疾厄宮の天馬
疾厄宮の天馬星(てんませい)を持つと、体の調子が飛び回る暮らしと結びつきます。ずっと動き、ずっと急ぎ、自分が回復する時間が少なく、疲れも抜けにくくなります。たいていは予定を詰めすぎているのが原因です。
体調は予定についてきます
外にいることが多く、通勤、出張、街から街への移動があります。寝る場所が変わり、食事の時間も乱れ、体のリズムも一緒に乱れます。まだ持ちこたえられるので、問題だとは思っていません。
自分が疲れていることに気づきにくいほうです。物事が次々に来て、とにかく終わらせたいと思い、休みになって初めて、全身の力が出ないと気づきます。
忙しいのを普通にしてしまう
今は止まれない、この時期が過ぎたら、と言い続け、その時期はいつまでも過ぎません。
生活が予定に合わせて動き、夜更かし、不規則な食事、長い座りっぱなしや立ちっぱなしで、決まった休みの時間がありません。
暇になると落ち着かず、予定を詰め込んで、疲れを感じる隙間さえ残しません。
休みもほとんど取りません。休んでも結局仕事は自分に戻ってくると感じているからです。
休みを予定に入れる
出張や忙しい時期には、まず眠る時間を決めてから、ほかの予定を入れます。睡眠は、あなたが最も削ってはいけないものです。
移動の合間は、スマートフォンではなく休むために使います。20分目を閉じるほうが、メッセージを何通か返すより効きます。
毎週一日は予定を入れない日にして、体に本当の空白の日を作ります。
体が疲れたと言ったら早めに切り上げます。予定が片付いてから休もうと思い出すのでは遅いのです。
疾厄宮の天馬星、主星が疲れの出るところを決めます
天馬星は寅・申・巳・亥にしか入らないので、疾厄宮がこの四つの地支にあるときだけ天馬星に出会い、同じ宮の主星によって、動き回る疲れの出るところが変わります。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、昼間に予定を詰め込み、夜になって力が残っていないと気づきます。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、出かけると遊びたくなり、帰ってくると出かける前より疲れています。廉貞星(れんていせい)・貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、接待や夜の付き合いが多く、生活リズムが最も乱れやすくなります。
疾厄宮の天馬星は、回復も移動に合わせて組み立てるよう教えています。外にいるときは体に決まったリズムがないので、家に戻った数日が取り戻す時間です。
動き回る体に陀羅・火星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、外では遅れに生活リズムを乱されがちで、飛行機の時間変更や予定の停滞で、待つ時間のほうが移動よりも消耗します。火星(かせい)が同じ宮にあると、移動を急ぎ、動きは速く休みは少なくなるので、いちばん必要なのは予定をゆるめに組み、一日に三か所も回らないことです。
化忌(かき)が疾厄宮の主星につくと、移動続きのせいで、睡眠や食事の時間など、生活リズムのことがひとつなかなか整いません。出張には家での習慣をいくつか持っていきましょう。同じ朝食をとる、寝る前に同じ音楽を聞く、といったことで、体がついていきやすくなります。
疾厄宮に天馬星があると、出張の多い仕事は向かないのか
疾厄宮に天馬星があるのを見て、出張が多いと体を壊すのではと心配する人がいます。当サイトの読み方では、この宮の天馬星は、疲れが移動と結びつきやすいことを示しているだけで、出張してはいけないという意味ではありません。体の状態は実際の検査と医師の判断を基準にしてください。出張はしてかまいませんが、毎回帰ってきた最初の一日は軽い用事だけにして、体が回復する時間をとりましょう。出張を減らすより現実的です。長距離の移動では、ときどき立ち上がって歩き、水を飲むことも、体を予定についていかせる小さな決まりです。