子女宮の文昌星が表すもの
子女宮の文昌星(もんしょうせい)を持つと、子ども、年下の人、生徒、部下を育てるとき、まず教えるのは方法です。どう読むか、どう整理するか、どう仕上げるか。作品やプロジェクトでも、同じように筋道を重んじます。
方法も、考え方も教える
直接答えを与えることはあまりせず、方法を見つけられるように導きます。どう調べ、どう整理し、どう自分の考えをはっきり話すか。覚えるより考えることのほうが大切だと信じています。
用意する教材や作品はたいてい筋道がはっきりしていて、例や、よくある間違いも先に書いてあり、心を込めたことが見て取れます。
要求が多く、褒めることが少ない
相手が八十点を取っても、先に残りの二十点を指摘します。
書式にまで口を出すと、相手が学ぶのは間違いを恐れることになります。見ていられずに取り上げて自分でやり直すと、相手はまた練習の機会をひとつ失います。
先に、できていることを話し、それから直すことを伝える
一度に、すぐ直せる要点をひとつだけ話し、残りは次に回します。正しくできたところは、その場で口に出します。
作品には提出日を決め、時間が来たらまず使える版を出します。あなたが直す回数をひとつ減らせば、相手は練習をひとつ多く積めます。
子女宮の文昌星の輝度と化科・化忌
文昌星が巳・酉・丑で廟となると、後輩への教え方に定評があり、教材、手順、例題を分かりやすく準備するので、その通りにやれば身につきます。辰・申・子では得地で、やり方はあるのに、教え方が完璧すぎて、後輩が自分で考える余地があまり残りません。
文昌星が寅・午・戌で陥となると、後輩の課題や作品の細部がとても気になり、句読点や書式まで直したくなります。後輩は中身を覚える前にあなたの赤ペンを怖がり、質問さえしにくくなります。
丙年生まれで文昌星が化科となって子女宮に入ると、あなたが育てた人や作った作品は評判を得やすく、教育、出版、コンテストで目に留まりやすくなります。辛年生まれで文昌星が化忌となって子女宮に入ると、後輩に関わる書類、申込書、作品の権利関係の資料が誤りやすいので、提出前にもう一度確かめてください。
後輩と作品に火星・陀羅星・擎羊星・文曲星が重なるとき
火星(かせい)が文昌星と一緒に子女宮に入ると、作品の構想を一気にいくつも練り、書き出しもたくさん書くのに、熱が冷めると手放してしまい、仕上がるものは少なく、引き出しには作りかけのものがたまっていきます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、作品の手直しが遅く、原稿を五稿目まで直してもまだ出そうとせず、後輩もあなたの講評を長く待つことになります。
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、作品の評価がとても率直で、正しいものは正しい、間違いは間違いとはっきり言うので、後輩は学ぶことがある一方、言われすぎてもう出したくなくなることもあります。評価する前に、まず相手の工夫に気づいたことを伝え、それから直すところを伝えてください。そうすれば耳を傾けてくれます。
子の刻か午の刻に生まれ、子女宮が辰か戌にある人は、文曲星(もんごくせい)が向かいの田宅宮に入ります。後輩を教えるときはやり方と決まりを重んじるのに、家に帰るとよくしゃべりよく笑う人になります。
子女宮に文昌星の化忌があると、子どもの勉強はうまくいかないのか
子女宮に文昌星の化忌があると、子どもの勉強がうまくいかず、試験で力を出せないのか、とよく聞かれます。本サイトの読み方では、この宮から子どもの成績は分かりません。それは子ども自身の命盤で見るものです。子女宮の文昌星の化忌に書かれているのは、あなたが後輩の勉強や作品や書類をとても気にかけ、細部で引っかかりやすいということです。子どもの勉強がうまくいくかどうかは、やり方と興味に大きく関わります。まず、一週間の勉強の時間割を子ども自身に決めさせ、あなたはその通りにやっているかだけを見て、中身には手を入れないでください。