紫微家

兄弟宮の地劫星が表すもの

地劫星(ちこうせい)が兄弟宮に入ると、きょうだいや同期との付き合いは来たり去ったりします。いつの間にか薄れていく関係もありますが、あなたはそうした出入りを割り切って見ています。きょうだい本人の性格は、その人自身の命盤で見ます。

天府命丁卯太陰父母戊辰廉貞貪狼福徳己巳巨門田宅庚午天相官禄辛未天同天梁奴僕壬申武曲七殺遷移身癸酉太陽疾厄甲戌財帛乙亥天機子女丙子紫微破軍夫妻丁丑地劫兄弟宮丙寅火六局命主 文曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:地劫が兄弟宮にある例(あなたの命盤ではありません)

同世代の出入りを、割り切って見る

引っ越し、転職、一度の誤解で、同世代との付き合いは薄れていくことがあります。割り切っていて、自分から人を引き戻すことはほとんどありません。

きょうだいとの関係は、それぞれ無事ならいいという形に向かいます。ものを分けるときにもめることはなく、一族の比べ合いにもあまり参加しないので、多くの面倒が省けます。その代わりに、相手の暮らしの中で、あなたはだんだん名前だけの存在になっていきます。

同世代への期待はもともと低く、傷つくことも少なめです。相談相手を探すとき、きょうだいを最初に思い浮かべることはほとんどなく、お互いに探し合う習慣が育っていないだけです。

相談できる人がいなくなるほど、散ってしまう

合えば付き合い、合わなければ離れるので、そのうちに、心の内を話せる人がいなくなります。

あとひとことで済んだ関係もあります。成り行きに任せようと思っているうちに、連絡しようと思ったときには間に合わなくなっています。

残したい人には、一度こちらから動く

すべての人を残す必要はありません。大切な一人か二人には自分から声をかけます。関係が残るのは、声を出す人がいるからです。

誤解は早めに話します。きょうだいや同期の間のわだかまりは、たいてい大きくなく、双方が待っているだけです。

兄弟宮の地劫星、同じ宮の主星で同世代との間で欠けるものが変わります

武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、きょうだいや同期との付き合いにお金が絡みやすく、共同出資、貸し借り、一緒の買い物など、精算のときにいちばん問題が起こりがちです。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、付き合いは楽しいのに、一緒に約束したことが空振りしやすく、旅行や集まりが延期を重ねます。巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、誤解が多く、ひと言が人づてに回り、最後には誰が最初に言ったのか誰にもわからなくなります。

兄弟宮は、同僚や同級生のような対等な相手も表します。地劫星がここにあると、同世代の間で差し出すものが受け取るものより多くなりがちで、代わりにシフトに入り、後始末を手伝っても、手柄はほかの人のものになります。

地空星(ちくうせい)がどこにあるかは生まれた時刻で決まります。子の刻・午の刻生まれなら地空星も兄弟宮にあり、同世代との計画が口約束で終わりやすくなります。卯の刻・酉の刻生まれなら地空星は向かいの奴僕宮にあり、友人の輪でも同じような目減りが起こります。

同世代との付き合いが擎羊・陀羅・化忌に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、同世代との精算をするとすぐ言い合いになり、誰が少し多く出した、誰が少なく受け取ったと計算していくうちに、関係が傷つきます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、貸したお金や物がなかなか返ってこず、あなたが催促しづらいので、相手もそのまま引き延ばします。

兄弟宮の主星に化忌(かき)がつくと、きょうだいとの間にずっと気にかかることがひとつあり、お金のこともあれば、親の世話の分担のこともあります。地劫星のせいで先に譲るのが習慣になっていますが、譲った結果、心に恨みが残るなら割に合いません。自分が出せる上限を、言葉にして伝えてください。

兄弟宮に地劫星があると、きょうだいは借りたお金を返さないのか

兄弟宮に地劫星があると、きょうだいが借りたお金を返さないということか、だから怖くて貸せない、と聞く人がいます。この宮の地劫星が表すのは、同世代との付き合いに目減りが起こりやすく、お金も時間も義理も少しずつ欠けることがあるということで、毎回返ってこないという意味ではありません。現実的なのは、貸す前に、もし返ってこなかったら自分は耐えられるかを考えておくことです。耐えられる額だけ貸し、耐えられない額なら「今は難しい」とはっきり伝えます。そうすれば、貸したお金の返済が長引いても、きょうだいの関係までは壊れません。