紫微家

財帛宮の天鉞星が表すもの

財帛宮の天鉞星(てんえつせい)を持つと、誰かがひそかに案件を紹介したり、値段交渉を助けたり、行き詰まったときに先にお金を貸してくれたりします。恩恵は表に出なくても実際的ですが、借りができたままだと清算を言い出しにくくなります。

紫微貪狼子女辛卯巨門夫妻身壬辰天相兄弟癸巳天梁命甲午廉貞七殺父母乙未福徳丙申田宅丁酉天同官禄戊戌武曲破軍奴僕己亥太陽遷移庚子天府疾厄辛丑天機得太陰旺天鉞財帛宮庚寅金四局命主 破軍 身主 天同陰女
サンプル命盤:天鉞が財帛宮にある例(あなたの命盤ではありません)

恩恵は、静かにやってくることが多い

収入の一部は、人の何気ない好意から来ます。友人が案件を教えてくれる、前の上司があなたを思い出す、家族が先にお金を立て替えてくれる。こうした機会は告知されず、履歴書にも書かれませんが、あなたには実際的なものです。

自分から資源を頼むのは得意ではなく、多くは、あなたが必要としているのを見て、人が出してくれます。値段も、誰かがそばで一言添えてくれたおかげでまとまることが多いのです。

借りがあって、計算を言い出せない

相手に助けてもらったので、催促しにくく、条件の話もできず、受け取るべきものを先延ばしにし、最後に損をするのは自分です。

毎回、人の何気ない好意を待ち、自分では開拓しないと、誰もあなたを思い出さない日に収入が止まり、誰に聞けばよいかも分かりません。

恩は覚えておき、勘定も清算する

助けは助け、契約は契約です。相手が紹介してくれたからといって、その後の条件が話し合えないわけではなく、書くべきことは書きます。自分がやるべき部分もきちんとやってこそ、人も気兼ねなくあなたのために話せます。

自分にも、人に頼らない収入の筋を一本持ちます。最初は小さくても構いません。人がひそかに助けてくれるものは、突発の事態のために残しておきます。

財帛宮の天鉞星、丁年生まれはほかの年と違います

丁年生まれの人は、天鉞星が財帛宮の酉に入り、陀羅星(だらせい)は官禄宮に、禄存星(ろくぞんせい)は奴僕宮に、擎羊星(けいようせい)は遷移宮に入ります。友人の側には確かな資源がありますが、仕事の入金は手続きで止まりがちで、外で商談をするとぶつかりやすくなります。

甲・乙・辛・癸年生まれなら、陀羅星は向かいの福徳宮に、擎羊星は官禄宮に入ります。お金が入るときは手を貸してくれる人がいても、心はなかなか落ち着かず、仕事では値段を強気で交渉しなければならない場面がよくあります。自分がどちらに当たるかを知っておくと、手助けがどこで止まりやすいかが分かります。

庚年生まれなら、陀羅星は天鉞星と同じく財帛宮の未に入り、禄存星は子女宮に入ります。お金の入りは遅く、支払いが相手の手元で止まりがちですが、年下の側や自分で手がける副業は守りが固くなります。

財帛宮の天鉞星に火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき

火星(かせい)が財帛宮に同居すると、紹介された話は急ぎで、その日のうちに決めてほしいと言われることが多く、値段を確かめる前に引き受けてしまいます。鈴星(れいせい)が同居すると、入金のことを黙ったまま聞かずにいて、月末になってから一件受け取り損ねていたと気づきます。地空星(ちくうせい)が同居すると、誰かが陰でまとめてくれた条件はよく見えても、実際に形になるのは半分ほどで、地劫星(ちこうせい)が同居すると、義理で引き受けた仕事は、働いた分より受け取る分が少なくなりがちです。

財帛宮の主星に化忌(かき)がつくと、あるお金のことがずっと気にかかり、たいていは言い出しにくくて請求できずにいるお金です。天鉞星があれば、陰で代わりに聞いてくれる人はいますが、請求のメッセージは自分で送りましょう。

財帛宮の天鉞星、お金を届けてくれる人がよく現れるのか

財帛宮に天鉞星があると、思いがけない収入があったり、誰かが自分からお金を届けてくれたりするのかと聞かれることがよくあります。財帛宮の天鉞星は、稼ぐ機会が人の紹介を通して内々に来やすく、値段についても誰かがひと言添えてくれることが多いという意味で、お金がひとりでに入るとは言っていません。紹介された機会は、あなたがきちんと仕事をしてこそ次につながります。今年人の紹介で入った収入を書き出し、どの人に直接お礼を言うべきかを見てみましょう。