紫微家

財帛宮の地劫星が表すもの

財帛宮の地劫星(ちこうせい)を持つと、入ってくるお金が思いがけない出来事でまとまって減りやすく、投資でも突発的な変化にぶつかりがちです。手元のお金は、予想外の出費に備えて見ておきます。

七殺兄弟壬寅天同命身癸卯武曲父母甲辰太陽福徳乙巳破軍田宅丙午天機官禄丁未紫微天府奴僕戊申太陰遷移己酉貪狼疾厄庚戌廉貞天相子女壬子天梁夫妻癸丑巨門旺地劫財帛宮辛亥金四局命主 文曲 身主 天梁陽女
サンプル命盤:地劫が財帛宮にある例(あなたの命盤ではありません)

入りも出もあり、起伏が人より大きい

収入にむらがあり、まとまって入る時もあれば、数か月ほとんど入らない時もあります。慣れてはいても、このリズムは計画が立てにくいものです。

賭けにも出やすい面があります。機会を見ると思い切って張り、勝つときは早く、負けるときも一度にかなり失います。

お金に対する態度は大多数の人よりゆるく、失ったときの回復も人より早いです。足りないのは、手をつけないお金と安定した収入です。この二つがあれば、臨機応変に動く力が穴埋めの連続にならずに済みます。

一度の突発的な出費で空になる

稼ぐときは貯めず、ひとつの変事で全部ゼロに戻ります。

自分が見誤るとは思わず、損切りを先延ばしにして、最後には元手を失います。

まず守りを固めてから、攻めに出る

少なくとも六か月分の生活費を、動かさないお金として残します。そのうえで機会を考えれば、一度にすべてを失わずに済みます。

投資には、一件ごとに先に損切りの線を決めておきます。変動は耐えられますが、毎回全部を賭けて試す必要はありません。

お金を貸す、保証人になる、共同出資するときは、そのお金が戻らなくても耐えられるかを先に考えます。地劫星が財帛宮にあると、お金は人情の隙間から漏れていくことが多いのです。

財帛宮の地劫星、同じ宮の主星でお金の漏れる場所が変わります

武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、稼ぐ力はあるのに、お金は大きな額のところで漏れやすく、投資、共同経営、人への貸し付けと、出入りがどれも大きな数字です。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、お金は家の中で漏れ、修繕や家族の急な出費が次々に続きます。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、お金は付き合いや楽しみで漏れ、食事会、旅行、目新しいものと、使うときは気にならないのに、月末になって驚きます。

天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、貯める本能があり、口座は安定して見えますが、一度大きな出費があるととても惜しくなります。思わぬ出費のためのお金を、別に一つ用意しておきましょう。

地劫星が財帛宮にある場合、地空星(ちくうせい)の位置は生まれた時刻で決まります。寅の刻・申の刻生まれなら地空星は官禄宮にあり、仕事の計画が空振りしやすく、収入もそれにつれて不安定になります。辰の刻・戌の刻生まれなら地空星は命宮にあり、お金についての考えが実際より膨らみがちです。

お金の目減りが擎羊・化禄・化忌に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、お金のことで争いが起きやすく、共同経営の分配や貸したお金の取り立てでもめがちなので、条件は先に書面にしておきましょう。化禄(かろく)が財帛宮の主星について地劫星と同じ宮にあると、入るお金も漏れるお金も増えます。多く稼いだ月ほど多く使うので、まず一定額を別の口座に移しておいてください。

財帛宮の主星に化忌(かき)がつくと、お金のことがとても気にかかり、多くは回収できない代金です。地劫星のせいで損をかぶるのに慣れていますが、取り立てるべきお金は取り立てましょう。わかりやすい催促のメッセージを一通送るほうが、胸の中で悩み続けるよりいいはずです。

財帛宮に主星がなく地劫星があると、お金は入っては出ていくのか

財帛宮に主星がなく地劫星だけがあり、ネットの解説を読んで、一生お金が入っては出ていくのではと心配する人がいます。苦労はいとわないけれど、報酬が見合わないのが怖いというのです。財帛宮の地劫星が表すのは、お金の出入りが速く、思わぬところで漏れやすいということで、稼げないという意味ではありません。入っては出ていくかどうかの分かれ目は、手元に残せるかどうかです。お金が入ったらすぐに分けましょう。生活費、定期の貯金、緊急用の三つの口座に分け、貯金の分は給料が入った時点で自動的に移します。報酬が見合うかどうかは、仕事で条件を交渉するかどうかで決まり、この星とは関係ありません。