疾厄宮の破軍
疾厄宮に破軍星(はぐんせい)がある人の消耗は、たいてい暮らしの大きな変動と結びついています。転職、引っ越し、プロジェクトの追い込みで生活のリズムが乱れると、体の不調がまず出ます。破軍が卯・酉で廉貞と同宮すると、輝度は「陥」で、気持ちと生活のリズムが一緒に乱れやすくなります。子・午で単独のときは力が充実していて、回復も早いのですが、それは本当に一度止まった場合です。
疾厄宮の破軍の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の父母宮は廉貞天相。丑・未の宮では紫微と同宮で、父母宮は天相。寅・申の宮では単独で入り、父母宮は武曲天相。卯・酉の宮では廉貞と同宮で、父母宮は天相。辰・戌の宮では単独で入り、父母宮は紫微天相。巳・亥の宮では武曲と同宮で、父母宮は天相。どの配置でも、命宮には必ず巨門があります、三合の兄弟宮には必ず貪狼があります、田宅宮には必ず七殺があります。
変動が大きいと、体がまず乱れる
変動期にまず乱れるのは、睡眠と食事です。忙しくなると、何日も不規則な状態が続き、止まってから全身が崩れていたことに気づきます。
力を入れすぎることもあります。運動は一回で限界までやり、仕事は一度で徹夜して最後までやります。この宮が示すのは、あなたがどう消耗しやすいかで、力を3割残しておけば、回復が追いつきます。
意志の力で回復に換える
よくあるのは、不調を我慢して過ごし、2、3日で治ると思いながら、実際にはずっと治らないことです。あるいは反動で一度に寝て、リズムがさらに乱れます。
コーヒー、エナジードリンク、徹夜で持ちこたえていると、体からのサインに気づけなくなります。時間に追われ、急いで終わらせようとするときは、動作を少しゆっくりにしたほうが、捻挫したりぶつけたりしにくくなります。
変動の中で、二つを固定する
暮らしがどう変わっても、固定するものを二つ残します。寝る時間と、ある程度の運動です。決まった生活のリズムは体の錨で、変動期でも全体が引っ張られてしまわずにすみます。
疲れたらまず止まり、忙しさが終わるまで待ちません。周りにあなたの生活リズムを気にかけてくれる人がいれば、うるさく聞こえても、あなたが止まる数少ない理由になることがよくあります。
疾厄宮の破軍星、明るさで消耗と回復が変わります
破軍星は子・午で単独なら廟で、回復が速いのですが、それは本当に手を止めればの話です。辰・戌では旺で、変化の時期にはひどく疲れても、回復も遅くはありません。寅・申の破軍星は得地にとどまり、変化が来ると生活のリズムが乱れ、回復に人より時間がかかります。
紫微星(しびせい)と破軍星が丑・未にあると、紫微星は廟、破軍星は旺で、疲れはたいてい責任から来ていて、何でも自分で背負おうとします。武曲星(ぶごくせい)と破軍星が巳・亥にあると二つとも平で、消耗がお金の重圧と結びつきやすく、請求書が増えると、まず眠りに影響が出ます。
疾厄宮の破軍星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、仕事が急で動きも速く、物を運ぶのも道を急ぐのも力を入れすぎます。武曲星と破軍星の組み合わせや寅・申で単独の破軍星には、この心配がありません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、小さな不調が古い悩みになり、ずっと来月片づけると言い続けます。
疾厄宮が破軍星の人は、命宮に決まって巨門星(きょもんせい)があります。丁年生まれなら命宮の巨門星が化忌(かき)になり、口に出せないことがずっと胸にのしかかります。癸年生まれなら疾厄宮の破軍星が化禄(かろく)、命宮の巨門星が化権(かけん)になり、回復を支えるものが多く、言葉にも重みがあります。変化の時期には一時間多く眠りましょう。コーヒーを一杯多く飲むより持ちこたえられます。体の実際の状態は、検査と医師の判断に任せてください。
疾厄宮に破軍星があると、体の不調が多いのか
疾厄宮に破軍星があるのを見て、体によく不調が出るのではと心配する人がいます。この宮が示すのは、あなたの消耗が暮らしの変化と結びついているということで、暮らしが安定すれば体も安定します。大きな変化の前には、その前後二週間の予定をゆるめに組み、引っ越しや入社の前後にはそれぞれ一日、何も予定を入れない日を作りましょう。体にゆとりがあれば、変化の途中で先に倒れずにすみます。