夫妻宮の天刑
夫妻宮に天刑星(てんけいせい)がある人は、恋愛で線引きがはっきりしており、あいまいさや思わせぶりを好みません。雰囲気より言葉にして伝えることを大切にします。決めたら長く守りますが、基準を関係に持ち込みやすくもあります。
天刑星(てんけいせい)は生まれ月で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。天姚星も生まれ月で決まり、必ず天刑星の三合の位置に入るので、天刑星が夫妻宮にあるとき、天姚星は福徳宮にあります。
求めているのは、はっきり言ってもらうこと
推測はあまり我慢できません。相手が何を求め、何に不満なのか、直接言ってほしいと思います。遠回しにされたり、冷戦で伝えられたりすると、いっそう苛立ちます。
関係への誠実さは高く、約束したことは守りますし、相手にも同じことを期待します。この真面目さが、恋愛であなたを頼れる存在にします。
言い方は率直で角があり、同じように基準を持つ人と出会うと、すり合わせの期間が長くなります。二人とも最低ラインをはっきり伝えると、かえってうまくいきます。これは付き合い方の傾向であり、関係の結論ではありません。
理屈を渡し、慰めは渡さない
相手が悲しんでいるときに、あなたは分析しています。言っていることは正しくても、その人はこのとき、まず分かってもらいたいのです。訂正はあとでも構いません。
一度の約束破り、一言のきつい言葉を長く覚えていて、そのため関係が慎重になりすぎます。
境界線をはっきり言うことが大切にしていることだと思っていても、相手は褒められること、なだめられることも必要としています。
先になだめ、それから筋を話す
相手が感情的になっているときは、まず寄り添い、気持ちが落ち着いてから正しさを話します。順序が合っていれば、理屈も耳に入ります。
境界線は先に伝えます。何が良くて何がいけないかを、普段から明確に伝え、踏まれてから宣言することのないようにします。
相手に改善を求めながら、同時に一度の機会を与えます。この二つは一緒にできます。
意見があっても構わず、きちんと言うこともできます。要求と思いやりを一緒に伝えれば、相手に決まりだけが届くことはありません。
卯の刻生まれなら、天刑星は夫妻宮に入ります
卯の刻(午前5時から7時)生まれの人は、天刑星が決まって夫妻宮に入り、月はどの地支に入るかを決めるだけです。この宮の天刑星は、恋愛でいくつかの線を守らせます。約束したことは守る、伝えるべきことは伝える、けんかで昔の話を持ち出さない、といった線です。
主星によって、その線の形が変わります。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、線を明るみに出し、関係の中で何でも話し合えます。巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、こだわるのは相手が口にした言葉で、前後が食い違えばすぐに気づきます。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、恋愛でも家の切り盛り役のように、二人の暮らしの決まりを作り、外からの面倒も相手の代わりに受け止めます。
恋愛の天刑星に陀羅・鈴星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、ひとつの決まりをめぐって二人が長く引っぱり合い、どちらも先に譲らず、問題が習慣のように続いて二人とも疲れます。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、その場では言わずに、相手が線を越えるたびに心の中で記録し、いっぱいになってから一度に持ち出すので、相手には突然に感じられます。
化忌(かき)が夫妻宮の主星につくと、恋愛でひとつのことが引っかかりがちで、多くは約束に関わります。親に会わせると言ったこと、引っ越すと言ったことが、いつまでも果たされません。それを日付のある計画にして話すほうが、本気なのかと何度も問いただすより役に立ちます。
夫妻宮に天刑星があると、相手は堅苦しい人なのか
夫妻宮に天刑星があるのを見て、堅苦しく口うるさい相手に出会うと思い込む人がいます。この宮の天刑星がまず示すのは、関係の中でのあなたの姿です。境界を大切にし、物言いがまっすぐで、約束を重んじます。節度のある振る舞いをし、言ったことを守る人に惹かれやすく、その相手は堅苦しいとは限らず、頼れる人です。二人とも節度を大事にするなら、かえって推し量ることがずっと減ります。相手が実際にどんな人かは、その人自身の命盤で見ます。