子女宮の天魁星が表すもの
子女宮に天魁星(てんかいせい)がある人は、年下や生徒を導くことを厭わず、彼らのために扉を開き、信頼もされやすい人です。ただ、自分の期待を一緒に彼らに載せてしまいがちです。子ども本人の性格は、本人の命盤で見ます。
導き方は引き立てで、あれこれ口を出すことは少ない
見込みのある年下の人を見ると、最初の反応は、その人をふさわしい人に紹介し、舞台に立つ機会を与えることです。細部を見張るとは限りませんが、扉を開き、相手が間違えたときにももう一度機会を残します。
子どもや生徒には、道理を話し、余地を残すので、困りごとがあるとき、相手は比較的あなたを訪ねやすくなります。何かあれば戻ってこられる目上の人になることも、いとわないでしょう。
期待を人に託しすぎる
相手のために機会を探し、代わりに話し、本人が自分で出すべき手紙まで代わりに出してしまうと、相手は練習の機会を一回失います。あなたが前に出れば、本人は自分で口を開かなくてすみます。
育てた人が上へ進み、振り返って助けてくれるのを待ちます。忙しくなって振り返らなければ、覚えてもらえていないと感じます。人を育てることに見返りの保証はもともとなく、投資のように期待すれば、失望はいずれ訪れます。
機会を与え、最後まで本人に歩かせる
紹介したら一歩引き、本人に後ろの道を歩ききらせます。相手が尋ねてきたときに、経験をはっきり伝えるだけでよく、決定まで代わりに下す必要はありません。
与えられるものと与えられないものを先に明確に伝えます。年下の人が求めているのは、あなたの判断と評判で、本人のことをあなたがすべて背負う必要はなく、本人が出るべき場では本人が出ます。
子女宮の天魁星、天鉞星はどこか
甲・戊・庚の年生まれで天魁星が子女宮にあるとき、天鉞星(てんえつせい)は向かいの田宅宮にあり、子どもにも家にも目を配ってくれる人がいます。年長の人がよく子どもの世話をしてくれ、家を買う、引っ越すといったときにも力を貸してくれます。乙・己・辛の年生まれなら、天鉞星は奴僕宮にあり、子女宮と同じ組になります。あなたが育てる年下は友人の紹介で機会を得ることが多く、友人もあなたの子どもや生徒の推薦を引き受けてくれます。
丙・丁の年生まれなら、天鉞星は疾厄宮にあり、二つの星が財帛宮を挟みます。収入が人を育てることや教えることと結びつきやすくなります。壬・癸の年生まれなら、天鉞星は兄弟宮にあり、二つの星が夫妻宮を挟みます。あなたとパートナーのことを、きょうだいも年下も気にかけてくれます。
年下の指導に火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
火星(かせい)か鈴星(れいせい)が天魁星と一緒に子女宮に入ると、年下のために機会をつかもうとして急ぎがちで、相手の準備ができる前に申し込みを済ませてしまいます。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、年下のために描く道は理想的でも、実際にはうまく進まないことが多く、地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、年下のために使ったお金や義理が、期待した結果につながらないことがよくあります。
子女宮の主星が化忌になると、ある年下のことがとりわけ気にかかります。天魁星が示すのはその子のために扉を開ける気持ちですが、扉が開いたら、中へは本人に歩いて入らせてください。
子女宮に天魁星があると、子どもは将来貴人に恵まれるのか
子女宮に天魁星があると、子どもが将来出世し、貴人に助けられるのか、とよく聞かれます。子女宮が示すのはあなたの年下への接し方で、子ども自身の巡り合わせはその子の命盤で見ます。天魁星がここにあるのは、あなたが年下の貴人になって、人を紹介し機会を探してあげたいと思っているということです。あなたの手助けは、その子たちの最初の人脈になります。まず、子どもやあなたが指導する新人に、いまいちばん会ってみたいのはどんな人かを聞き、一度つないであげられるか考えてみてください。