兄弟宮の天馬
天馬星(てんませい)が兄弟宮に入ると、きょうだいや同期の間で、外へ出ていくのはたいていあなたです。街を変え、仕事を変え、会うよりメッセージで連絡する時間のほうが長くなります。気持ちは変わらないのに、人は各地に散らばります。きょうだい本人の性格は、その人自身の命盤で見ます。
暮らしがずっと動いています
きょうだいや同期との間では、どちらかが遠方にいることが多いでしょう。進学、就職、結婚で、集まれる時間は多くありません。メッセージや電話、年末年始の数日で関係をつないでいます。
身近な同世代の輪も入れ替わりが早めです。一緒に仕事をした人、同じ家に住んだ人は、出会うとすぐに親しくなり、離れるときもあっさりしています。
離れている期間が長くなると疎遠になる
気持ちは距離で薄れないと思っていても、忙しくなるとメッセージを返さず、気づけば半年が過ぎています。
みんな元気でも、誰も自分から連絡せず、関係は年始のあいさつだけになっていきます。
普段は連絡せず、用があるときだけ声をかけていると、やがて相手も冷めていきます。
連絡を決まりにする
決まった時間を約束しましょう。週に一度の電話、月に一度の食事など。関係も予定と同じで、組み込んでおいて初めて実現します。
言いたいことは会うまで待たずに直接伝えます。距離はもう十分に遠いので、間に誤解が育つのは避けたいところです。
一時期の仲間と、一生つながる家族とを見分けます。時間は後者に多めに回しましょう。
兄弟宮の天馬星、生まれ年の十二支と同じ宮の主星を見ます
天馬星は生まれ年の十二支で決まります。申・子・辰年(さる・ね・たつ年)生まれなら寅、寅・午・戌年(とら・うま・いぬ年)なら申、巳・酉・丑年(へび・とり・うし年)なら亥、亥・卯・未年(い・う・ひつじ年)なら巳です。兄弟宮がちょうどその地支なら天馬星はここに入り、同世代との関係にはよく距離がはさまります。
同じ宮の主星が、その距離の形を決めます。太陽星(たいようせい)・巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、考え方の違いでそれぞれの道に進みがちですが、離れてからのほうがかえって話せます。廉貞星(れんていせい)・貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、同世代の友人の輪はにぎやかで、集まるのも散るのも速いです。天同星(てんどうせい)・天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、きょうだいはそれぞれ別の土地にいて、あなたが自分から電話をかけて様子を聞く役です。紫微星(しびせい)・七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、同世代の中でまっさきに外へ出て挑戦するのがあなたです。
同世代の天馬星に鈴星・地劫・化忌が重なるとき
鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、きょうだいとの距離は地理だけでなく、心の中にも話せていないことがあり、ふだんは触れないのに、会うと空気が固くなります。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、同世代と一緒にお金を出すことが空振りしがちで、ルームシェアも共同事業も共同購入も、最後はあなたが一人分多く出すことになります。
化忌(かき)が兄弟宮の主星につくと、きょうだいの間でひとつのことが引っかかりがちで、多くは誰が家に残り、誰が外へ出るかに関わります。残った人は大変だと感じ、出た人は責められていると感じます。誰がより多く尽くしたかを争うより、それぞれの事情を話すほうが役に立ちます。交代にするのもひとつの手で、今年はあなたが多めに実家へ帰り、来年は相手に代わってもらいます。
兄弟宮に天馬星があると、きょうだいは各地に散らばるのか
兄弟宮に天馬星があるのを見て、きょうだいが大人になるとみんな遠くに住むのかと尋ねる人がいます。この宮の天馬星が示すのは、同世代との関係がいつも移動とともにあるということで、進学、仕事、結婚で、会う機会が細切れになります。実際にどこに住むかは、きょうだい自身の命盤と人生の選択で決まります。あなたにできるのは、みんなが戻ってくる理由をひとつ残しておくことです。毎年決まってひとつの行事を一緒に開く、一緒に遠出をするといった共通のことがあれば、どれだけ離れていても接点が残ります。