紫微家

疾厄宮の七殺

疾厄宮に七殺星(しちさつせい)がある人の消耗は、たいてい無理に頑張ることから来ます。仕事も運動も締め切りも全力で、睡眠と体力が真っ先に悲鳴を上げる場所です。疾厄宮に紫微星(しびせい)、武曲星(ぶごくせい)、廉貞星(れんていせい)が同宮する場合、消耗の形はその星と合わせて見ます。

廉貞子女甲寅夫妻乙卯破軍兄弟丙辰天同命丁巳武曲天府父母戊午太陽太陰福徳己未貪狼田宅庚申天機巨門官禄辛酉紫微天相奴僕壬戌天梁遷移癸亥財帛身乙丑七殺旺疾厄宮甲子土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:七殺が疾厄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

疾厄宮の七殺の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の父母宮は武曲天府。丑・未の宮では廉貞と同宮で、父母宮は天府。寅・申の宮では単独で入り、父母宮は紫微天府。卯・酉の宮では武曲と同宮で、父母宮は天府。辰・戌の宮では単独で入り、父母宮は廉貞天府。巳・亥の宮では紫微と同宮で、父母宮は天府。どの配置でも、三合の兄弟宮には必ず破軍があります、田宅宮には必ず貪狼があります。

限界まで頑張ってから止まる

小さな兆しはほとんど気にせず、痛くても耐え、疲れても踏ん張り、本当に動けなくなってから対処します。休みもあまり取らず、自分のせいで場が止まってはならないと考えます。

ストレスは体に直接現れます。全身がこわばり、よく眠れない、あるいは運動や仕事で積み重ねた小さな傷がずっと治らない。命盤で見えるのは、あなたの消耗のリズムだけです。体に回復する時間を残すことは、自分で組む課題です。

意志の力で兆しを覆い隠す

我慢できるのが強みだと考え、持ちこたえられるならまだ大丈夫だと思っていますが、体の中には負担のツケがたまっています。普段は気にせず、休日にまとめて寝て取り戻そうとしても、そうした反動の休養では補えません。

もう一つの習慣は、刺激で気分を保つことです。コーヒー、エナジードリンク、テンポの速い活動で、体の声が聞こえなくなります。

休養をトレーニング表に組み込む

休み、ストレッチ、リラックスを練習の一部と考え、週間予定に入れ、時間が来たらやり、疲れたら止めます。運動はしたほうがいいのですが、毎回全力を出し尽くさないようにします。意志の力が兆しを覆うやり方は、短距離では役に立っても、長距離では問題が出ます。休養を予定に組み込めれば、長く戦い続けられます。同じ疲れが1週間に2回出たら、翌週の強度を一段階下げます。

疾厄宮の七殺星、明るさで消耗のしかたが変わります

七殺星は寅・申、辰・戌で廟で、体力の土台がしっかりしていて、突き進めるうえに回復も速いです。子・午では旺で、同じように突き進めますが、たまった疲れが手の空いたときに一度に出てきます。紫微星(しびせい)と七殺星が巳・亥にあると七殺星は平で、支えているのはたいてい責任で、体の疲れが立場に押さえつけられて口に出せません。

武曲星(ぶごくせい)と七殺星が卯・酉にあると、七殺星は旺、武曲星は利で、消耗がお金と仕事の重圧に結びついています。廉貞星(れんていせい)と七殺星が丑・未にあると、七殺星は廟、廉貞星は利で、気持ちと睡眠が真っ先に影響を受けます。これらの座り方の人は、疲れていてもあまり言わないので、まわりはあなたの顔色を見て初めて気づきます。

疾厄宮の七殺星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、運動も仕事も力を入れすぎ、動きが急で、何より必要なのはひと呼吸遅らせることです。紫微星と七殺星の組み合わせや寅・申で単独の七殺星には、この心配がありません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、小さな不調を放っておき、生活のリズムに響くまで手をつけません。

壬年生まれで武曲星と七殺星が疾厄宮にある人は、武曲星が化忌(かき)になり、お金の心配が直接眠りに表れます。丙年生まれで廉貞星と七殺星が疾厄宮にある人は、廉貞星が化忌になり、気持ちの浮き沈みがいちばん消耗につながります。運動の前後に五分ずつ準備運動と整理運動を入れ、動きを最後まできちんと行いましょう。一セット多くやるより役に立ち、翌日に寝ていたいだけということもなくなります。本当に具合が悪いときは、検査結果と医師の見立てを基準にしてください。

疾厄宮に七殺星と武曲星があると、体が弱いのか

疾厄宮に七殺星と武曲星があると、体が弱いのかと聞く人がいます。この宮が示すのは消耗のしかたで、無理を重ね、全力で走り、重圧が仕事とお金に結びついているということで、体質の判定ではありません。毎年決まって健康診断を受け、結果を保存して前の年と比べましょう。変化が目に見えてこそ、あなたは本気で調整する気になります。