奴僕宮の文昌星が表すもの
奴僕宮の文昌星(もんしょうせい)を持つと、友人や同僚、協力相手に何かあれば、まずあなたに相談が来ます。アイデアを出し、資料を調べ、手立てを考えるうちに、無料の相談役になってしまいます。
輪の中での、相談役という役割
誰かに難しい問題があると、まずあなたに聞くのが習慣になり、あなたも本当に真剣に考えて、問題をいくつかの道に分けてあげることがよくあります。威張ることはなく、方法や情報を喜んで分けます。
協力では、頭を使う側に向いています。計画、分析、資源探しをして、会議のあとには議論を数点の結論にまとめて、みんなに送ります。正面からぶつかる交渉には、あまり向きません。
便利屋になり、自分のことは誰も見てくれない
人のことは何でも分かっているのに、自分のことは誰も手伝ってくれません。
聞くだけ聞いて去る人もいて、あなたは他人の難題を家に持ち帰り、寝る前にもまだ考えています。
誰の頼みなら助ける価値があるかを見分ける
手伝う前に、二つを見ます。この人は自分でも手を動かすか、この件に期限はあるか。両方ともなければ、まず引き受けません。
人に助けを頼むことも練習します。関係は双方向のものです。あなたが声を出さなければ、人はあなたにも手が必要だと知りません。
奴僕宮の文昌星の輝度と化科・化忌
文昌星が巳・酉・丑で廟となると、あなたは仲間内の整理係で、集まりの記録、共同作業の分担表、グループのお知らせを、どれもきちんと書き上げます。辰・申・子では得地で、整理は上手なのに、友人が慣れてしまって、お礼を言う人はあまりいません。
文昌星が寅・午・戌で陥となると、友人と組むときの書類で問題が起きやすくなります。口約束の取り分を書き残していない、契約書の版が食い違う、といったことで、後になってそれぞれが違うことを言い出します。
丙年生まれで文昌星が化科となって奴僕宮に入ると、友人の間でのあなたの評判は、筋が通っていて書くものが分かりやすいというもので、誰かが後押しや推薦文を頼みたいとき、まずあなたが思い浮かびます。辛年生まれで文昌星が化忌となって奴僕宮に入ると、友人との借用書や共同の契約書がいちばん誤りやすいので、はっきり書いてから署名してください。
友人関係に陀羅星・火星・鈴星・擎羊星が重なるとき
陀羅星(だらせい)が文昌星と一緒に奴僕宮に入ると、友人から契約書のチェックや履歴書の添削を頼まれて引き受けたのに、丁寧に見たいあまり先延ばしにし、それが義理の重荷になってしまいます。火星(かせい)が同じ宮にあると、グループでの発言が速く、長文を送ると思った以上に口調がきつく響き、読んだ友人が嫌な気分になります。
鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、あなたが友人に出した知恵がよく使われるのに、手柄はあなたのものになりません。黙っていても心には残るので、次に手伝う前に、名前をどう出すか、取り分をどうするかを決めておいてください。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、友人の書類を見るとすぐに誤りを見つけ、指摘も速くて率直なので、手伝ったのに相手は面目を失ったと感じます。まず相手がよく書けているところを伝えてから、誤りを指摘してください。
奴僕宮に文昌星があると、友人は教養のある人ばかりなのか
奴僕宮に文昌星があると、付き合う友人は学があって教養のある人が多いのか、とよく聞かれます。この宮に書かれているのは、あなたの友人や同僚との付き合い方です。あなたは筋道を重んじ、整理が好きで、筋の通った人と親しくなりやすいのです。友人自身がどんな人かは、その人たち自身の命盤で見るものです。まず、次に友人から書類を見てほしいと頼まれたら、いちばん確かめたいのはどの部分かを先に聞き、そこだけを見てください。見終わったら意見を三点にまとめて返し、あとは本人に決めてもらってください。