紫微家

財帛宮の廉貞

財帛宮に廉貞星(れんていせい)がある人は、お金が、注目されることと連動して動きます。外見、才能、人脈がすべてあなたの資産で、稼ぐお金の多くは、イメージ、品、交際と引き換えに得たものです。使うのも、場の体裁を保つためのお金であることが多いです。

貪狼福徳甲寅天機巨門田宅乙卯紫微天相官禄丙辰天梁奴僕丁巳七殺遷移身戊午疾厄己未子女辛酉破軍夫妻壬戌天同兄弟癸亥武曲天府命甲子太陽太陰父母乙丑廉貞廟財帛宮庚申金四局命主 貪狼 身主 文昌陽男
サンプル命盤:廉貞が財帛宮にある例(あなたの命盤ではありません)

財帛宮の廉貞の配置は6通りです。子・午の宮では天相と同宮で、対宮の福徳宮は破軍。丑・未の宮では七殺と同宮で、福徳宮は天府。寅・申の宮では単独で入り、福徳宮は貪狼。卯・酉の宮では破軍と同宮で、福徳宮は天相。辰・戌の宮では天府と同宮で、福徳宮は七殺。巳・亥の宮では貪狼と同宮で、福徳宮には主星がありません。どの配置でも、命宮には必ず武曲があります、三合の官禄宮には必ず紫微があります。

お金は、見られることに付いて動く

審美眼、表現力、接待、個人のスタイルが求められる仕事が向いています。デザイン、演技、広報、ブランド、技で食べていく仕事などです。収入には波が多く、良いときはとても良く、淡いときはとても淡くなります。

場の体裁のためにお金を使うことも惜しまず、服装、おごり、質感は、投資として計算しています。天府と同宮すれば守るのが上手になり、貪狼と同宮すれば稼ぐのも使うのも早くなります。破軍と同宮すれば財務の起伏が最大になり、天相や七殺と同宮すれば、お金の多くは役職や実際の仕事と結びつきます。

体裁が、生活費を食う

イメージを保つ費用は、最も過小評価されやすいものです。服装、集まり、付き合いと、一件ずつは大きくなくても、合わせると重くなります。お金を不確かな機会につぎ込むと、儲かりそうに聞こえても、実際にはただ賭けに出ているだけです。

出費も気分に左右されがちで、気分が良ければ使い、気分が悪くても使い、本当の生活費が、かえって予定に入っていません。

体裁費には、上限を

まず生活費と固定費を引き、それから体裁のためにいくら使えるかを決めます。この順序が逆になると、いくら稼いでも残りません。

協力と貸し借りは、はっきり書き、義理を契約条項の代わりにしません。受け取るべきお金は、その場で受け取ります。言い出しにくいと思う一件は、たいてい取り戻せなくなります。

財帛宮の廉貞星、明るさがお金の入り方を決めます

廉貞星は寅・申で廟となり、単独で財帛宮にあると、収入は専門性と評判で得られ、料金を示すのにも自信があり、客はあなたという人を見て選びます。巳・亥で貪狼星(どんろうせい)と同じ宮に入ると二つとも陥で、お金が付き合いや義理とさらに強く結びつき、入るのは速くても残るものは少なめです。

廉貞星と天府星(てんぷせい)が辰・戌にあるとき、天府星は廟で、稼いだお金を守れる、財帛宮の廉貞星の中で最も安定した形です。廉貞星と七殺星(しちさつせい)が丑・未にあるとき、七殺星は廟、廉貞星は利で、収入は攻めて取りにいくもので、必死に働く時期と休む時期が交互に来て、帳簿の浮き沈みも仕事のリズムに沿います。

財帛宮の廉貞星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)は寅・申・巳・亥に入らないので、廉貞星が単独のときや、廉貞星・貪狼星の財帛宮では出会いません。ほかの地支で擎羊星に出会うと、値段の交渉で譲らず、商談が一、二パーセントの差で止まることがよくあります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、入金が遅れ、契約が書き換えられ、お金が入るまで長く待つことになります。

甲年生まれの人は廉貞星が化禄(かろく)になります。廉貞星がちょうど寅にあれば禄存星(ろくぞんせい)も寅にあり、二つの禄がそろって財帛宮に入る、この宮で最も稼ぎやすい形です。丙年生まれの人は廉貞星が化忌(かき)になり、お金のことが評判のところで止まりがちです。けちだと思われるのが怖くて値上げできず、働いた割に受け取りが少なくなります。この年はまず自分の料金表を決め、相手が知り合いだからといって変えないことです。

財帛宮に廉貞星があると、お金は入るのも出るのも速いのか

財帛宮が廉貞星・貪狼星で、ネットで「横発横破(おうはつおうは、急に得て急に失う)」と書かれているのを見て、お金が貯まらないのではと心配する人がいます。巳・亥の廉貞星・貪狼星は陥で、示しているのは、お金が人付き合いや場と強く結びつき、使い方が気分や体面に左右されやすいということで、お金が貯まらないと予告しているわけではありません。入れやすく引き出しにくい口座を一つ作りましょう。定期預金や、一定期間たたないと動かせない積み立てなどで、お金をまずあなたの手から離しておくのです。