具合が悪くなってから改めようとします。食事や甘いものを慰めにして、気分が落ち込むと食べすぎてしまい、体調もそれに引きずられて波が大きくなります。

冷たくされたり誤解されたりしたとき、争いたくないので、一人でいる時間が長くなります。気持ちが先に沈み、体も力が入らなくなります。

心地よさには節度を

毎日、体を動かす時間を少し確保します。散歩でも構いません。寝る時間を決めて、気分で決めません。この二つは、サプリメントよりも役に立ちます。

食べたら少し動き、食べてすぐ横にならないようにします。そうすれば体がだんだん重くなることはありません。気持ちが沈むときは、人を見つけて話し、一人で内にこもらないようにします。

疾厄宮の天同星の明るさ

天同星が巳・亥で疾厄宮にあると廟で、回復力がよく、一、二日休めば元に戻ります。卯・酉の天同星は平どまりで、回復は少し遅く、二週間続けて忙しいと力が出なくなります。子宮の天同星・太陰星(たいいんせい)は、天同星が旺、太陰星が廟で、自分を心地よくさせるのが上手で、休息の質がよいのです。午宮の天同星・太陰星は二つとも弱く、休む時間は少なくないのに、起きると寝足りないと感じがちです。

寅宮の天同星・天梁星(てんりょうせい)は天梁星が廟で、疲れたときに休むよう声をかけてくれる人がいます。申宮では天同星が旺、天梁星が陥で、止まることは自分で覚えておく必要があります。辰・戌の天同星は平どまりで、向かいの父母宮の巨門星(こもんせい)が陥なので、家や職場での口げんかでよく眠れなくなります。

疾厄宮の天同星に煞星や化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、疲れはじわじわ引きずって生まれ、まだ大丈夫だと思っているうちに、気づけばずっとまともに休んでいません。天同星・太陰星と卯・酉の天同星は陀羅星に出会いません。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、胸にしまったことのせいで眠りが浅くなります。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、めずらしく無理をするのは人をがっかりさせたくないときで、そのあとは何日か多めに休む必要があります。天同星・天梁星と巳・亥の天同星は擎羊星に出会いません。

庚年生まれで天同星の化忌(かき)が疾厄宮に入る人は、夜食や夜更かしのドラマのような、心地よいのに生活のリズムに悪い習慣がひとつ手放せないことがよくあります。一度にやめなくてもかまいません。まず毎日を週二回に減らしましょう。

疾厄宮に天同星があると、めったに病気をしないのか

疾厄宮に天同星があり、天同星は福の星なので、疾厄宮にあればあまり病気をしないと聞いた人がいます。当サイトの読み方では、この宮の天同星が示すのは、無理を嫌い、疲れたら休むので、人より消耗が少ないということで、病気をしない保証ではありません。体の状態は、実際の検査と医師の判断を基準にしてください。福の星がくれるのは自分をいたわる習慣で、その習慣を続けるほうが、星を信じるより確かです。