紫微家

子女宮の天馬

天馬星(てんませい)が子女宮に入ると、子ども、生徒、部下を、体を動かしながら教えるのが向いています。歩きながら話し、やりながら学び、外へ試しに出る余地も与えます。子ども本人の性格は、本人の命盤で見ます。

夫妻乙卯破軍兄弟丙辰天同命丁巳武曲天府父母戊午太陽太陰福徳己未貪狼田宅庚申天機巨門官禄辛酉紫微天相奴僕壬戌天梁遷移癸亥七殺疾厄甲子財帛身乙丑廉貞廟天馬子女宮甲寅土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:子女宮の天馬(あなたの命盤ではありません)

人を育てるのは座って教えるより動くこと

自分がじっとしていられないので、人を育てるときも座って話し続けるのは苦手です。外へ連れていき、自分の手で試させるほうが、聞かせるより効くと感じます。

部下が環境を変えたい、新しいことを試したいと言えば、たいてい認めます。人を引き留めるのは、自由な余地を与えることで、縛っても縛れません。

忙しくて、寄り添う時間が予定に食われる

予定が多く外にいることも多いので、寄り添う時間が予定に食われます。お互いに相手は分かってくれていると思い込み、実際には誰もきちんと話していません。

相手が行きたい道があなたと違うと、焦って無理に引き戻してしまうこともあります。親子や師弟の間で引っ張り合いが始まります。あるいは自分のペースを押し付けて、ついてこられないと集中していないと見なしてしまいます。

余地も、決まった時間も渡す

学びと活動を一緒にします。歩きながら話し、やりながら学ぶほうが、かえって集中が長続きします。

寄り添う時間は決まりにします。毎日、その子だけの時間を少し取るほうが、たまに一日遊びに連れ出すより効果があります。

進む方向は一緒に話し合い、判断の仕方を教えます。最初から選んであげないことです。遠くまで走るのは構いません。家がどこにあるかさえ分かっていれば十分です。

子女宮の天馬星、主星が人を育てるリズムを決めます

天馬星は寅・申・巳・亥にしか入らないので、子女宮がちょうどこの四つの地支のどれかにあるときだけ天馬星に出会います。同じ宮の主星によって、年下の人を育てるリズムが変わります。天機星(てんきせい)・太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、子どもをあちこちに連れて行き、学ぶ環境を変えるのが好きです。七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、年下の人に鍛える場を多く与え、早めに外へ出て挑戦させます。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、動かせはするものの、一歩ごとに先に様子を確かめておきます。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、年下の人を連れてよく出かけ、休日はいつも予定でいっぱいです。

子女宮は、あなたが手がける企画や作品も表します。ここに天馬星があると、作品は外へ持ち出してこそ人の目に触れ、出展、巡回、地域をまたぐ協力など、その場にとどまるものほど機会が少なくなります。

年下の人を育てるときに天馬星へ陀羅・地空・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、子どもを外で試させたいのに、申し込みや転校の手続きで長くかかり、ようやく整ったころには本人の興味が変わっています。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、留学、キャンプ、交換プログラムなど、外を見る機会をたくさん用意してお金も使ったのに、本人は本当は行きたくなかった、ということが起きます。

化忌(かき)が子女宮の主星につくと、年下の人との間で距離に関わることが引っかかりがちです。本人は遠くの学校へ行きたいのにあなたは手放したくない、あるいはあなたが家を空けがちで、本人が寂しく感じている、といったことです。それぞれの心配を口に出してから、双方が受け入れられる距離を話し合いましょう。

子女宮に天馬星があると、子どもは大きくなって遠くへ行くのか

子女宮に天馬星があるのを見て、子どもが大きくなったら遠くへ行き、めったに帰ってこないのではと心配する人がいます。この宮の天馬星が示すのは、あなたの育て方が動きのあるもので、外へ出る余地も与えるということです。家から遠くへ行くかどうかは、その子自身の命盤と選択で決まります。あなたが決められるのは家の雰囲気です。出かけるときは応援され、帰ってくれば歓迎されると分かっていれば、どれだけ遠くへ行ってもよく帰ってきます。子どもが外にいるときは、連絡する時間を決めておき、細かいことは問いたださず、元気にしているかだけを聞きましょう。