父母宮の地劫星が表すもの
地劫星(ちこうせい)が父母宮に入ると、何でも自分の力でこなすことが習慣になり、目上の人や先生にあまり助けを求めません。目上の人自身がどんな人かは、その人の命盤で見ます。
自分でやることに慣れている
自立していて、何かあるとまず自分でどう解決するかを考え、上の人を頼ることはあまりしません。自分の力でここまで来たのですから、これからは人にもあなたに親切にする機会を与えられます。
不平も言わず、甘えることもあまりしません。自分で解決することに慣れ、人が代わりに前に出てくれることを期待しないことにも慣れて、そのうちに助けを求めること自体がぎこちなく感じられます。
自立が、助けを求めないことになる
助けを求めることに慣れておらず、誰かに助けてほしいときも自分で支え、そのうちに周りの人は本当にあなたが必要としていないと思い込みます。
上の人に期待しないために、人の厚意も受け取りにくくなり、人があなたに親切にすると、最初に浮かぶのは早く返さなければという思いです。
人が親切にすることを、許す
自分でやることと、人に手伝ってもらうことは両立できます。助けを受け取ることも、人をあなたの暮らしに入れることで、借りとは言えません。
以前に手に入らなかったものは、今は自分で補えますし、それにふさわしい人と一緒に補うこともできます。
父母宮の地劫星、同じ宮の主星で目上との距離が変わります
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、目上はあなたに優しいのに、時間や力をほかのことに取られがちで、あなたは小さい頃から自分で片づけることに慣れています。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、目上はあなたを守りたいのに、その守りが肝心なときに役立たないことがあります。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、目上の支えは実際的なものが多い一方で変数もあり、約束された援助が直前で変わることがあります。
天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、目上との付き合いは気楽ですが、目上の約束がうやむやになりがちで、あなたはあまり期待しないことを覚えます。
父母宮は、書類や試験も表します。地劫星と文昌星(もんしょうせい)・文曲星(もんごくせい)は、三方四正(さんぽうしせい、本宮・向かいの宮・三合の宮)で決して出会いません。これは星の配置の計算で決まることで、地劫星が父母宮にあるとき、文昌星・文曲星はこの組の宮には入りません。勉強、試験、書類の申請は、自分で準備し自分で手続きを進めることが多く、借りられる既成の資源は少なめです。
目上との間が擎羊・陀羅・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、目上とぶつかりやすく、特にお金や大きな決断のときに、どちらも譲りません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目上との間のことが長く引きずられ、言いたいことをずっと言えず、聞きたいことをずっと聞けずにいます。
父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上についてずっと気にかかることがひとつあり、相手の生活リズムか、相手の期待かもしれません。地劫星のせいで自分で片づけるのが習慣になっていますが、この件は相手と話す必要があります。特別でない普通の日を選んで、口に出してください。
父母宮に地劫星があると、試験や申請でつまずきやすいのか
父母宮に地劫星があるのを見て、試験や申請、書類の手続きでつまずきやすいのではと心配する人がいます。父母宮の地劫星が表すのは、書類と目上という筋の資源が少し欠けやすいということで、書類が差し戻される、申請に追加書類が要る、目上が力になれない、といった形をとりますが、試験に受からないという意味ではありません。準備は人より少し余裕を持つことです。申し込みは早めに、書類は一部多めに用意し、大事な申請は先に規定をしっかり確かめておきましょう。こうしたことをしておけば、つまずく機会はずっと減り、自分で手続きを最後までやり通した経験は、あとでも役に立ちます。目上からの資源が少し少ないぶん、あなた自身の力が少し多く育ちます。