紫微家

財帛宮の鈴星が表すもの

財帛宮の鈴星(れいせい)を持つ人は、お金の扱いは堅実ですが、黙って損をすることがよくあります。受け取るべきものを受け取らず、言うべきことを言わず、勘定は心の中に積み上がって、最後に一度で精算します。

天機太陰子女庚寅紫微貪狼夫妻辛卯巨門兄弟壬辰天相命癸巳天梁父母甲午廉貞七殺福徳乙未田宅丙申官禄丁酉天同奴僕戊戌武曲破軍遷移身己亥太陽疾厄庚子天府廟鈴星財帛宮辛丑水二局命主 武曲 身主 天同陰女
サンプル命盤:鈴星が財帛宮にある例(あなたの命盤ではありません)

鈴貪と、その他の組み合わせ

財帛宮で鈴星が貪狼と同宮するのは、鈴貪がお金の宮に入る形で、当サイトでは、お金が突然入ってくるが、守りきれるかは別に見る、と読みます。武曲星(ぶごくせい)と同宮すると、お金のことに内にこもる面が加わります。天府と同宮すると、蔵は守れ、鈴星はお金のことを黙って口にしなくなるだけです。

廟旺なら、忍耐がゆっくり貯まる財に変わります。陥なら、気づかない損失や回収できない貸しが多くなります。

ゆっくり貯めて、ゆっくり恨みも積む

大きなお金を使うことはあまりなく、お金はたいてい節約から生まれます。数字をよく覚えていて、誰にいくら貸していて、どの件が未清算かもはっきり分かっていますが、口に出しにくいのです。

相手が自分で気づくだろうと思っているうちに、1年が過ぎ、その件はそのままで、あなたの心にも残り、双方が居心地悪くなります。

黙って催促しないと、お金は消える

あなたは言い出しにくく、相手は知らんぷりをして済ませ、その件は結局なかったことになります。あなたは長く覚えていて、お金と一緒に気持ちまで失います。

爆発するまで我慢して、ようやく一度にすべて持ち出す人もいます。お金は戻っても、関係はなくなってしまいます。

勘定は先に話す

最初に金額、期限、返し方をはっきり言います。先に決まりを話しておくほうが、あとで怒るよりも役に立ちます。

少額でも決まりどおりにし、毎回、前回より少し早く口に出します。あなたが口を開けば、多くの人は実は返してくれます。

財帛宮の鈴星、地劫星はどこにあるか

鈴星と地劫星(ちこうせい)は決して同じ宮に入りません。寅・午・戌年生まれなら、地劫星は決まって鈴星の三合の位置に入り、鈴星が財帛宮なら地劫星は官禄宮です。お金では黙って損をし、仕事の計画も空振りしやすいので、収入は少しずつ埋め合わせていくことになります。それ以外の年に生まれた人は、地劫星が子女宮に入り、お金は後輩や小さなチームのために使われやすく、使っても口にしません。

主星が七殺星(しちさつせい)なら、稼ぐことに懸命で、損をしても争わず、次からは取引相手を替えてしまいます。主星が天機星(てんきせい)なら、お金について細かく考え、いくつもの可能性を計算して、なかなか手を出しません。主星が天府星(てんぷせい)なら、お金は守れていて、損をするのはたいてい人付き合いの面です。

お金のことで擎羊星・陀羅星・地空星に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、ふだんは催促しない貸しを、ある日突然一度に取り立て、態度も強いので、相手は不意を突かれます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、受け取るべきお金が遅れても、あなたも先延ばしにして聞かず、一件の貸しが何年もそのままになります。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、お金が気づかないところから少しずつ流れ出し、一年たってはじめて減っていることに気づきます。毎月一度明細を見るだけで十分です。

鈴星が財帛宮の主星の化忌(かき)に出会うと、気にかかっているそのお金のことを、ずっと切り出せずにいます。金額、日付、どう処理してほしいかを短いメッセージにまとめ、一度ではっきり伝えましょう。そのほうが相手も返事をしやすくなります。

財帛宮に鈴星があると、お金の支払いを待たされやすいのか

財帛宮に得地の鈴星があり、人にお金を貸しても返してもらえないことがよくあるので、この宮のせいかと尋ねる人がいます。財帛宮の鈴星が示すのは、お金のことで言い出しにくく、損をしても黙っているため、借りたお金を後回しにされやすいということで、誰もがあなたにお金を借りっぱなしにするという意味ではありません。小さな金額から練習してみましょう。人に貸した百円は、翌日には声をかける。小さな催促に慣れれば、大きな金額でも言い出せるようになります。