紫微家

夫妻宮の天馬

夫妻宮に天馬星(てんませい)がある人は、恋愛や結婚が移動に引っ張られがちです。出張、通勤、遠距離、あるいは同じ家にいながらそれぞれ忙しい。気持ちが減ったわけではなく、時間がいつも合わないことが難しさです。

兄弟乙卯破軍命丙辰天同父母丁巳武曲天府福徳戊午太陽太陰田宅己未貪狼官禄庚申天機巨門奴僕辛酉紫微天相遷移壬戌天梁疾厄癸亥七殺財帛甲子子女乙丑廉貞廟天馬夫妻宮身甲寅土五局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮の天馬(あなたの命盤ではありません)

天馬星(てんませい)は生まれ年の地支で配置され、寅・申・巳・亥の四つの地支にしか入りません。申子辰年は寅、寅午戌年は申、巳酉丑年は亥、亥卯未年は巳です。夫妻宮に天馬星があれば、その宮は必ず寅・申・巳・亥のどれかです。

いつも先を急いでいる二人

二人の生活には移動が多くあります。出張、通勤、残業、遠距離の往き来。一緒に過ごす時間は、夕食一回、ビデオ通話一回、週末一日といった細切れになりがちです。

それぞれが忙しいことにも慣れています。お互い相手が何に打ち込んでいるか分かっているのでけんかは少ないものの、そのまま別々に暮らしてしまいやすくもあります。

距離を当たり前にしてしまう

二人とも忙しくない日を待っていて、その日がなかなか来ないまま、関係は表面にとどまります。

日々をきちんと回すことが関係への責任だと思っていても、相手が求めているのは、あなたがそこにいることです。

けんかをメッセージで済ませると、表情も口調も見えず、一言で解けた話がこじれていきます。

一緒の時間を予定に入れる

毎週、二人だけの時間を取りましょう。長さは問わず、決まっていることが大切です。時間を先に決めてから、ほかの予定を入れます。

大事な話は会って、または電話で話します。メッセージでは済ませません。距離が遠いほど、声が聞こえることが必要です。

動く前に、行き先、期間、戻る時期を先に伝えます。お互いの居場所が分かれば、心が憶測で乱れずに済みます。

夫妻宮の天馬星、同じ宮の主星で動くのが誰かが決まります

夫妻宮が寅・申にあるときは、同じ宮の主星は紫微星(しびせい)と天府星(てんぷせい)、武曲星(ぶごくせい)と天相星(てんそうせい)、太陽星(たいようせい)と巨門星(こもんせい)がありえます。巳・亥にあるときは、廉貞星(れんていせい)と貪狼星(どんろうせい)、紫微星と七殺星(しちさつせい)、武曲星と破軍星(はぐんせい)、あるいは天同星(てんどうせい)や太陰星(たいいんせい)の単独です。主星が違えば、恋愛の中で動いている人も違います。

武曲星・天相星と同じ宮なら、二人を引き離すのは仕事であることが多く、出張、転勤、交代勤務で、それぞれが仕事のために走り回ります。廉貞星・貪狼星と同じ宮なら、出会いも付き合いも旅先や社交の場で起きることが多く、会う場所がいつも変わります。太陰星と同じ宮なら、動くのはたいてい住まいで、引っ越しや街の移り住みを、家のために二人で一緒にします。

恋愛の天馬星に陀羅・火星・地空・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、一緒に住みたい、同じ街に移りたいと思っても、仕事や家族や手続きに足止めされ続け、離れて暮らす期間が予定より長くなります。火星(かせい)が同じ宮にあると、二人の決断が速く、知り合って間もなく一緒に暮らし始め、思い立ったらすぐ出かけ、話し合うべきことはあとから補います。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、一緒に移住する、一緒に旅暮らしをするといった計画を美しく思い描いても、実際に動くときになって細かいことを何も話していなかったと気づきます。

化忌(かき)が夫妻宮の主星につくと、恋愛は移動に関わることで引っかかりがちです。誰が誰のために街を変えるのか、転勤を受けるのかどうか、といったことです。こうしたことは一度で決めなくてかまいません。まず試しの期間を決め、期限が来たら二人で見直しましょう。

夫妻宮に天馬星があると、遠くへ嫁いだり遠距離恋愛になったりするのか

夫妻宮に天馬星があるのを見て、遠くへ嫁ぐのか、ずっと遠距離恋愛になるのかと尋ねる人がいます。この宮の天馬星が示すのは、二人の恋愛が移動と結びついているということで、よその土地で出会うこともあれば、結婚後に引っ越すことも、それぞれの仕事で出張が多いこともあり、遠くへ嫁ぐとは限りません。どれだけ遠くに住むかは要点ではなく、要点は二人の動く方向がそろっているかどうかです。まず相手にひと言聞いてみましょう。五年後はどこに住みたいか、と。