田宅宮の火星が表すもの
田宅宮の火星(かせい)を持つと、家を見て決めるのが早く、引っ越しも言い出したらすぐです。家の中でも声が大きく、住まいの変動が多く、難しいのは一か所に長く住むことです。
主星と輝度が、この配置をどう変えるか
田宅宮で火星が貪狼星(どんろうせい)に出会うと、不動産の取得や引っ越しの機会が突然来ることが多くなります。破軍星(はぐんせい)に出会うと、家の変動と改装が多くなります。天府星(てんぷせい)や太陰星(たいいんせい)のような庫を守る星に出会うと、家の土台はやはり守られ、火星は決断を早くするだけです。
廟旺のときは、決断が早くても、たいてい的確です。陥地のときは、衝動的に契約して、住んでから後悔しやすくなります。家庭での火と電気の扱いに気を配ることを、良い習慣にすれば十分です。
動くと決めたら、すぐ動く
家についての決断はとても早く、気に入った一軒があればすぐ契約したくなり、合わないと思えばすぐ引っ越したくなります。妥協にあまり耐えられず、行動力はほとんどの人より強く、そのために少し授業料を多く払うこともよくあります。
家の中での話し方も熱く、言いたいことはその場で言い、声も大きく、言い合いが済めばそれで終わりです。外の人にはうるさく感じられても、あなた自身は慣れています。
衝動的に買い、急いで引っ越す
一度見ただけで決めるのが、最も費用がかかります。家は長く住むためのもので、そのときの感覚が三年持つとは限りません。
引っ越してから合わなかったと気づくこともよくあります。学区、通勤、近隣といった事柄は、急いで引っ越すときに最も漏れやすく、住んでから、毎日一時間余計にかかると分かります。
決めるのは早くても、内見はゆっくり
気に入った家は、少なくとも二回、昼と夜に一回ずつ見ます。日当たり、騒音、近隣は、特定の時間帯にならないと分かりません。
引っ越す前に、近くで一日過ごし、通勤ルートを一度歩きます。確認に一日余分にかければ、引っ越しを一回減らせます。
田宅宮の火星、地劫星が兄弟宮に入ることもあります
巳・酉・丑年生まれなら、地劫星(ちこうせい)は決まって火星の三合の位置に入り、火星が田宅宮なら地劫星は兄弟宮です。家のことは決めるのが速いのに、きょうだいとのお金は空振りしやすいので、実家のことでお金の話になる前に、それぞれがいくら出すかをはっきり書いておきましょう。
申・子・辰年生まれなら、兄弟宮に入るのは鈴星(れいせい)です。家の中では熱く言い争うのに、きょうだいとは冷えていて、どちらも先に連絡しません。主星が寅・申の紫微星(しびせい)・天府星(てんぷせい)で火星が加わると、家についての計画が大きく、決めたとたんに最高のものにしたくなります。主星が子・午の天同星(てんどうせい)・太陰星(たいいんせい)なら、家ではふだん穏やかで、あなたがかっとなった数回のことを、家族ははっきり覚えています。
家で擎羊星・陀羅星・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、家での言葉が急で硬く、ひと言で一晩誰も口をきかなくなるほどのけんかになります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、早く引っ越したい、早く直したいのに、手続きや家族の同意でずっと止まっています。
火星が田宅宮の主星の化忌(かき)に出会うと、家で気にかかるのは住宅ローンや住まいの段取りであることが多く、すぐに片づけたくなります。三か月待つのと今片づけるのとでいくら違うかを先に計算し、大差がなければ急がなくてかまいません。
田宅宮の火星が陥だと、一生家を持てないのか
田宅宮が貪狼星(どんろうせい)と文昌星(もんしょうせい)と火星で、火星が陥のため、お金が出たり入ったりすると言われ、一生家を買えないのではと心配する人がいます。田宅宮の火星が示すのは、家についての決断が速く、住まいが変わることが多いということで、陥のときは勢いで動く面が強くなりますが、家を持てるかどうかとは別の話です。この宮で貪狼星と火星が一緒になると、不動産を手に入れる機会が突然来ることがよくあります。頭金を先に用意して、手をつけない口座に入れておきましょう。機会が来たとき、あなたの速さに元手が備わります。