紫微家

疾厄宮の天府

疾厄宮の天府星を持つ人は、ストレスがまず食事と睡眠に出て、そのあとに体力と気力に響きます。生活の質しだいで調子が上下しやすいので、暮らしの土台を整えることが大切です。

太陰財帛乙卯貪狼子女丙辰巨門夫妻丁巳廉貞天相兄弟戊午天梁命己未七殺父母庚申天同福徳辛酉武曲田宅壬戌太陽官禄身癸亥破軍奴僕甲子天機遷移乙丑紫微旺天府廟疾厄宮甲寅火六局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:天府が疾厄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

ストレスは、まず食と眠りに出る

忙しいと適当に食べ、暇になるとおいしいものを食べたくなります。付き合いの席、会食、甘いものがあなたの息抜きで、食事が不規則になると、最初に調子を崩します。

眠りも浅くなりがちで、頭が翌日のことを数え続けています。体のサインは、重い、張る、だるい、といったものが多く、ズボンがきつくなる、気力が落ちる、といったことで初めて、しばらく放置していたと気づきます。疲れを年齢や天気のせいにしがちですが、実は予定を詰め込みすぎているのです。武曲星(ぶごくせい)と同宮なら、無理して耐える分の消耗が増えます。廉貞星(れんていせい)と同宮なら、感情が睡眠に出やすくなります。

食べて埋め合わせ、忙しさで覆い隠す

気分が落ちると食べて、食べたあとに自分を責める。この繰り返しです。忙しさも覆い隠すために使われ、動いているだけで運動したつもりになります。

小さなサインは放っておいて、疲れ切ってから慌てます。慌てたあとはまた忙しさに戻り、次に同じ疲れがやってきます。

食事は質よく、節度も持つ

3食の時間を決め、おいしいものは週に1、2回にして、普段は腹八分目にします。会食の多い週は、ほかの日をあっさりした食事にします。運動は手帳に書き込み、キャンセルできない会議のように扱いましょう。

眠れないときは、サプリに頼る前にまずストレスに向き合います。食事中に仕事をせず、食事にも終業時間を作ります。翌日のやることは寝る前に紙に書いておけば、頭が代わりに覚えておく必要がなくなります。

疾厄宮の天府星、明るさで踏ん張り方が変わります

天府星は丑・未で単独なら廟で、もともとの体力があり、疲れてもひと晩眠れば戻りますが、体力に頼って休みをどんどん後回しにしがちです。巳・亥で単独なら得地どまりで、回復は少し遅く、二週間続けて忙しいと、週末を丸ごと使わないと取り戻せません。

紫微星(しびせい)と天府星が寅・申にあるとき、紫微星は旺で、疲れの多くは責任から来て、やることが増えると自分で抱え込みます。武曲星(ぶごくせい)と天府星が子・午にあるとき、武曲星は旺で、生活リズムが規則正しく、ゆるむとかえって落ち着かず、休みの日も早起きして予定を詰めてしまいます。疾厄宮が天府星の人は、命宮に決まって天梁星(てんりょうせい)があり、人のことをよく気にかけ、自分の疲れは後回しになります。

疾厄宮の天府星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、急ぐと休むのを忘れ、やり終えてから一日ちゃんと座っていなかったと気づくことがよくあります。紫微星・天府星や巳・亥の天府星では擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、疲れを放っておき、まだ持つと思っていても、体からのサインが回を追うごとにはっきりしてきます。

天府星は化忌(かき)になりません。壬年生まれで疾厄宮が武曲星・天府星の人は、武曲星の化忌がこの宮に入り、何度も整えきれない生活習慣がひとつあります。たとえば残業後の夜食です。丙年生まれで廉貞星(れんていせい)・天府星が疾厄宮にある人は廉貞星の化忌で、気持ちの浮き沈みがまず睡眠に響きます。まず習慣を一つ選んで替え、一か月に一つだけ変えましょう。体の状態は、実際の検査と医師の判断を基準にしてください。

疾厄宮に天府星があると、太りやすいのか

疾厄宮に天府星があるのを見て、天府星は福が厚いと聞き、太りやすく体型を保ちにくいのかと尋ねる人がいます。この宮が示すのは、ストレスのはけ口が食べることに向かいやすいということで、体質として太るという意味ではありません。食事制限よりも役立つのは、空腹を見分けることです。食べたくなったら、まず水を一杯飲んで十分待ち、それでも食べたければ食べる。これを二週間続ければ、どの空腹が気持ちから来ているのかがわかります。