財帛宮の文昌星が表すもの
財帛宮の文昌星(もんしょうせい)を持つと、お金の多くは、資格、専門的な書類、書いて形にできるもので稼ぐことになります。見積書は明確に書かれ、契約書の条項も細かく見ます。
お金は、紙と一緒に入ってくる
資格、執筆、教えること、翻訳、コピーライティング、事務の専門など、物事をはっきり書く必要のある仕事でお金を得るのに向いています。正式な見積もりを出し、サービスの範囲を書ければ、あなたの価格はより納得されやすくなります。
お金のことを記録に残す習慣があります。領収書、明細、やり取りのメッセージを保存してあり、照合するときに出せます。
紙面だけを信じ、相場を聞かない
条項は細かく見ているのに、相手の支払い習慣は聞いておらず、契約書はきれいに書かれていても、お金は同じように遅れます。
資格や学歴がひとりでに収入をもたらすと思い、本を読み、資格を取っても、価格の交渉には行かないことがあります。辛の年に生まれると文昌星が化忌になり、契約、領収書、証明書の小さなミスが、お金の損失になりやすくなります。
書類を整えたら、きちんと請求する
見積書には範囲、納期、支払日を明記し、送る前にもう一度自分で金額や数字を確認します。
新しい資格を取るたびに、一度相場を聞き、それを見積もりに書き込みます。期限が来ても入金されないお金は、契約書の日付どおりにそのままリマインドします。
財帛宮の文昌星、廟と陥と化科
文昌星が巳・酉・丑で廟となると、専門的な書類で稼ぐのがいちばん順調です。見積書はひと目で分かり、契約の条項も明快なので、客は気持ちよく支払い、細かい点で値段交渉を繰り返すことも少なくなります。卯・未・亥では利益にとどまり、専門性はあるのに見積もりが控えめすぎて、同じ仕事でも相場より安く受け取りがちです。
文昌星が寅・午・戌で陥となると、お金が書類で引っかかりがちです。請求書の誤り、振込口座の書き間違い、契約書の条項漏れなどで、受け取るはずのお金が何週間も遅れて届きます。
丙年生まれで文昌星が化科となって財帛宮に入ると、資格と専門家としての評判がそのまま収入になり、試験、出版、講演で稼ぐ人にいちばんはっきり表れます。評判のおかげで依頼が増えたら、料金も評判に合わせて上げることを忘れないでください。
お金に陀羅星・擎羊星・文曲星が重なるとき
陀羅星(だらせい)が文昌星と一緒に財帛宮に入ると、契約書は読めるのに、細かく読むのを後回しにしがちで、いちばん慣れているところでかえって誤りが出ます。たとえば自動更新の条項を見落として、一年分余計に払ってしまうようなことです。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、お金の話では条項を一字も譲らず、取引はまとまっても、相手はあなたと組むのは疲れると感じます。条項は守ってかまいませんが、口調は少し柔らかくしてください。
文曲星(もんごくせい)が文昌星と一緒に財帛宮に入ると、書くことも話すこともでき、稼ぎ方も、書きながら話すという形になりがちです。原稿を書いて講演もする、講座を作って読書会も開く、といった具合です。この形になるのは、卯の刻か酉の刻に生まれ、財帛宮が未か丑にある人です。
財帛宮に文昌星があると、資格で稼げるのか
財帛宮に文昌星があると、資格を取ったり大学院に進んだりすれば稼げるようになるのか、とよく聞かれます。文昌星が示すのは、あなたのお金が専門的な書類、資格、書いたものと結びついているということで、資格は入場券であって収入ではありません。収入にするには、資格を人がお金を払いたくなるサービスに変える必要があります。まず、持っている資格を一つずつ一行で書き、その横にそれで客のどんな問題を解決できるかを書いてください。書けない資格については、さらにお金をかけて勉強するのはいったんやめておきましょう。